「公害地域の今を伝えるスタディツアー~大阪西淀川・大気汚染の地を訪ねて~」の現地調査
5月17日13時から、今年の8月8日からはじまる「公害地域の今を伝えるスタディツアー~大阪西淀川・大気汚染の地を訪ねて~」の現地調査に行ってきました。
参加したのは財団スタッフとスタディツアーに関わる専門家、協力者の方々です。
一昨年は富山でイタイイタイ病、昨年は新潟で新潟水俣病をとりあげて実施してきたスタディツアー、3回目となる今年はあおぞら財団の地元である西淀川の大気汚染をテーマに行います。
この日は13時からあおぞらビルを出発し、緑陰道路を歩いて西淀川公害医療センター、あおぞら苑、千北診療所、西淀川高校を訪れました。
あおぞら苑では代表の辰巳さんにお話をうかがいながら、施設の中を拝見させていただきました。
実際に現地を歩きながら委員の先生方がより参加者に伝わりやすい進め方について意見を交わす場面も見られました。
千北診療所から西淀川高校に、向かう途中、43号線の空気を調べる装置などを見ました。
西淀川高校に到着し、教員の辻先生にお話をうかがいました。
高校の概要から、高校で取り組んでいるESDについて、エコ部の活動などについて聞くことがてきました。
お話のあと、偶然にもエコ部の生徒が農作業の活動をしていたので、見ていきました。
この日は菜の花畑を耕す活動をしていました!
今回の下見でスタディツアーの舞台となる西淀川についてスタッフも少しイメージでき、また進め方などの課題も見えてきました。
今回のスタディツアーを過去2回以上のものにするための準備が着々と進んでいます。
スタディツアーのHPはこちら→ http://www.studytour.jpn.org/
(記:相澤)