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ブログカテゴリー » 西淀川ESD菜の花プロジェクト

環境フォーラム開催しました


2月7日、西淀川区民会館(エルモ西淀川)で「環境フォーラム」を開催しました。
テーマは「近畿地域におけるCO2削減に向けた取組」です。
これは、環境省、国交相、経産省の協同主催によるもので、あおぞら財団も主催の一員です。
 
 第1部は、松下和夫教授(京都大学大学院地球環境学堂)の講演で、地球温暖化を抑える取り組みと地域での資源の再利用について分かりやすく説明していただきました。

 第2部は、近畿での国交省・経産省・環境省の取組についての発表で、西淀川ESDメンバーである土橋氏(環境省近畿地方事務所環境対策課長補佐)も、西淀川菜の花プロジェクトに関する取り組みについて語りました。

 第3部は、西淀川での取り組みの発表と意見の交換について行いました。取り組み発表は、西淀川高校エコ・コミュニケーション同好会を中心に、淀中学校生徒会、大阪経済大学サークル「ミアイ」が発表し、ガールスカウト26団が、完成したばかりの紙芝居「さぁ はじめよう」の朗読をしてくれました。


発表に立ったメンバー

続いて、講演していただいた松下先生による司会の下、西淀川高校 辻先生、エコネット丹後 味田さん、浜田科学株式会社 岡野さん、環境省近畿地方環境事務所 東さん、あおぞら財団からは上田さんが参加し、廃油回収に携わってる団体と、廃油を精製する企業側、環境行政を考える環境省の方々との意見交換会が行われ有意義な意見交換がなされました。

小さい子どもたちにも、菜の花プロジェクトを知ってもらおうと、1部と2部の間に体験コーナーを開きました。体験コーナーでは、ガールスカウト26団による紙芝居披露の他、手回し発電体験、廃油キャンドル作り、エコバックに絵を描こう!を行いました。

○紙芝居
ガールスカウトのみなさんがBDFの紙芝居を来場したみなさんに発表してくださいました。マスコットキャラクターなのこちゃんが登場し、廃油を利用した環境に優しい燃料【BDF】でバスが走る様子が可愛らしい絵とストーリーで紹介されています。ガールスカウトのみなさん、ありがとうございました。 

○手回し発電体験
サブ会場では来場者の方に様々な体験をして頂きました。
振って蓄電し使用する懐中電灯(懐中電灯そのものを振る事で電気がたまります。)ハンドルのついた手回し発電機で鉄道模型やカエルのおもちゃなどを動かしました。LEDと蛍光灯につなげて、発電量の違いを実感することもできます。中でも鉄道模型が人気で、当日ボランティアで協力してくれた中学生 藤川君に、鉄道スタッフになってもらい、手回し発電ブースは大盛況でした。 

○廃油キャンドル作り
キャンドル作りでは子どもたち、保護者の方、それぞれにキャンドルを作って頂きました。
廃油と凝固剤、クレヨンを削った染料をつかい、みなさんカラフルなキャンドルを仕上げていました。
油をあたためる調理器が、途中で壊れてしまうというトラブルも・・・ご迷惑をおかけしました。なんとか全員分完成させることができました。ぜひ家でも作ってみてください。

○エコバッグに絵を描こう。
子どもたちにはエコバッグに絵を描いてもらいました。布描き用のマーカーで絵を描いた後、落ちないようにアイロンを当てます。みんな思い思い一生懸命描いていきます。マスコットキャラクター菜の子ちゃんの絵や、お母さんへの贈り物としての絵など、時間を掛けてじっくり描いてくれ、様々な絵のエコバッグが出来上がりました。自分で作る世界でたったひとつのエコバッグです。

—参加者のみなさんの声—
廃食油回収が環境に良いことが改めて分かった。キャンドル作りは大人でも楽しめそうでやってみたかった。
体験コーナーで、電球とLEDの電力消費の違いが身を持って分かった。
自分ができることからコツコツと地球温暖化対策をしようと思った。
自分が住んでいる地域でも廃油回収をして欲しい。
役所の方のお話が少し難しかったが勉強にはなった。

などの、ご意見・ご感想をいただきました。

当日、会場には、170人の方々が来てくださいました。ありがとうございました!!

あおぞら財団スタッフ
山本・森井・小林・田尻




Filed under: 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2010年2月17日11:49 AM

BDFバス走ってます!!


10月に西淀川高校で開催した環境フェスタの際に阪急バスへ寄贈した廃油500を使用したバスが走っています。(当日の様子http://aozorabsw.exblog.jp/11468434/)

実際に運行されてる様子を、西淀川高校の辻先生と山城先生が見に行ってきました!!


バス停でバスを待ちます。今日は、BDFを使用したバスが運行に就いているでしょうか?

しばらくすると・・・


交差点をバスが曲がってきました!!あのバスです!!

加島駅前行きです。

さっそく乗り込みます!!

車内にもポスターが張ってありました。

BDF100%で走っている路線は豊中病院線 JR加島〜緑地公園駅〜豊中〜柴原駅を運行しています。バスは環境フェスタの時と同じバスです。

ダイヤは下記のようになっています。
1本目
7:11 JR加島→ 7:44 緑地公園駅→ 8:04 豊中→ 8:24 柴原駅
→ 7:34 豊中→ 9:14 柴原駅→ 9:30 豊中→ 9:50 緑地公園駅
→ 10:23 JR加島

2本目
11:31 JR加島→ 12:04 緑地公園駅→ 12:24 豊中→ 12:44 柴原駅
→ 12:54 豊中→ 13:34 柴原駅→ 13:50 豊中→ 14:10 緑地公園駅
→ 14:43 JR加島

(平日のみの運行)

日の目を見なかったポスター・・・

このバスが走ることによって、地域の資源循環について考える機会が増えるといいですね!!

あおぞら財団スタッフ
山本 元




Filed under: 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2010年2月10日12:14 PM

菜の花紙芝居


紙芝居お披露目!

菜の花プロジェクトの紙芝居ワークショップを12月26日に行いましたが、(前回のブログ)その後、西淀川高校の米田先生、デザイナーの増田さんと話し合いを重ね、紙芝居を仕上げてきました。
そのできた紙芝居を1月23日に、ワークショップのみんなにお披露目しました。
(ガールスカウト、淀中学校生徒会、西淀川高校エココミュニケーション同好会、大学生、ESDメンバーなどから、15人ほど集まってくれました。)

紙芝居の内容はまだ秘密ですが、
会場は大ウケ。

みんなで、ここの部分が分かりにくいとか、この絵が面白いとか、意見を出し合いました。

2月7日の環境フォーラムでお目見えです。
みなさん、おたのしみに!!




Filed under: 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2010年1月28日1:40 PM

エコ部読売新聞掲載


西淀川高校エコ・コミュニケーションクラブ
菜の花プロジェクトが読売新聞に取り上げられました

 1月19日火曜日の読売新聞朝刊に、西淀川高校エコ・コミュニケーションクラブの活動が掲載されました。記事はこちらからどうぞ(http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20100119-OYT8T00087.htm

 主題は「高校生の願い 路線バス採用」と題され、2007年より「菜の花プロジェクト」が始まったこと。エコ部が中心になって、校内で菜の花を育てていること。地域のイベントでBDFを使って発電機を回し、綿菓子を作る活動をしていることなどが記載され、西淀川高校の活躍が紹介されています。

 また、淀中学校、あおぞら財団、大阪経済大学など、西淀川ESDと力を合わせて、廃食用油700リットルの回収に成功したことが述べられ、精製された700リットルのBDFを阪急バスが、現在運行中のBDF専用バスに利用することが紹介されています。

 最後はエコ・コミュニケーションクラブ部長である前田君のコメントで締められています。「油を捨てるのはもったいないし、環境にも悪い。地域でそう訴えてきたおかげで多くの油が集まり、バスを動かすことができた」

エコ部の皆さん取材お疲れさまです。

森井 隆二
あおぞら財団スタッフ




Filed under: 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2010年1月21日3:19 PM

紙芝居づくり


紙芝居づくりワークショップ

 12月26日、あおぞら財団で紙芝居をつくるためのワークショップが開かれました。
 西淀川ESDの取り組みをたくさんの人に知ってもらうために、小さな子どもから大人まで、誰もが分かりやすく勉強できる教材として、紙芝居を制作することが目的です。
 テーマは、「子どもたちの自然な声をそのままに」。
 当日は、小学生、中学生、高校生、大学生がそれぞれ約5人から7人ほど集まってくれ、それを見守る大人達も含め、35人ほど集まってくれました。

               会場いっぱいに人が集まってくれました
 まず、紙芝居とはどういったものなのか、読み聞かせサークルの、うくもりさんに実演してもらいます。
 やはり、実際に読んで聞かせてもらうと、広告や活字を目にするだけでは伝わらない、大切なこと、一番伝えたいことが、すんなり入ってくる不思議な感覚を覚えました。
                  紙芝居の読み聞かせ
 さあ、さっそくワークショップに入りたいところですが、初めて会った年齢がばらばらな子どもたちは緊張してしまっています。まずは仲良くゲームで楽しんでもらい、緊張をほぐしてもらいましょう。
 大学生が用意してくれていたゲームで会場中がワイワイ賑やかになりました。

 お互いに打ち解けあえたところでワークショップ開始です。
 それぞれのテーブルに、小中高大と均等に座ってもらい、身の回りの環境で気になっていることや、ESDでの取り組みについて、また、自分たちにできることや、将来どんな未来であってほしいかなど、ひとりひとりに意見を書き出してもらい、みんなで話し合いました。




 長時間の話し合いとなってしまいましたが、途中、ケーキを食べてリラックスしてもらうなどの工夫により、みんな最後まで頑張ってくれました。

 最後に、テーブルごとにまとめたことを発表してもらいました。
 本当にたくさんの意見を出してくれました。最も身近なゴミの問題、公害問題、環境破壊による動植物の減少、温暖化に対するエネルギー問題など、世代によって関心の高い環境問題に幅があるようです。




                 簡単なオリジナルストーリーを披露
 今後、子どもたちの発表をもとに、脚本担当の米田先生(西淀川高校)、イラスト担当の増田さん(菜の子ちゃんデザイン)を交え、ESDのメンバーが紙芝居の全体像を構成していきます。

米田先生                             増田さん
 

 子どもたちの自然な声をいっぱい吸収した素敵な紙芝居ができることでしょう。
 完成は、来年2月頃を予定しています。お楽しみに。

あおぞら財団スタッフ
森井 隆二




Filed under: 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2010年1月14日12:00 PM
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