エコミューズ館長日記No.29
本日は、解説文の手直しが終った。最初に全体の序言、併せて資料の解説第1章と第3章の書き直しにチャレンジした。序言の書き直しはこれで10何回か、20数回か、自分でもあきれるほど、修正を重ねている。結局、原資料をどのように編集すればいいか、それの持つ主観主義的歪みの存在を前提として、そこから歴史の真実の流れを把握する必要性を説く文章となってきた。個別の章の解説は、第1章については最初の出だしを時系列に沿うものに変更して、読みやすくした。第3章は、中島水道・大野川緑地化推進委員会、西淀川公害追放委員会及び西淀川から公害をなくす会・西淀川公害患者と家族の会の運動紹介と、その特徴の解説を中心とした。これは西淀川公害追放委員会の活動ぶりがもう一つ具体性をもって浮かびあがってこないため、全体の位置づけがなかなか確定できなかったものである。
午後1時30分から2時45分まで、大阪医科薬科大学の学生15名の方々に資料館の見学をしてもらった。若々しい声でいろいろ質問してくれた。
2025.6.16 小田康徳
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