西淀川公害の展示についての感想
西淀川公害と環境資料館(エコミューズ)はあおぞら財団の5階にあります。5階の閲覧室には、西淀川公害に関する展示パネルがあり、公害問題について、とてもわかりやすく解説されています。
上の写真は、患者達が実際に使用していた薬袋、生徒手帳や当時は市販されていなかった吸入器等が、寄贈され、資料として展示されています。また、ケースを開けて実際に触れることも出来ます。
また、閲覧室には西淀川公害に関する裁判資料が全て保存されており、興味がある方に限らず、卒業論文の参考に来られる方も多いです。
インターン生の感想
近畿大学3回生 榎田 健二
僕は幼稚園の頃、喘息を患っていて、よく咳をしたり、定期的に診療所で吸入器を使ったり、よく休んだりしました。小学生になる頃には直りましたが、とても辛かったことを今でも良く覚えています。5階の展示パネルには喘息を患った方の体験記があり、とても辛かったんだと思いました。
近畿大学3回生 西田 貴裕
私は公害問題について教科書に掲載されていることしか知らなかったので、西淀川という自分の近くでその昔、公害問題が発生し、今も苦しんでいる方がいらっしゃることに強い衝撃を受けました。これからは教科書の中の昔の話と考えず、今も続く身近な問題として公害問題に向き合いたいと思いました。
あおぞら財団インターン生 近畿大学 榎田 健二
西田 貴裕