10月23日(水)に、みどり保育園で自然体験会を実施しました!
10月23日は、みどり保育園で、
4.5歳の園児19名を対象に自然体験会を行いました。
体験会は大野川緑陰道路で行う予定でしたが、
雨天のため園内での実施となりました。
自然体験会の講師は、
大阪自然環境保全協会「ネイチャー大阪」の富さんと石川さんです。
(★ ←大阪自然環境保全協会「ネイチャー大阪」のHPはこちら!)
今回は、大野川緑陰道路にも生えている木の葉や草であそびました。
はじめに、セイヨウバクチノキという葉の裏に、サクラやゲッケイジュの枝を使って
文字や絵をかきました。
葉の裏に傷をつけると、みるみるうちにかいたものが浮かび上がり、
子どもたちはびっくりしていました。
昔は、このように葉の裏を使って手紙を書いていたそうです。
このことが、現在私たちが年賀状を書く時などに使う「ハガキ」の由来となっています!
次に、ふさふさした毛が特徴的な、ネコジャラシを使った草ずもうをしました。
ネコジャラシの本当の名前は「エノコログサ」といいます。
草ずもうは、相手と自分の草を交差させて引っ張り合い、
草がちぎれなかったほうが勝ち、ちぎれたほうが負け、
というように、勝敗を決める遊びです。
子どもたちは真剣に遊んでいました。
そして最後は、葉っぱのにおいをかぎました。
クスノキとヨモギ、2つの葉を子どもたちに渡したところ、
「いいにおい」という子もいれば、「くさい」という子もいました。
木や草は、葉からにおいを出すことで、
好きな虫は呼び寄せ、嫌いな虫は遠ざけようとします。
虫によってにおいの感じ方がちがうことを利用しているのです。
来月もまた実施するということを伝えて、体験会は終了しました。
今回インターン生として体験会に関わらせていただきましたが、
子どもたちの素直に遊びを楽しむ様子を見て、
とても暖かい気持ちになりました。
子どもたちが自然での遊びに興味を持ってくれていたら嬉しいです。
あおぞら財団では、子どもが身近な自然で遊ぶことを促進する活動を行っています。
※高原環境財団の助成を受けて活動しています。
あおぞら財団 インターン生 京都府立大学 足立成美