7/17(木)楽らく呼吸会で呼吸リハビリをおこないました!(千北診療所)
2014年7月17日(木)、千北診療所で楽らく呼吸会を開催しました。今回は西淀病院から理学療法士の田中さんと笹本さんを講師に迎え、呼吸リハビリと運動をおこないました。参加者は12人(内、患者さん7名(家族の方を含む)、理学療法士2名、スタッフ3名)でした。
最初に、口すぼめ呼吸をおこないました。長く息を吐こう、とがんばりすぎてしまうと逆に咳込んでしまうこともあるので、自分のできるペースでおこなうことが大切です。
そして、おなじみの呼吸体操をしました。
体操の合間に、みなさんの楽しいおしゃべりがぽんぽんと飛び出し、気持ちもリラックス。
「筋肉なんてもうないで~!」「(自分の腕を見て)しわくちゃや!」などなど・・・笑いが絶えない楽しい現場です♪
今回は、手足を動かすゲームに挑戦するため、念入りにストレッチもおこないました。
体をほぐした後は、ダーツゲームに挑戦しました!
マジックテープ式の的に向かって、ダーツ(矢)やボールを投げて、当たった場所の点数の合計をチーム対抗で競いました。
イスに座った体勢で、投げる時に「フーッ」と息を吐きながら投げるのがポイントです。
みなさんなかなかの命中率!「息を吐きながら投げると当たりやすいわ!」という感想も出ていました。
少し水分補給をして休憩をとりながら、次はパターゴルフに挑戦です。座った状態でパターを握り、いつも体操でおこなっている脇腹の筋肉を使う動きで、パターを振ります。
田中さんがお手本を見せてくださいました。小さなゴール(穴)にボールが入るのかなぁ~とみんなで見守る中、2回連続ホールイン!私も入れるぞ~と、熱が入る患者さんたち。
自分の番が終わった後も、他のメンバーのプレイをあたたかく、そして必死で見守るみなさんの姿が印象的でした。ゴールできるかどうかよりも、やっぱり、お互いに声をかけあって楽しみながら取り組める運動というのはいいですね!
最後は、玄関に出て、シャボン玉をしました。シャボン玉は、口すぼめ呼吸を自然に実践できる遊びです。
理学療法士のお二人が用意してきてくださったシャボン玉はいろいろな種類があり、ストロー状のもので「フー」と息を吐くものや、輪っかに直接息を吹きかけるものもあり、いろいろな大きさのシャボン玉を楽しみました。
夢中になってもくもくとシャボン玉を吹き続け、ふわふわ飛ぶ様子を見送りながらうれしそうな表情のみなさん。呼吸リハビリをがんばらないと!と肩に力を入れなくても気軽に取り組むことができるシャボン玉はおすすめの方法ですね。お家などでもぜひチャレンジしてみてください!
開催後のアンケートでは、7人中6人が今回の講習は【分かりやすかった】と答えています。また、7人中2人が呼吸リハビリなどの運動を【毎日している】、4人が【2・3日に一度ぐらい】と答えています。その他に「童心にかえれて楽しかったです。」など、楽しかった!という感想が多く寄せられました。
少しでも興味があれば是非、各診療所に足を運んで楽らく呼吸会にご参加ください!
■次回予定 ~お問い合わせはあおぞら財団まで~
・のざと診療所…8月8日(金) 14:00~15:30(栄養について)
・千北診療所……9月18日(木) 14:00~15:30(栄養について)
・姫島診療所……9月19日(金) 14:30~16:00(栄養について)
吉田