4/17(金)日中環境問題サロン~中国の「今」を知る~ 開催します。どうぞご参加ください
日中環境問題サロン~中国の「今」を知る~
日時:2015年4月17日(金)18:00-20:00
場所:公益財団法人 公害地域再生センター(通称:あおぞら財団)3F
(アクセス:https://aozora.or.jp/accesscontact)
基調報告「中国の環境問題と裁判 ―事例紹介・今後の展望― 」
講師:弁護士 王振宇
司会:櫻井次郎(神戸市外国語大学)
(講師紹介)
北京で義派法律事務所(Impact Law Firm)の代表を務める。「義派」がこれまでに手掛けた案件で有名なものは、「B型肝炎患者就業差別訴訟」、「甘粛省徽县鉛汚染訴訟」、「崔英傑訴訟(城管と呼ばれる都市管理員を殺害した貧しい農村出身の男性をめぐる裁判)」、「北京市暫住証保持者の大学入試受験資格に関する訴訟」など。
弁護士を対象とする研修事業、環境問題等に関する政府情報公開請求や政治改革を巡る提言等も積極的に行っている。
(基調報告の概要)
王氏はこれまで、社会的弱者の立場に立った弁護活動を続けており、今回はその中でも環境問題に関するケースをご紹介頂きます。中国では近年、ゴミ焼却施設をめぐる紛争が相次いでいますが、今回のケースは、湖北省の鍋頂山における医療ゴミ不法投棄によって生じた広範な健康被害が生じたことに起因する争いです。王氏は被害者と政府、企業の間に立って、活動を続けておられます。
後半では、このようなケースで裁判がどのような役割を果たし得るのか、またその過程でどのような困難があるのか、今後の展望も含めて語っていただく予定です。
また、基調報告の後には、1時間ほど質疑応答の時間を取り、参加者からの質問にお応えいただきます。
参加費:500円(どなたでもご参加いただけます)
主催・連絡先: あおぞら財団
大阪市西淀川区千舟1-1-1 あおぞらビル3階(〒555-0013)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
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