堺東でサイクリング!
8/31日
大阪経済大学 3回生 インターンシップ生 稲野 宏樹
大阪府の堺市にある堺市役所で、自転車に関する活動をしているさまざまな団体が交流・連携し、「適正な自転車利用環境づくり」を促進する活動を拡げていくことを目的とする交流会が開催されました。
この交流会は午後2時からなので余裕があり、せっかく自転車のまちといわれる堺市に来たので、この日の午前中に、あおぞら財団の藤江さんとインターンシップ生3人(自分を含む)でサイクリングをすることにしました。
その際、「大阪自転車ホリデー」という本を参考にしました。
この本は、観光名所を紹介し、それらを自転車でめぐるコースを提案しており、地図には「この辺り歩行者とクルマに注意」などのアドバイスが書き込まれています。
この本に載っている堺東駅から海や仁徳陵古墳をめぐるコースを藤江さんとインターンシップ生3人(自分を含む)で走りました。
まず、堺東駅のすぐ近くにある「堺東観光案内所」ではレンタサイクルをしており、そこで自転車を借りました。なんと1台300円です!
しかも、ママチャリだけではありません。さまざまな自転車が用意されています。
カゴのないタイプの自転車もありますが、心配いりません。自転車用のリュック(メッシュになっているので、蒸れにくい)を無料で貸し出しているので、その中に入れれば大丈夫です。さすが、堺市ですね、自転車に力を入れているのが見て取れます。
しかし、荷物の預かりはしていないので、すべてをリュックに詰め込まなければなりません。ただし、リュックは小さめです。私のカバンはリュックより大きかったのであきらめました。
そして、実際にコースを巡ってみると、少し走るたびにさまざまな名所に出会えるようになっていて、14kmという距離を忘れさせてくれます。
まず、見えてくるのが、大阪唯一の路面電車(チンチン電車)「阪堺電車」です。
なんと、貸切にすることができ、さらにオプションでカラオケもできます。
実は、あおぞら財団は道路環境市民塾というイベントの打ち上げの際に、このサービスを利用したそうです。そのときのブログはこちら
路面かどうか分からないので、もう一枚
そして、古い町並みが残る地区で「鉄砲鍛冶屋敷」を発見。
「鉄砲鍛冶屋敷」は、日本で唯一現存する江戸時代の鉄砲鍛冶工場です。
「鉄砲鍛冶屋敷」の前で地図を確認中。
奥にみえる「本願寺堺別院」は、堺市最大の木造建築であり、明治時代には堺県庁として使われたこともある建物です。
「本願寺堺別院」の情報はこちら
そして、海が見えて来ました。
「堺旧港」というところで、「龍女神像」や「旧堺灯台」が見えます。
「旧堺灯台」は、日本で最古の木造様式灯台です。
コースの中盤に入ったので、「かん袋」というお店で休憩をとることにしました。
「かん袋」は、堺の銘菓「くるみ餅」の名店で、メニューが2品しかなく、さらに、お昼時であるにもかかわらず超満員という名店ぶりです。
お茶が飲み放題なので、休憩には最適です。
「かん袋」のホームページはこちら
休憩も終わり、次に『自転車博物館「サイクルセンター」』に行きました。
「サイクルセンター」は、世界でも5本の指に入る規模を持つ博物館です。
中には、天皇に寄贈した自転車や、世界一周した自転車、アメリカ大陸を横断した一輪車、ツール・ド・フランスで優勝した自転車などがあります。
ちなみに、世界一周をした人と、アメリカ大陸を横断した人は日本人で、後者の方は、なんと、中学3年生です!
「サイクルセンター」
を出ると、すぐに、小学校の教科書でも載っている「仁徳陵古墳」が見えてきます。他に、「大仙陵古墳」など、様々な呼び方があります。
その周りをまわってみましたが、どうも実感がわきません。やはり、「仁徳陵古墳」といったらあの形が浮かぶので、同じものだとは思えませんでした。横からでは鍵穴のような形は見えませんので。
「仁徳陵古墳」を周り終わり、スタート地点である「堺東観光案内所」に戻ってきました。
そこで自転車を返却し、サイクリングが終了しました。
その後、4人で昼食をとり、交流会の会場へ向かいました。
交流会のブログはこちら