関西×東北 被災地応援ツアー 1日目「現地視察編」
11月29日(金)、参加者のみなさんが仙台駅に集合し、被災地応援ツアーがスタートしました。
参加者は29名でした。仙台をバスで出発し、約4時間かけて岩手県釜石市へ到着しました。
現地に到着し、三陸ひとつなぎ自然学校の伊藤さんと合流し、現地視察がスタートしました。
まずは鵜住居地区の防災センターを訪れました。
ここは、地域で指定された避難場所ではなかったが、避難訓練で避難場所とされたことで、約200人近くの人が避難し、多くの人が津波の犠牲になりました。
参加者は入る前に、祭壇に手を合わせ、中に入り、当時の様子の話に耳を傾けていました。
次に鵜住居駅のあった場所に行きました。かつて鵜住居地区の中心地だった場所の変わり果てた姿を、津波がくる以前の写真を見ながら眺め、津波の威力がどれだけのものだったのかを感じていました。
その後、旧大槌町役場を訪れ、役場の跡を見ました。
この日はこれで日没となり、宿泊場所である宝来館に向かいました。
宝来館に到着後、夕食前に釜石あの日あのとき甚句を聞きました。被災者の思いを歌にすることで、「時が経つにつれ移り行く気持ちの中で、そのときの気持ちを、後世に伝えることができる」という思いで作られた甚句です。
その歌に耳を傾け、涙を流す参加者の姿も見られました。
記:相澤
関西×東北 被災地応援ツアー 1日目「現地視察編」
https://aozora.or.jp/archives/17966
関西×東北 被災地応援ツアー 2日目「震災教育プログラム体験&ボランティア活動編」
https://aozora.or.jp/archives/17968
関西×東北 被災地応援ツアー 3日目「釜石エコツアー編」
https://aozora.or.jp/archives/17970
※過去のツアーの様子
https://aozora.or.jp/archives/14798