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ブログカテゴリー » 環境学習

星の数ほどホシハジロ 第81回矢倉海岸定例探鳥会


2008年2月2日(土)9:40〜12:15
天 気:くもり
気 温:9.5度(12:15ごろ)

主 催:日本野鳥の会大阪支部、あおぞら財団
参加者:14人

                              ■「あ〜、いる、いる」(大野川緑陰道路)
雨になるかとお天気を心配していましたが、なんとか雨にはあわずにすみました。寒いながらも、風がなく穏やかだったのが幸いです。
初めて参加されたという人が数名おられたこともあって、今日は双眼鏡のピントの合わせ方から「野鳥の会」の方に教えてもらいました。初めて参加された人たちは、自然観察大好きチームで、お互い誘い合ってはあちこちに出かけているそうです。

本日、出会った野鳥は次の32種です。
ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、ハイタカ、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

今は渡り鳥の季節。カモ類をたくさん見ることができます。淀川で一番多かったのはホシハジロだったそうです。(私には何が一番多いのかは、カモ類の大群を見ただけではさっぱりわからず、これは「野鳥の会」のメンバーの報告によるものです)
「野鳥の会」のHさんに、「星の数ほどホシハジロ」と以前に教えてもらった記憶がよみがえってきました。

■奥の鉄塔の上ではミサゴがお食事中(淀川)

上記の32種類の鳥がわかるのも、すべて「野鳥の会」のメンバーのみなさんのおかげです。野鳥観察が一通り終わると、最終目的地である矢倉緑地公園にて「鳥あわせ」をします。発見した鳥、おおよその数、特徴的な鳴き声など、その時に教えてもらいます。「ウミネコが、ニャーニャー鳴いとったね」「シロハラは、お風呂でオナラしたみたいな音で鳴いてたでしょ」とか。

今日は、ハシブトガラスが100羽ぐらいで群れをなしていました。結構、迫力あります。
それと、メジロも100羽以上見られました。動きが、すばしっこいですね。

■「あそこのセイタカアワダチソウのところにアオジがいるよ」(神崎川)

次回は、3月1日(土) 阪神西大阪線「福」駅 午前9時30分集合です。

記・あおぞら財団 鎗山




Filed under: 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2008年2月2日3:44 PM

フードマイレージ買物ゲーム講座があります(大阪)


●オープンセミナー「フードマイレージを考えよう」

主催:日本オーガニック検査員協会(JOIA)
講師:あおぞら財団・林美帆氏
日時:2月9日(土)14時〜16時  13時30分開場
会場:大阪市立総合生涯学習センター 第5研修室
(大阪駅前第2ビル5階)
アクセス:JR大阪駅から徒歩3分
参加費: 一般500円 JOIA会員無料
定員:37名
申込先:JOIA関西支部 畑 節子hata setsuko
TEL・FAX:073−479−2515
e-mail:organicsetsu@hotmail.com

*あなたの食卓に並ぶ食べものはどこから運ばれてきて、
そのためにどれだけ二酸化炭素を出してきたでしょうか。
輸送距離が長いほどCO2およびNO2の排出量=環境負荷は
大きくなるのです。
地球温暖化が加速する今、食生活を一緒に見直してみませんか?
セミナーではグループに分かれ、教材を用いた「買物ゲーム」を通じて、実際にマイ
レージを計算して学習します。
員に達し次第締切です。申込みはお早めに!

*JOIAとは日本オーガニック検査員協会(Japan Organic Inspectors
Association)の通称で、オーガニック食品の認定において、実地検査を行う検査員
を中心にオーガニックに興味のある人やこの会をサポートする人々によって構成され
た組織です。
検査員の養成や検査技術の向上をはかるだけでなく、「オーガニック」というキー
ワードを通じて、オーガニック食品や地球環境に優しい食品を広めていこうとする生
産者や消費者と結びつき、例会活動や情報誌の定期刊行等を行っています。
詳細については、HPをご覧ください
http://www.joia.jp




Filed under: フードマイレージ — aozorafoundation 公開日 2008年1月23日3:53 PM

2008年は定例探鳥会でスタート


2008年1月5日(土)

2008年が明け、正月気分のまま、
福駅(阪神電鉄西大阪線)に9:30集合。
新年スタートにふさわしく、天気もよく、22名の方が参加されました。

緑陰道路を抜け、途中で、樹木の話も伺いつつ、淀川に向かう。
淀川には、カモメが正月休みなのか、集合してました。

川岸には、ヒトモトススキが生えていました。
海岸に生えるそうですが、こういう所では非常に珍しい植物とのこと。
教えてもらわないと、通り過ぎてしまいます。

さらに、矢倉海岸に向けて歩いていくと、工事が行われていました。
看板には「西島地区高潮対策工事」と書かれていました。
以前、ウナギの仕掛けがあった辺りですが、矢倉公園とつながるのでしょうか?

河口には、ホシハジロが集合中。神崎川河口辺りには、2000〜3000羽はいるそうです。

今日は、ミサゴが水面に向けて降りてきたなあと思ったら、
魚(ボラ?)を捕まえる瞬間(魚が大きすぎて落としていましたが)を
見ることができました。思わず見とれてしまい、写真はとれませんでした。

本日、観察した野鳥の種類は、30種類。
ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、トビ、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、ツグミ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ホオジロガモ

皆さま、お疲れさまでした。本年もよろしくお願いします。

次回は、ガン・カモ調査が1月15日(火)に開催されます(10:00福駅集合)

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら

◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら

記:あおぞら財団・藤江




Filed under: 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2008年1月12日4:13 PM

佃中学校でフードマイレージ買物ゲーム


▼11月22日(木)

●場所:大阪市立佃中学校
●日時:2007年11月22日(木)13:25〜15:15
●対象:3年生 5クラス
●目的:総合的な学習の「環境」学習の一環として
●担当:あおぞら財団 林美帆
●流れ:
1)5限目(13:25〜14:15)
クラスごとに特別教室で、担任によるフードマイレージ「買物ゲーム学習」。
男女別4人のグループに分かれて、夕食づくり
 ↓
「★」印の数を数える

2)6限目(14:25〜15:15)
全クラス体育館に集まり、あおぞら財団の林による解説。
「★」印の数が、一番少ない2グループと一番多い2グループの紹介を交えながら解説。

●生徒の反応・様子
1)5限目
「『★』印って、何?」
「『★』印が多い方がええの?」
「『★』印が多いと、何かええことあるん?」

林さんから、「夕食のメニューに行き詰ったら、たいていお好み焼きになることが多い」、と聞いていたが、佃中学校の生徒たちが考えたメニューは、定食屋に出てきそうなメニューが続出。
メニューのイラストは、短時間だったにも関わらず、色ペン、色鉛筆を上手に使って、力作ぞろいだった。

2)6限目
「★の意味?」の解説が始まったとたん、生徒たちにざわつきが起こった。
★の数が少ないと環境負荷が少ないことを知り、自分たちの選択がどうであったか、ふりかえっていたようだ。

●実践に向けて感じたこと
・ゲームの際、ワークシートがあると、生徒たちにとって、今、これから、何をしようとしているのかが、視覚的に分かり、意識できるのでよい。
・グループ分けは、できれば男女混合の方がいいのではないか。
・体育館で一斉に解説を行うと、解説が一方通行になりがち。できれば、各クラス教室で解説できた方が、生徒の反応、声を生かすことができて、より学びが深くなるのではないか。


(フードマイレージ教材化研究会 藤井久美子)




Filed under: フードマイレージ — aozorafoundation 公開日 2007年11月22日10:38 PM

帝塚山学院大学でフードマイレージ


▼11月10日(土)

●場所:帝塚山学院大学
●日時:2007年11月10日(土)13:10〜15:50
●対象:文学部教職課程の1回生〜4回生(約50名)
●目的:第2回教職課程シンポジウムで学生たちに、
①参加型学習を通して、学習は方法によっては楽しく学べることを体験すること 
②自然に寄り添った活動(例えば、季節に応じた野菜を路地栽培で作る)が理にかなっていることを自覚すること
●担当:フードマイレージ教材化研究会メンバー 藤井久美子
●流れ:
1)グループ分け
各回生が混じるように、8グループに分かれる。
1グループ6〜8名。

2)グループの設定
1970年チーム:春・夏・秋・冬
現代チーム:春・夏・秋・冬

3)買物ゲームの説明 10分弱

4)買物ゲーム 30分

5)発表 15分
各グループで、夕食のメニュー、使った食材、使った金額、こだわりを、イラストを示しながら発表。

6)食材がどこからきたのか、地図で確認 15分 
・日本地図上(白地図+道路交通網入り地図)に、使った食材のカードをプロット。
・他のグループの結果を見て回る。

7)解説 25分
パワーポイントにて解説

8)感想カードに記入 5分

●学生の反応・様子
「関西圏の物を選ぼう」
「国産の物を選ぼう」
「中国産はやめとこう」
「予算少ないから、できるだけ安く買い物して、残ったお金は貯金しておこう」
「旬のものって、どれかなあ」
「なんで北海道産よりロシア産の方が『★』が少ないのかなあ」

自ら教職課程を選んで集まった学生たちなので、モチベーションが高く、回生が違う学生たちとグループを作っても、和気あいあいとしていた。雰囲気がとてもよかった。
とくに、「関西圏の物を選ぼう」と言いながら、食材選びをしている学生たちにびっくり!
これは、教職課程のプログラムの中で3回生のときに野菜づくりを体験しているから、食材に対する意識が高いのではないかと感じた。

発表順をどうしようかと呟いたら、学生の方から「1970年の春、現代の春、1970年の夏、というふうに時代ごと、季節ごとに比べられるようにしたら」と意見が出た。
おぉ!それは名案!!ということで、即採用。
そうすると、現代チームの発表を聞いて、1970年チームから「たかー!」という声が何度もあがった。

解説時に、「なぜ『★』の数の違いが出たと思う?」と学生に聞くと、「道路と関係がある!?」という声があり、それを受けて、解説できた。

さらに、交通手段と「★」の数の説明をすると、郊外のショッピングセンターに自動車で行くと、またまた「★」の数が増えることに驚いていたようだ。

●実践に向けて感じたこと
・参加者の声を拾いながら、解説を進めていくと、参加者とファシリテーターがともに学んでいるという実感が得られるように感じた。
・学生たから、遠くから運ばれてきた食材は、フードマイレージの値が増えるはずなのに、なぜ遠くから運ばれてきてもフードマイレージが少ない食材があるのかという疑問がでてきた。このあたりの解説も、パワーポイントで示しながら説明できると、なおよいと感じた。
・ゲーム、解説が終わった後、グループごとにふりかえり(感じたこと、わかったこと、これから自分にできることなど)をする時間があれば、より学びが深くなるように感じた。
(フードマイレージ教材化研究会 藤井久美子)




Filed under: フードマイレージ — aozorafoundation 公開日 10:16 PM
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