7/6 明石にて、災害時の要援護者支援プロジェクトスタート
災害時に、自力での避難が困難な方(要援護者)をサポートする仕組みをつくっていくプロジェクトを進めています。
本年度は、大阪市西淀川区・堺市・明石市のNPO等が連携して、支援する人材を育成するプログラムを検討しています。
その第一歩として、明石市にて、プロジェクトがスタートしました。
7月6日(金)、明石市の東大溝自治会館にて、周辺自治会や関係者が集まり、
明石高専の大塚先生をはじめ、あおぞら財団(藤江・平田)他と顔合わせと打ち合わせを行いました。
当日少し早めに現地に行き、近辺を散策しました。
最寄り駅のJR魚住駅を下車し、たこバスに乗って海岸付近まで移動しました。
バスを降りてから海まで少し歩きます。
海岸に向かって歩いていくと、住吉神社に行き着きました。
神社に行くと海が目の前に広がります。
神社内ではあじさいが美しく咲いていました。
今度は来たときとは逆に海側から駅へ向いて歩いていきます。
少しのぼり坂になっており、新旧の住宅が立ち並びます。
途中、明石高専学校の前を通りました。屋根に太陽光パネルが設置されています。
住吉神社から駅まで15~20分ほどで着きました。
さて、打ち合わせですが、参加者は各地区からメンバーが集い、24名が集まりました。
自己紹介の後、これからの方向性について確認しました。
当日配布された資料を用いながら、参加する団体の地理的位置の確認、今後の要援護者支援セミナーの開催予定(7、8、9月予定)、年内に避難訓練も実施を目指すなど確認しました。
話題として、災害時の要援護者台帳の活用方法等について意見交換がされました。
災害時要援護者台帳とは、災害時に要援護者が地域の支援を受けられるようにするため、任意で氏名や住所、どういった病気や障害を持っているかなどを記載しておくものです。個人情報が記載されているため、その扱いは慎重にする必要がありますが、いざという時に活用できないと困ります。
その他、各自治会で行っている取り組みなどを紹介し合い、きめ細かい支援体制が必要との思いを共有しました。
本事業は、「独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業」を受けています。
フェイスブック「みんなで守る!みんなで助かる!災害時の要援護者支援!」もあります。
平田