トヨタ財団の方が来られました。
8月8日(水)に公益財団法人トヨタ財団のプログラムオフィサーである
楠田健太さんがあおぞら財団に来てくださいました。
トヨタ財団は、2011年度より菜の花プロジェクトを中心とした
「エコでつながる西淀川推進協議会」に2年間助成金を支援してくださっている財団です。
これは、あおぞら財団が事務局となって活動を進めています。
「エコでつながる西淀川推進協議会」は、“2010年度地域社会プログラム”で助成支援を受けており、
トヨタ財団は、このプログラムだけでもその他39件もの団体に助成金を支援しています。
国内に留まらず、インドネシアやアフガニスタンなど国外でのプログラムなど支援は多岐に渡ります。
よかったら、一度HPを覗いてみてくださいね。
http://www.toyotafound.or.jp/(公益財団法人トヨタ財団HP)
この日は、あおぞら財団の小平さん、相澤さん、そしてインターン生の私、田窪同伴のもと、
1年間の「エコでつながる西淀川推進協議会」での取り組みを報告しました。
最初は、この西淀川という地域で環境に対する取り組みを広げたかった一方で、
西淀川よりも外の地域の人のほうが開催したイベントに参加するといった意識の差がありました。
しかし、このプログラムを始め、様々な取り組みのお陰で、
だんだんとこの西淀川の人々の環境への意識が高まってきていること、
そして、それが菜の花プロジェクトで、
佃地区の廃油回収率が10%にまで上昇した結果に結びついていること、
そして2年目の本年度では、さらにこの取り組みを西淀川全体に拡大していきたいこと等を伝えました。
その後、あおぞら財団を出て、実際に廃油回収の拠点場所へ行ってきました。
佃連合振興町会環境衛生部長の津田さんと副部長の阿南さんのお宅にお邪魔してきました。
みなさん、こののぼり見た事ありますか?
(左:部長の津田さん 右:トヨタ財団の楠田さん)
こののぼりが立っている所が、廃油の回収場所になっています。
是非、協力して下さいね。
津田さんのお宅では、終始和やかな雰囲気で、普段からあおぞら財団のスタッフのみなさんと
コミュニケーションをたくさん取っているのだとすぐに感じ取れました。
帰り際には手土産として、芋ケンピをくださいました。
とっても、おいしかったです!
また、阿南さんは、実際回収拠点を取り組む上での工夫や、現状を教えてくださいました。
大変な反面、この回収が1つの楽しみになっているという言葉が印象的でした。
インターンを通じて、あおぞら財団での取り組みは、
環境保護、そして地域づくりを支えているのだと強く感じていました。
しかし、それはこういったトヨタ財団の支援であったり、
地域の人々の協力があってこそのものなのだと思いました。
インターン生 桃山学院大学3回生 田窪千奈未