桃山学院大学でフードマイレージ授業
2011年6月24日
桃山学院大学の「産業構造論」の授業でフードマイレージ買物ゲームを実施しました。
この授業も5年目になります。今回は固定式の机だったのでワークショップが難しかったのですが、楽しそうに献立を作ってくれました。
現代冬チーム
さんまの塩焼きとあさりの味噌汁、ホウレンソウのおひたし、いよかんの和食メニュー。これを考えたのは男子チームでした。すごい!
1970年夏チーム
卵とトマトの炒め物、焼きナス(なぜ串が刺さっているのか?)、粉ふきいも(毛が生えている!)、あさりの味噌汁、バナナ、桃です。
絵がとっても印象的ですが、メニューはしっかりしていますね。
1970年冬チーム
カキなべです。大学芋つき。
材料を切らずに大きい鍋で煮ているのでポトフみたいですが、カキ鍋です。ポイントはちくわ。お母さんの絵も秀逸ですね。
現在夏チーム
直前までカレーだったのに、突如肉じゃがに変更となりました。同じ材料でるくれることに気付くとはなかなか高度ですね。
今年驚いたのは、献立力の高さ。昔に比べて、格段に上がっているように思います。食育の効果が出ているのでしょうか?それとも今年たまたまなのでしょうか?よくわかりませんが。
ゲームの結果は現代夏チームが北海道のジャガイモとニンジンを選んでいたこと、車で郊外のショッピングセンターにいったので、ぶっちぎりトップとなりました。
感想から
●初めて寝ないで最後まで聴けた講義でした。グループワークも面白く、内容もわかりやすかったです。これから買い物をするときは色々考えてみたいと思います。
●これまでと違って、ワークショップしながら楽しく他の人とも交流でき、なおかつ分かりやすくてとてもよかったです。食品を買う時に値段だけでなく産地という新しい角度~見ることを学べて、これからは今までと違い買い物をするときによく考えて買いたいと思います。
●個人的にフェリーが好きなのでCO2を出さないフェリーを優遇するような政策があればいいと思います。
●「何を選択するか」によって他人や環境に良い意味にも、悪い意味にも影響するのだということを知ることができました。
ここに紹介しきれない感想がいっぱいありますが、みんな用紙にいっぱい書いてくれました。伝えたかったことが響いたのだなぁと思い、とてもうれしく思いました。
(林美帆)