資料館10周年企画の研究会、第3回目を開きました(9/1)
あおぞら財団付属の西淀川・公害と環境資料館エコミューズが10周年記念企画の研究会が、9月1日(木)に行われました。
今回はあおぞら財団職員・スタッフ、エコミューズ館長小田さん、大阪市立大学除本教授とそのゼミ生、また西淀川公害患者と家族の会会長森脇さんの7名での会議が行われました。
今回の会議では研究会をどのような方向へと持っていくかという話し合いが行われました。
「西淀川の特長ってなんだろう?」といった疑問から、森脇さんの経歴は一体どうなっていたのだろう!ということで年表を見てみたりもしました。
また、今後どのようなことについて調べていこうかという話でも盛り上がっていきました。
また、西淀川公害裁判の頃に取った古いテープ(実際に1980年のもの!)も文字起こしする必要があるだろうといった話もしました。
古い古いテープなので、一度何か違うものに焼かないといけませんねといった話も話題に上がっていました。
他にもエコミューズで所蔵している資料の一部を見ながら相談をすることで、6階の書庫に保存されている資料を見る良いきっかけにもなりました。
いろいろと話が盛り上がってしまいましたが、次の研究会の予定を立ててこの日は終わりになりました。
森脇さんからも裁判当時の聞いたことがない話や、いろいろな意見で盛り上がった研究会でした。
西淀川を、公害を通してではなく、また少し違った視点で見えてくるのはとても楽しかったです。
(松ヶ平)