菜の花畑
菜の花畑の雑草除去作業
8月25日、西淀川高校で畑作業を行いました。
菜の花を収穫した後の畑には雑草が生い茂り、放っておくと次の種植えができません。そこで除去作業の呼びかけを行ったところ、西淀川高校エコ倶楽部のメンバー、淀中学校生徒会のメンバー、そのご家族、西淀川ESD関係者あわせて約15人の方が集まってくれました。
鍬を使い地中深くまで伸びた根っこを掘り起こし、雑草を取り除いていきます。日照りが強く、土が固いため、大変な作業でしたが、皆さん汗を流しながらも、談話を楽しみながら作業を行ってもらえたようです。
畑の上をたくさんのトンボが飛んでいたり、畑からバッタが飛び出したりと、乾ききったグラウンドの片隅の畑に、小さな自然を感じることもできました。
鍬で根から掘り起こします
土が固くて苦労しました
1時間ちょっとの作業でしたが、大人数で作業したおかげで、畑からすっかり雑草が取り除かれました。
こんなにきれいになりました
みなさんおつかれさまです
作業終了後、教室でお茶を飲みながら、自己紹介をしたり、菜の花の取組みについて話し合ったりして、交流を深めました。人数が多く、話が盛り上がったためか、気がつくと畑作業と同じくらいの時間が経っていました。
それぞれの取組みや感想などを語りました
「単純に土いじりは楽しい」という感想がありました。私もそう思います。人と話しながら身体を動かすことは、それだけで楽しいものです。この畑で作られる菜の花は、菜の花プロジェクトを通じて皆さんに環境問題について考える時間をくれます。手をかけて育てる菜の花が、逆に私たちに環境について考えさせてくれるというのは不思議なものですね。
あおぞら財団スタッフ
森井 隆二