ぜん息・COPD患者の呼吸リハビリテーション集中講座を開講(12月8日)
現在、ぜん息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)など呼吸器の病気を抱えた方はたくさんいます
そんな方たちの治療に有効とされているのが呼吸リハビリ
保険適用もされているのですが、実際に受けることのできる医院はまだ、ごくわずかです
そんな呼吸リハビリをもっと医療従事者の方に知ってもらい、拡げていくことができたらと講習会
を開催しました
会場となった西淀川区の「のざと診療所」には、熱心な区内の理学療法士をはじめ医療関係者ら39 名が集まりました
西淀病院の福島啓先生(呼吸器内科医師)です
西淀病院で取り組みをはじめた呼吸リハビリプログラムについて説明します
廣野先生(理学療法士)が2週間のプログラムを受けた後の改善効果について詳しく説明します
呼吸リハビリによって、歩行などの生活が楽になるだけでなく、うつや不安といった精神面の改善まで見られたことが驚きでした
いよいよ千住先生の登場です
長崎の地域で、まだまだ知られていないCOPDという病気について知ってもらい、受診してもらうための様々な取り組みを紹介
この西淀川区にもCOPDの潜在的な患者さんが多くいるはず、今日参加している医療従事者のみなさんの積極的なアプローチが必要と熱く語ります
スライドを駆使して、呼吸リハビリテーションの理論と技術をわかりやすくパワフルに解説
この技術を使って、早期に呼吸器の異常を発見し、医師につなげることができると呼吸管理のメリットとおもしろさを語ります
その後、参加者を患者さんに見立て、実際の聴診や打診のしかた、排痰などの具体的な技術を、熱心に教えました
参加者のみなさんからは、
・すぐに臨床につかえることばかりをわかりやすく説明いただけとても勉強になりました
・今迄何をしていたんだろうと思うほど勉強になりました
・肺炎のリスクも高い病棟なので早期発見の手段で実践していきたいです
といった感想がよせられています
今後、患者さん向けの呼吸リハビリ講習会も予定しています
体験を通じて私も取り組んでみようかなという気持ちになっていただけるような講習会にしたいと思います
穐久さんのコメント — 2011年12月15日 @ 10:38 PM
西淀川病院ではありません。西淀病院です。
aozorafoundationさんのコメント — 2011年12月16日 @ 9:43 AM
穐久先生、失礼いたしました。ご指摘ありがとうございます。修正いたしました。鎗山(あおぞら財団)