JICA大阪で講師として参加しました!
2009年8月1日
JICA大阪にて
(独立行政法人国際協力機構大阪国際センター)
国際教育セミナー2日目 午前の部(10:00〜12:00)25名参加
ワークショップや授業発表、教材紹介、情報交換などを通じて、
NGO/NPOなど諸団体との連携を深めるための取り組みにつ
いて学ぶプログラムです。
あおぞら財団の林が、
『食と交通と環境を結ぶフードマイレージ買い物ゲーム』講師
として参加しました。
参加されたみなさんには、6グループに分かれて席についてもら
いました。初めは緊張した雰囲気でしたが、お互いに自己紹介が
終わると、和やかになりました。
ゲームの説明のあと、夕食の献立を決めました。
「さといもが安いわ!絶対、買っとかな!!」と皆に話していたり、
すごく楽しくて活気がありました。
献立の絵もおいしそうに描けました。
発表の時間には、
「『お父さんが秋はサンマ』って言うから〜(笑)」と、本当の家族の
ように会話していたグループがありました。
また、お父さんにはビールがあるグループもありました。
「(私には)ビールがありますが、これはおこづかいから引かれます(笑)」
思わず、笑ってしまいました。
フードマイレージの★の数をかぞえ発表するときには、
★の数が少ないと、他のグループから、「えー何でやの〜」との声が
上がったりしていました。
わかち合いの時間には、
・おもしろかった〜!
・授業参観などで家の方に一緒に参加してもらったらどうか?
・できれば環境のことも頭にいれて買物もしたいが、安いものしか
買えないという現実もある。お金持ちしか取り組めない社会では
困る。みんなが買えるようになればいいなぁ。
という感想もありました。
教職員の方が多いグループでは自然とこども達の話になり、真剣に
語り合う場面もありました。
午後の部(13:30〜15:30)33名参加
小学生バージョン使用
8グループにわかれました。
献立を決める時間には
「私は鶏がすきです!!」
「さっき使った残りを、お味噌汁に使おう!」
「赤・黄・緑の食材をバランスよく買おう!」
そんな意見もすべて入った献立になっているグループ
もありました。
予算内での食材を選びがすごく良かったと思います。
発表の時間には
あまった食材を使ってもう1品作っているグループが多くあり、
小学生ではなかなかみられない献立でした。
わかち合いの時間には、
・自給率をあげてほしい!
・食べ残しを減らそう!
・食品にもフードマイレージを表示してほしい!
・手伝いは買物からした方がいい。
・おじいちゃん達の世代とも一緒に食事をし、知恵を伝えてもらっては
どうか?
など、いろいろな意見がでていました。
みなさん高い意識を持って参加されていました。
私自身、今、自分にできること、例えば、食事は残さず食べる、買物の時にはフードマイレージについて考えて購入してみるなど、身近なところから始めていきたいと思いました。
(文責 長沼)