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ブログカテゴリー » 矢倉海岸探鳥会

【参加募集】矢倉海岸・緑陰道路 探鳥会(2/23)

冬の探鳥会のご案内です。

冬は多くの渡り鳥を観察できる季節です。

冬にしか見れない鳥を見つけて季節の移ろいを感じませんか?

さわやかな朝のひとときを一緒に過ごしましょう。

今回の探鳥会は、日本野鳥の会大阪支部の「バーディ (ファミリーネイチャークラブ)」も兼ねています。
メインの参加者は、幼児・小学生とその家族で、野鳥観察に止まらず、海辺の生き物や、昆虫、植物観察など、自然の中での活動を楽しみます。
もちろん単独での参加も可能です。

ぜひご参加ください!

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■矢倉海岸・緑陰道路 探鳥会■
~西淀川区で野鳥観察~
===========================
西淀川区は、海や川、干潟や緑地、変化に富んだ土地があるため、様々な野鳥が集まります。
初めての方はなかなか鳥をみつけることが難しいのですが、日本野鳥の会大阪支部のリーダーが、その豊富な知識で解説してくださいます。

*感染症拡大の状況を勘案した上で、感染症対策に十分配慮しての開催を準備しておりますが、状況如何によっては、また中止の判断をする場合もあります。あおぞら財団ブログおよびFacebook等でご案内いたしますので、事前にご確認ください。

■日時:
2024年2月23日(金・祝)午前9時30分~12時30分
*雨天・雷注意報発令時中止(Facebook等で告知します)

■集合:阪神なんば線「福」駅東口集合(9:30)
■解散:矢倉緑地公園(12:30)
■参加方法 当日、集合場所へお集まり下さい。
■参加費(保険代) 200円
■持物・格好 水筒、双眼鏡(あれば)、筆記用具
■当日の流れ:
阪神福駅に集合し、野鳥を見ながら歩いて矢倉海岸まで向かいます。
約3.5km歩きます。
*お弁当を持参し、終了後、矢倉緑地公園でお昼を食べるのも良いですね。

 

■あおぞら財団のこれまでの探鳥会の紹介はコチラ
https://aozora.or.jp/archives/category/egakushu/yagurakaigan

■日本野鳥の会大阪支部の矢倉海岸探鳥会の記録はコチラ
https://wbsjosaka.com/008-teirei-report/02-yagura/2018-report/report/index-resp.html

2023BirdWatching2

2023年度探鳥会チラシ(pdf)はこちら

■あおぞら財団のこれまでの探鳥会の紹介はコチラ
https://aozora.or.jp/katsudou/manabu/tanchoukai
■日本野鳥の会大阪支部の矢倉海岸探鳥会の記録はコチラ
https://wbsjosaka.com/008-teirei-report/02-yagura/2018-report/report/index-resp.html
============================
■主催(問合先)
公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
(Tel) 06-6475-8885 (Fax) 06-6478-5885
電子メール:webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)
https://aozora.or.jp/

■共催
日本野鳥の会 大阪支部
〒543-0011 大阪府大阪市天王寺区清水谷町6-16
https://wbsjosaka.com/

※2023年度 西淀川区と民間企業等との共創に関する提案事業として、西淀川区と連携しながら実施しています。

Filed under: イベント案内,環境学習,矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2024年2月27日5:40 PM

【インターン】探鳥会を開催しました!!(8/26)

こんにちは!インターン生の椹木です。

 

8月26日(土)に23年度2回目の『矢倉緑地・緑陰道路探鳥会』を行いました!

日本野鳥の会大阪支部の報告はこちら

福駅から緑陰道路・淀川沿いを通って、最後に矢倉緑地に向かいました。

 

最近天気が怪しい日が続いていましたが、無事快晴の中で行うことができました☀

淀川。向かいには梅田や海遊館があります。

淀川。向かいには梅田やUSJがあります。

 

むしろ炎天下といってもいいほどでしたが、緑陰道路ではほぼ木陰というほど木が多く、とても涼しい時間を過ごせました。朝の緑陰道路、本当に涼しくて空気もいいです。鳥をたくさん見ながら通ることができるので、朝の散歩とかいいかもしれませんよ。

暑い

夏の味方ポカリスエット

 

もちろん暑さ対策もしてきました。ポカリは夏の味方。

ところでなぜこの探鳥会は行われているのかご存じですか?

ただ単純にバードウォッチングを楽しむというのもありますが、

「昔あった西淀川の公害で一度失くしてしまった、自然の力が戻ってきていることを確認する」

という意味が込められていたりもします。今回観察できたのは全部で24種類の鳥たち。

毎回見かける留鳥がいた他、中には日光浴をしている鳥がいたり、本来なら北にいるはずの鳥の夏の姿を見ることができたりと、とてもたくさんの鳥を見ることができました。

 

今回観察した鳥

カンムリカイツブリ・カワウ・ササゴイ・アオサギ・ダイサギ・キアシシギ・イソシギ・ミサゴ・トビ・カワセミ・コゲラ・ハシボソガラス・ハシブトガラス・シジュウカラ・ヒヨドリ・センダイムシクイ・ムクドリ・イソヒヨドリ・スズメ・ハクセキレイ・ドバト・ツバメ・コサギ・キジバト(24種類)

エノキの実

エノキの実

 

緑陰道路にあるエノキの実。木の上にはとてもたくさんのムクドリがちょうど朝ごはんを食べていてガサガサ動いていました(たぶん10匹はいたかな?)

ケルケルという鳴き声が目印です。エノキの実は人でも美味しく食べることができ、参加者の皆さんからも甘いと評判でした。

榎木の実を食べるムクドリ

エノキの実を食べるムクドリ

 

日光浴をするカワウ。潜って獲物を捕まえますが、羽に水が染み込みやすいのでこうして羽を乾かします。

カワウ

カワウ

 

 

毎年春になると鉄塔のてっぺんにミサゴの巣ができます。

鉄塔でじっと構えているかっこいいミサゴの姿が見れました。

ミサゴの巣

左上に巣が見えます。 もしこの場所へ来たら一度双眼鏡で覗いてみてください

 

ミサゴ(日本野鳥の会大阪支部・小野忠款司さん撮影)

ミサゴ(日本野鳥の会大阪支部・小野忠款司さん撮影)

 

また本来日本では見れないカンムリカイツブリ(夏の姿)。日本では冬に白い姿で生息する渡り鳥ですが、夏にはオレンジがかった姿になります。

カンムリカイツブリ(日本野鳥の会大阪支部・小野忠款司さん撮影)

カンムリカイツブリ(日本野鳥の会大阪支部・小野忠款司さん撮影)

 

さて、今回の目玉となっていたカワセミですが、なんと1歳ほどのかわいい若鳥を見つけることが出来ました!鮮やかなコバルトブルーの背中をしていて、まだ子どもなのでお腹の色は黒っぽいですが、大人になればまたさらに鮮やかな鳥になるので今しか見れない可愛さを味わうことができます。(カンムリカイツブリとカワセミは河口近くで見る事が出来ます)

カワセミの若鳥(日本野鳥の会大阪支部・植村利也さん撮影)

カワセミの若鳥(日本野鳥の会大阪支部・植村利也さん撮影)

 

綺麗で大きなクモの巣を見つけました

綺麗で大きなクモの巣を見つけました

 

ササゴイを珍しく見ることができました。(日本野鳥の会大阪支部・植村利也さん撮影)

福の船溜まりにて。ササゴイを珍しく見ることができました。(日本野鳥の会大阪支部・植村利也さん撮影)

野鳥の会・上村リーダー。今回の探鳥会でたくさん鳥について教えてくださいました。ありがとうございます!

鳥以外にも鳥の食べる植物など自然全般にも詳しくとても勉強になりました。

上村さん

参加者に説明する上村リーダー

トビを見つけました

トビを見つけました

トビ眺める参加者たち

トビを眺める

淀川に着きました

淀川に着きました

『矢倉緑地・緑陰道路探鳥会』

開催  2023年8月26日(土)9:30~12:30

場所  阪神なんば線福駅、大野川緑陰道路~矢倉海岸(計3.5km)

参加者 19人(スタッフ含む。野鳥の会会員15人)

主催  あおぞら財団

共催  日本野鳥の会大阪支部

(インターン生:椹木)


次回の矢倉緑地・緑陰道路探鳥会は2月23日(金・祝)です。

コロナも少し落ち着いたので、より多くの方とバードウォッチングを楽しむことができます!

冬にしか見れない鳥を見つけて季節の移ろいを感じませんか?

2023BirdWatching2

次回 2023年2月23日(金・祝)予定
集合時間9:30 阪神なんば線福駅
解散12:30

2023年度探鳥会チラシ(pdf)はこちら

■あおぞら財団のこれまでの探鳥会の紹介はコチラ
https://aozora.or.jp/katsudou/manabu/tanchoukai
■日本野鳥の会大阪支部の矢倉海岸探鳥会の記録はコチラ
https://wbsjosaka.com/008-teirei-report/02-yagura/2018-report/report/index-resp.html
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■主催(問合先)
公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
(Tel) 06-6475-8885 (Fax) 06-6478-5885
電子メール:webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)
https://aozora.or.jp/

■共催
日本野鳥の会 大阪支部
〒543-0011 大阪府大阪市天王寺区清水谷町6-16
https://wbsjosaka.com/

※2023年度 西淀川区と民間企業等との共創に関する提案事業として、西淀川区と連携しながら実施しています。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境再生・まちづくり,矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2023年8月28日3:26 PM

【参加募集】矢倉緑地・緑陰道路 探鳥会(8/26)

秋(夏の終わり)の探鳥会のご案内です。

まだ暑い時期ですが、シギ・チドリなどの鳥を観察できるのではないかと思います。

小さなお子さんやご年配の方にも、適度なウォーキングコースでもあります。

暖かい日差しのこの季節、さわやかな朝のひとときを一緒に過ごしましょう。ぜひご参加ください!

※探鳥会は西淀川区との共創事業として実施します。

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■矢倉緑地・緑陰道路 探鳥会■
~西淀川区で野鳥観察~
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西淀川区は、海や川、干潟や緑地、変化に富んだ土地があるため、様々な野鳥が集まります。
初めての方はなかなか鳥をみつけることが難しいのですが、日本野鳥の会大阪支部のリーダーが、その豊富な知識で解説してくださいます。

*悪天候など状況によっては、中止の判断をする場合もあります。あおぞら財団ブログおよびFacebook等でご案内いたしますので、事前にご確認ください。

■日時:
2023年8月26日(土)午前9時30分~12時30分
*雨天・雷注意報発令時中止(Facebook等で告知します)

■集合:阪神なんば線「福」駅東口集合(9:30)
■解散:矢倉緑地公園(12:30)
■参加方法 当日、集合場所へお集まり下さい。
■参加費(保険代) 200円
■持物・格好 水筒、双眼鏡(あれば)、筆記用具
■当日の流れ:
阪神福駅に集合し、野鳥を見ながら歩いて矢倉海岸まで向かいます。
約3.5km歩きます。
*お弁当を持参し、終了後、矢倉緑地公園でお昼を食べるのも良いですね。
2023BirdWatching2

2023年度探鳥会チラシ(pdf)はこちら

イソヒヨドリ

イソヒヨドリ 澄んだ声で鳴きます

イソシギ

イソシギ 歩く時に腰を上下にふります

アオサギ

アオサギ 国内では最も大きなサギ

 

■あおぞら財団のこれまでの探鳥会の紹介はコチラ
https://aozora.or.jp/archives/category/egakushu/yagurakaigan

■日本野鳥の会大阪支部の矢倉海岸探鳥会の記録はコチラ
https://wbsjosaka.com/008-teirei-report/02-yagura/2018-report/report/index-resp.html

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■主催(問合先)
公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
(Tel) 06-6475-8885 (Fax) 06-6478-5885
https://aozora.or.jp/

■共催
日本野鳥の会 大阪支部
〒543-0011 大阪府大阪市天王寺区清水谷町6-16
https://wbsjosaka.com/
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※2023年度 西淀川区と民間企業等との共創に関する提案事業として、西淀川区と連携しながら実施しています。

Filed under: イベント案内,環境学習,矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2023年7月14日6:25 PM

春の探鳥会の報告(4/16)

4月16日(日)に矢倉海岸・緑陰道路 探鳥会を開催しました。今回から野鳥の会大阪支部との共催ということで、参加者は全部で34人(野鳥の会会員22人、リーダー、スタッフ含)です。今回から日本野鳥の会大阪支部と共催となりましたので、野鳥の会の会員の方が多数参加しました(日本野鳥の会大阪支部のブログはこちら)。春は冬鳥が北の繁殖地へ渡り、夏鳥は南から渡っていくほか、シギやチドリ等の旅鳥も観察できる季節です。

大野川緑陰道路では地面を移動する野鳥を観察できました。リーダーによると、鳥の歩き方には「ウォーキング」と「ホッピング」の2種類があるそうです。大型の鳥や水鳥の多くは、人間と同じように足を交互に動かして「ウォーキング」します。その一方で、スズメなどの小さな鳥や樹上性の鳥は両脚をそろえて跳ねるように「ホッピング」して移動します。ツグミ、カラスなどは「ウォーキング」と「ホッピング」の両方を使います。鳥の歩き方に着目して野鳥を観察してみるのも面白いですね。

大野川緑陰道路を歩く参加者

リーダーの解説を聞きながら、緑陰道路を通って矢倉緑地を目指します

ウォーキングするムクドリ(留鳥)

淀川で鳥を観察。風が強かった!

福の舟溜まりにはオカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモといったカモを多数観察できました。

IMG_0836

福の舟溜まりのカモたち

また、この日はミサゴをよく観察できました。鉄塔にいる個体の他に、青空を大きくホバリングする姿も見れました。ホバリングとははばたきによって体を支え空中の1点にとまるような飛び方です。

鉄塔のミサゴ。白い頭が見えます。

空を飛翔するミサゴ

ホバリングするミサゴ。鉄塔とは別の個体

樹木にとまっているツグミ

樹木に止まっているツグミ(冬鳥)

矢倉緑地では干潟を観察。いつもならシギやチドリ等の旅鳥が観察できるところですが、残念ながら風が強いため波が打ち寄せていたためかシギやチドリは見れませんでした。代わりにカモやオオバンを観察することができました。

IMG_7532

神崎川を観察

最後はチェックシートで鳥合わせを行いました。リーダーから鳴き声を含めて観察できた鳥をチェックしていきます。この日は全部25種類。シギ・チドリなど期待していた野鳥は観察できませんでしたが、多くの鳥が観察できました。

野鳥は「自然保護のものさし」と言われるように環境による影響を強く受けます。公害が深刻な時代には野鳥もほとんど観察できませんでしたが、現在は恒常的に多数の種類の野鳥を観察できます。ですが、現在も気候変動や廃プラスチック汚染など野鳥の環境を脅かす要素はたくさんあります。野鳥の観察を継続して、環境の状況を見守り続けていきたいと思います。

是非、次の探鳥会には一緒に野鳥を観察しましょう!

観察種数 25種
オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、キジバト、カワウ、オオバン、ミサゴ、チョウゲンボウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、セッカ、コムクドリ、ツグミ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ドバト

(記:谷内)


次回 2023年8月26日(土)予定
集合時間9:30 阪神なんば線福駅
解散12:30
矢倉緑地公園愛鳥家の方も、鳥初心者の人も、親子のみなさんも、いろんな方が楽しめる探鳥会です。夏休み明け8月の探鳥会。是非子どもさんの参加もお待ちしています。

2023BirdWatching2

2023年度探鳥会チラシ(pdf)はこちら

■あおぞら財団のこれまでの探鳥会の紹介はコチラ
https://aozora.or.jp/katsudou/manabu/tanchoukai
■日本野鳥の会大阪支部の矢倉海岸探鳥会の記録はコチラ
https://wbsjosaka.com/008-teirei-report/02-yagura/2018-report/report/index-resp.html
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■主催(問合先)
公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
(Tel) 06-6475-8885 (Fax) 06-6478-5885
電子メール:webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)
https://aozora.or.jp/

■共催
日本野鳥の会 大阪支部
〒543-0011 大阪府大阪市天王寺区清水谷町6-16
https://wbsjosaka.com/

※2023年度 西淀川区と民間企業等との共創に関する提案事業として、西淀川区と連携しながら実施しています。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習,矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2023年4月18日3:29 PM

冬の探鳥会の報告(3/4)

3月4日(土)に矢倉海岸・緑陰道路 探鳥会を開催しました。参加者は21人(リーダー、スタッフ含)です。
最初に福駅に集合。そこで早速空を舞う大きなが鳥が現れました。野鳥の会リーダーは最初、双眼鏡をのぞきながら「ミサゴですね」と言っていたのですが、「あ、違う!ハヤブサだ!」と少し興奮した口調で教えてくれました。ハヤブサは西淀川区ではあまり見かけない鳥で、とがった翼が特徴です。(ハヤブサの写真は残念ながら撮影できませんでした)
その後、大野川緑陰道路を歩いて矢倉緑地を目指しました。
この日は福の舟だまりや淀川でホシハジロやキンクロハジロといった渡り鳥を多数見ることができました。アオサギもいましたが、カラスに追いかけられて逃げまどっていました。アオサギの方が体は大きいのですが、カラスの方が気性が荒く威嚇をしています。
また、矢倉緑地ではヒレンジャク、キレンジャクを観察できました。「連雀(レンジャク)」の名の通り、ずらっと並んで木に群れで泊まっていました。ヒレンジャク、キレンジャクはいずれも西淀川で見かけるのが珍しい鳥です。
IMG_6926_00

淀川から野鳥を観察

福の船だまりでは多数のカモを観察できました

からすとアオサギ

カラスに追いかけられるアオサギ

 

5

おだやかに泳ぐホシハジロ。星の数ほど多くの大群で渡来します。

1

ヒレンジャク。体が丸々としています。尾の先端が赤いのはヒレンジャク、黄色なのがキレンジャク。

最後に、干潟でシギ・チドリを観察できるかと期待していましたが、この日は釣りをしている人がいるためか観察できませんでした。
最終的にこの日に観察できたのは全部で30種類でした。
冬は渡り鳥の観察のシーズンです。大地が雪と氷で覆われる北の地方から、食べ物を求めて日本に多くの鳥が渡ってきています。
西淀川の自然が豊かになってきているからこそ、たくさんの渡り鳥を観察できます。
自然の観察を続けて、今後も環境の状況を確認しづけたいと思います。

観察種数 30種
オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、オオバン、イソシギ、ミサゴ、トビ、ハヤブサ、ハシボソガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ヒレンジャク、キレンジャク、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ドバト

(記:谷内)


次回 2023年4月16日(日)予定
集合時間9:30 阪神なんば線福駅
解散12:30  矢倉緑地公園愛鳥家の方も、鳥初心者の人も、親子のみなさんも、いろんな方が楽しめる探鳥会ですので、みなさんふるってご参加ください。

■あおぞら財団のこれまでの探鳥会の紹介はコチラ
https://aozora.or.jp/katsudou/manabu/tanchoukai
■日本野鳥の会大阪支部の矢倉海岸探鳥会の記録はコチラ
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■主催(問合先)
公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
(Tel) 06-6475-8885 (Fax) 06-6478-5885
電子メール:webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)
https://aozora.or.jp/

■共催(2022年度まで協力、2023年度から共催に変わります)
日本野鳥の会 大阪支部
〒543-0011 大阪府大阪市天王寺区清水谷町6-16
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※2022・2023年度 西淀川区と民間企業等との共創に関する提案事業として、西淀川区と連携しながら実施しています。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2023年4月12日3:31 PM
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