中島水道 まち歩き 西淀川区編(3/2土)
3月2日(土)、『中島水道まち歩き 西淀川区編』を開催、16人で歩きました。
この活動は、中島水道に関心のある有志がボランティアで企画・運営しているもので、
昨年6月6日の東淀川区編、11月23日の淀川区編に引き続き、3回目です。
*中島水道については中島水道サロンスタッフの笑福亭仁勇さんのHPをご覧ください
今回のコースは、阪神の福駅に集合し、約3km歩き、あおぞらビルを目指します。
淀川や大野川緑陰道路の自然、第二次世界大戦や公害の歴史など、様々な自然と歴史にふれるまち歩きになりました。
まずは中島水道の海への出口(今は地形がかえられ淀川になっています)で思いをはせた後、上流にむかって歩きます。ここでは野鳥の話や淀川の漁についても紹介しました。
最初の難関!? 43号線をくぐるけもの道のような天井の低い道。
43号線のすぐ上流の、淀川堤防上にある、大塚切れ洪水の碑(詳しくはこちら)。
淀川堤防上からのぞむ姫福通り。中島水道の跡です。
たいてい川の跡は、道がまがっていることが多いのですが、中島水道跡は人工の水路なのでまっすぐです。
西淀川はものづくりのまちとして、まちづくり推進中。住宅と工場地、うまく折り合いをつけていきたいですね。
姫嶋神社。豪華なだんじり幕が奉納されています。
こちらは樹齢900年の大楠。1945(昭和20)年6月15日の空襲で焼かれ根と幹のみになったそうです。
西淀川がほこる歩行者・自転車専用道路 大野川緑陰道路。
9.5kmの中島水道跡の殆どが、車道や高架下などになっているのですが、ここ大野川緑陰道路は唯一緑陰道路として整備されています。
元歌島中学校教員の西口先生に、緑陰道路ができた当時の頃のことをお話頂き、天野先生に中島水道の開削についてお話をして頂きました。
約3kmの道を歩いて、あおぞらビルに到着。資料館エコミューズにて、東淀川区、淀川区、そして今回、西淀川区と、今までのまち歩きのふりかえりをしました。
昼食交流会後に、皆で記念撮影。
次回は、今回のまち歩き参加者、木村光弘さんが『中津川物語』をお話してくださることになりました。データを集めてパワーポイントを作ったそうです。
中津川は、明治43年に淀川が開削される前まで、この地を流れていましたが、淀川が開削に伴い、埋め立てられていった川です。
4月19日(金)午後3時からあおぞらビルで開催します。案内は別途掲載しますが、お楽しみに。