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ブログカテゴリー » 環境学習

ミンミンゼミの成虫を、西淀川で見つけました

8月9日の大野川緑陰道路(エルモ西淀川周辺)で、ミンミンゼミの成虫をみつけた子供がいました。
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また、本日13日、ミンミンゼミの成虫の死がいを、天野先生が2号線歌島橋の上でみつけました。
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コピー ~ P1320058
裏返したらオスでした。鳴くのはオスだけなので、鳴き袋の有無でわかります。
クマゼミは鳴き袋は鮮やかなオレンジですが、ミンミンは黒なんですね。

セミの鳴き声といえば、「みーんみんみん」というミンミンゼミの鳴き声を連想する人も多いのではないでしょうか。

ミンミンゼミは、日本中に分布しているセミですが、耐熱性に弱く、西日本では涼しい場所(低山や海風が通る樹林など)にみられるということです。

もちろん大阪市内では、とてもめずらしいセミです。
大阪自然史博物館によると、ミンミンゼミは市内ではなきごえは聞こえるそうですが(つまり成虫はいるということ)ぬけがらはみつかっていない(幼虫時は大阪市内ですごさない)ということです。

大阪府下をみると、ミンミンゼミのぬけがらは、低山地でみつかるということでした。

大阪自然史博物館 初宿学芸員によるミンミンゼミ紹介

私も今までミンミンゼミの成虫(なきごえも含めて)に、西淀川で出会ったことがありませんでした。
大発見です。

さて、この2匹のミンミンゼミは、どこで生まれ、育ったものなのか―

ミンミンゼミのぬけがらとアブラゼミのぬけがらはとてもよくにているので、今年のぬけがら調べでみつけたアブラゼミのぬけがらの中にミンミンが混ざっていないか、どうにか鑑定してみたいものです。

ちなみに、ひろったミンミンゼミの死がいは、標本にします。
セミの標本づくりは簡単で、冷凍庫にいれるだけ。
何日か冷凍庫にいれ乾燥させて、完成です。
生きているセミも冷凍庫にいれれば標本になるのですが、無駄に命をとるのはかわいそうですので、ぜひ落ちている死がいでお試し下さい。
ただ、セミの死がいが冷凍庫にあると、家族や職場の人がびっくりしますので、どうぞご注意ください。

(小平)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,にしよどがわこどもエコクラブ,生物多様性 — aozorafoundation 公開日 2013年8月13日7:23 PM

小学校高学年『環境ウォッチングで提案づくり』

あおぞら財団の活動をもとに作成したESDの視点をいれた環境教育プログラム『環境ウォッチングで提案づくり』が地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)のHPで公開されました。

http://www.geoc.jp/esd/program/detail17#program_download

地域の調査やヒアリングを重ね、提案づくりをする小学校高学年の総合的な学習の時間のプログラムです。
環境省の『持続可能な地域づくりを担う人材育成事業に係るESDの視点を取り入れた環境教育プログラム』事業によるもので、あおぞら財団で作成したプログラムも含め、現在20のプログラムが分野、対象、教科などで検索できるように整備されています。

学校の先生方、ぜひご活用ください。

(小平)

大野川緑陰道路でセミのぬけがら調べ

インターン生の谷口です。
2013年8月9日(金)10:00~15:00に大島橋から
国道43号線の区間の大野川緑陰道路でセミのぬけがら調べを実施しました。

セミのぬけがら調べは、
・生物と環境とそこに棲む生物のつながりを学ぶ場をつくること
・大阪市西淀川区におけるセミの棲息実態の調査
を目的とした取組みであり、1999年から毎年行われています。

今回はスタッフ10人と一般参加者、学童保育所等の団体、
あわせて140人の方が参加してくださいました。

ぬけがら調べは午前と午後の部に分かれて行い、
スタッフが1日の流れや注意事項、セミの見分け方などを
子ども達の前でプレゼンテーションした後、
緑陰道路に出て40分間セミのぬけがらを集めました。

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緊張しながらも一生懸命子供たちに
プレゼンテーションを行うスタッフ。
大阪経済大学ボランティア実習論の学生や、ガールスカウトのリーダーがプレゼンしました。

子ども達も真剣に話を聞いてくれていました。

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そしていよいよセミのぬけがらを集めに緑陰道路へ!!
木の棒や虫捕り網を片手に、木の幹や葉の裏などを
みんなで注意深く探していきます…

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午前中の40分間で737個(クマ708、アブラ20)、午後の40分間で941個(クマ910、アブラ31)、合計で1678個ものセミのぬけがらを見つけることができました!

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なかにはミンミンゼミの成虫を見つけた子供も。ミンミンゼミは大阪市内では大変めずらしいセミです。

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子供たちの感想です。

・くまぜみのぬけがらがいっぱい(みてじま小1ねん)
・きょうクマゼミを17ことりました。アブラゼミは0こでした。(みてじま小1ねん)
・みんなときょうりょくしてせみのぬけがらをいっぱいみつけられた。(のさと小2年)
・みんみんぜみをちょっとさわれてうれしかった。さわるとはねがきもちかった(2年)
・クマゼミのぬけがらがすくなかった。アブラゼミのぬけがらが多かった(みてじま小3年)
・木によってセミやぬけがらの種るいや数がちがかった。(御幣島小4年)
・セミのぬけがら調べでぬかがらが高い所にあると思っていたけど低い所にもけっこういた。予想通り、クマゼミが100個以上あった。(みて島小5年)
・アブラゼミが意外にたくさんとれたからびっくりした。生きているアブラゼミもつかまえられて良かった(歌島小6年)

日差しが強くとても暑い中での作業だったのですが、
元気いっぱいの子ども達のおかげで私自身も楽しみながら
ぬけがら集めをすることができ、とても充実した1日となりました!

今回のセミのぬけがら調べを終えて、
セミの種類によってその地域の環境が分かることに驚いたと同時に
自分が住んでいるまちに興味・関心を持つことの重要さも感じました。

次のセミのぬけがら調べは8月21日ですが、今からとても楽しみです。
まだ参加者も募集していますので、ぜひご参加下さい。
詳しくはコチラ

2013年度インターン生 京都学園大学 谷口祐美

10月開催「西淀川・親子ハゼ釣り大会」のための下見をしました!

こんにちは。インターン生の石田です。
本日2013年8月7日(水)10時~12時は淀川で「西淀川・親子ハゼ釣り大会」のための下見を行いました。

来る10月19日(土)のハゼ釣り大会に向けて、大阪市漁協、矢倉釣りクラブ、緑道道路サロン、
ガールスカウト大阪26団、区役所、財団職員・インターン生など合計16名で淀川を下見してきました。

ハゼ釣り大会のねらいは、「身近な自然を知ってもらうこと」。
楽しいハゼ釣りの体験を通して、自然の大切さはもちろんのこと、
普段住んでいる地域にこんなにも豊かな自然があることを感じてもらうことが目的です。

集合をして打合せをした後、さっそくハゼ釣りを開始。
竿の準備などを覚えながら作業を進めます。お天気にも恵まれました!

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景色も良く、気持ちの良い河川敷。
あちらこちらから早速、「釣れたっ!」との声が上がります。
竿の扱いに四苦八苦しながらも、私も釣り糸を垂らしてみると…

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…釣れました!釣りに関しては全くの素人ですが、全く問題ありませんでした。
皆さんそれぞれ各自釣り上げ、短い時間にも関わらず26匹も釣ることが出来ました。
ハゼだけでなく中にはこのような強者も…

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手長エビです!他にもドンコやカニなども釣り上げることができました。

こうして楽しい釣りが終わると、次はなんと釣った魚をその場で天ぷらに!

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食べてみるとアツアツでうまいっ!揚げたてであることはもちろん。
獲れたてピチピチの新鮮さ、自分で釣り上げた嬉しさも相まって、感激のおいしさです!

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最後は片づけをして、それぞれイベントに向けて意見を出し合い、打合せをして解散しました。

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最初は釣れるかどうかドキドキしましたが、意外と簡単に釣れてしまったので驚きです。
また街中の川でこんな風に魚が釣れることにも驚きました。皆さんはご存知でしたか!?
釣りを楽しみ、自分で釣り上げた魚を食べる。とても楽しかったです!
「ハゼ釣り大会」は10月19日(土)に開催します
募集案内はコチラ
(2013.9.5編集,追記)


2013年度インターン生 滋賀県立大学 石田みずき

あおぞら財団ボランティアの日 今日は高校生が参加!

今日はあおぞら財団ボランティアの日。
まず、午前中は機関紙りべらの最新号の発送作業をしました。
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ボランティアで左成志朗さんと、岡崎久女さんが手伝ってくれました。
ありがとうございます。

会員の皆さん、お手元に届くのを楽しみにしていて下さい。

さて、午後からはUさんもボランティアに参加。
Uさんは高校生で、大阪市ボランティア・市民活動センターの『ボラ・チャレ』を見て、あおぞら財団のボランティアを知ったということです。

Uさんには、被災地ツアーのチラシの発送や、集めた廃油をリサイクルするためにポリタンクに入れる作業をしてもらいました。

どうもありがとう!

(小平)

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