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全国とつながる! 楽らく呼吸会を環境再生保全機構と共催で実施(9/12)

9月12日(金)、あおぞら財団は「楽らく呼吸会」を環境再生保全機構との共催で開催しました。
テーマは「自己管理、呼吸筋ストレッチ体操およびFeNO測定」。大阪(西淀川区)、川崎、名古屋、岡山の4会場をオンラインでつなぎ、全国から合計55名の方にご参加いただきました(大阪会場は22人)

環境再生保全機構 田中理事よりあいさつ

講師はびわこリハビリテーション専門職大学の千住秀明先生。

今回もわかりやすく実践的なお話をしてくださいました。

過去には治らない病気と言われていたCOPDですが、2022年に呼吸器学会が発行したガイドラインには呼吸リハビリは薬物療法より有効な治療法であると書かれています。呼吸リハビリは息切を軽減する効果があり患者さんのQOL(健康の質)を改善することができます。呼吸リハビリにしっかり取り組むことで、呼吸器疾患があっても生き生きとした生活を送ることができるようになります。

千住先生のお話。勇気づけられます

講話の後は呼吸筋ストレッチ体操。環境再生保全機構の動画を観ながら、4つの会場で同時に体操に取り組みました。

呼吸筋をストレッチすることで、呼吸がしやすくなります

その後、個別コンディショニング指導やFeNO(呼気一酸化窒素濃度)測定も実施。

個別コンディショニング。終わった後は、呼吸がしやすくなったとすっきり顔

「FeNO測定」は、吐いた息に含まれる一酸化窒素(NO)の濃度を測定することで、気道の炎症状態を評価する方法で、ぜん息の診断や状態確認に役立つ検査として注目されています。
1月にも実施していただいたのですが、この検査によって参加者の方の中から呼吸器疾患が新たに見つかった方がいました。呼吸が気になる方は、是非受けてほしい検査です。

参加者からは「体操が気持ちよかった」「自分の呼吸の状態が数値でわかって安心した」「コンディショニングをしてもらって、息がしやすくなった」などの声が寄せられました。

呼吸リハビリの大切さを実感していただける時間となりました。


🌿今後の 楽らく呼吸会スケジュール

興味のある回だけでも、是非、気軽にご参加ください。

次回の楽らく呼吸会は、11月14日(金)に、西淀病院の理学療法士/作業療法士を講師に迎えて、「呼吸リハビリ、じぶんでできる運動、体力測定」をテーマに実施します。

申込みは不要です。直接会場のグリーンルームにお越しください。

日程  テーマ  場所  講師
 第89回  11/14(金)13:30~15:00  呼吸リハビリ、じぶんでできる運動、体力測定  グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室)  西淀病院 理学療法士または作業療法士
 第90回  2026年1/23(金)13:30~15:00  お話会、DVDをみながら呼吸筋ストレッチ体操  開催場所未定  -
 第91回 2026年3/13(金)13:30~15:00  薬について 開催場所未定 ファルマプラン 薬剤師

📌過去の楽らく呼吸会の取り組みについてはこちらをご覧下さい。

お問い合わせはこちら→ TEL.06-6475-8885(あおぞら財団 谷内・鎗山)

 

チラシのpdfデータはこちら

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