クルマに対し自転車が走る速度は人と人とのふれあいが生まれるスピードです。
また、自転車は便利で環境にも優しい乗り物です。
けれども、駐輪場の不足や自転車道の未整備といった自転車を利用する側からみた環境未整備の問題、歩行者や自動車を無視した危険走行や不法駐輪など自転車利用者マナーの問題など、多くの課題を抱えています。
自転車を活かしたまちづくりを進めようと『【仮称】チャリンコまちづくりの会(大阪本部)』の発足準備懇談会が11月26日(日)に行われました。
(座長:大阪大学 新田保次教授、事務局:あおぞら財団)
この日は参加者が自己紹介をかねて各自の自転車ライフを話した後、取り組みたいことなどの意見交換を行いました。
活動案として、
・放置自転車対策や、レンタサイクル(オフィスシェアリング)などを調査し、事業を検討する
・自転車に関する交通マナーを学ぶ、マナー啓発活動
・さすべえのような、新しく大阪らしい自転車グッズの開発を目指す活動
・大阪周辺の地域から大阪の中心「御堂筋」までの自転車コースを探してマップをつくる活動
・自転車の走行環境を調査し利用環境の改善を検討する『自転車道の実現』
などについて話あいました。
■次回『【仮称】チャリンコまちづくりの会(大阪本部)』定例会のお知らせ
*興味をお持ちの方は、あおぞら財団までご一報の上、ご参加ください。
日 時:2月6日(火) 午後6時30分〜午後8時30分
場 所:西淀川公害患者と家族の会付属グリーンルーム(あおぞらビル3階)
内 容:・自転車のまちづくりについての話題提供
中村博司(自転車博物館 サイクルセンター事務局長 学芸員)
・今後の活動について