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にしよどがわ子ども乗せ自転車座談会を開催しました(2/8)

2月8日に、にしよどがわ子ども乗せ自転車座談会を開催しました。

日時=2017年2月8日(水)10:00~11:30

場所=あおぞらビル会議室

主催=あおぞら財団

今回の自転車座談会では、子ども乗せ自転車を利用している柏里在住の5名の子育て中のお母さん方に参加していただき、自転車利用について日頃感じていることや交通ルールの再確認などを行いました。子ども乗せ自転車利用者ならではの気づきや本音を交えた意見交換を行いました。

今回の参加者の方々は、12月~1月に実施した自転車走行調査にご協力いただいた方々が中心です。

【内容】

①自転車走行調査の動画を観ました

まず、最初に自転車走行調査で撮影した動画をみんなで観ました。この自転車走行調査では、普段よく利用している道を普段通り走行している様子を後ろから追いかけてビデオで撮影するというものです。自転車で走っている様子を撮影した動画を見ながら、映っている本人にこの時にどうしてこういう行動をとったのか?といったことを話してもらったり、参加者同士でこの交差点が見通しが悪くて危ない、この道は交通量が多くて危ないといった交通状況などを話し合ったりしました。

話し合いの中で、個々だけが守るルールはかえって危険のように感じるという意見も出ました。ですが、大きな事故に遭った時に責任が問われるのは交通ルールを守っていない方であり、自分たちから交通ルールを率先して守ることで、周りに交通ルールを守る人が増えるようにしていくことが大事ではないかという意見もありました。

また、子どもたちに自転車を安全に乗ってもらうためには、自転車教育が大切という話が出ました。地元の事故例を挙げて自転車が歩行者などほかの人を傷つける乗り物になりかねないことを教え、その上で交通ルールを教えると効果的なのではなという意見もありました。

 

走行ビデオを見ている様子の写真

走行ビデオを見ている様子

 

②自転車ヒヤリハットマップの作成

動画をみたあとは、西淀川区内の地図に、自転車に乗っていて危ないと感じた場所、普段から気を付けている箇所などを書き込みました。

「この交差点は見通しが悪いのでミラーをつけてほしい」、「この道は歩道が狭いけれど、トラックの通行量が多くて車道を通るのは難しい」、「ここは信号から遠いから道路を横断する歩行者も多く、危険」「駅付近では車、自転車の交通量だけでなく歩行者も多い、中には電車の時間に合わせて、急いでいる人もいるため注意が必要」など、地元のことをよく知って、普段から自転車に乗っている人ならではの意見がたくさん出ました。

歩行者専用道路である大野川緑陰道路は、自転車が走行しやすい安全な道だと思われていますが、ここで子どもを乗せた状態で転倒したお母さんがおられました。転倒した際は、「緑陰道路で対向自転車を避けるため、脇に寄り、落ち葉を踏んでスリップした。子どもが乗っているとバランスを崩した時に立て直すのが難しい」といったお話も出ました。こういう危ない目に遭った時に、お子さんにちゃんとシートベルトをかけているか、ヘルメットをさせているかで、お子さんの怪我の度合いも異なってきます。

マップを作成している様子の写真

マップを作成している様子

今回の自転車座談会では、自分が自転車を走行している様子を見るのは初めてなので、客観的に自分を見ることができてとてもよかったという感想をいただきました。 また、お母さん同士で自転車の安全について情報を共有したりする機会はなかなかないので、自転車の交通安全について考えるよい機会になったようです。

※この取り組みは、公益財団法人交通エコロジーモビリティ財団の平成28年度ECOMO交通バリアフリー研究助成を受けて実施しています。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2017年2月9日2:45 PM

タンデム自転車の活動 いくつか発表しています

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

タンデム自転車の活動については、おかげさまで昨年からいくつか発表の機会を得ることができました。

2016年の2月は台湾でポスターセッション、同年7月には日本都市計画学会関西支部で発表、今年に入って『おおさかの住民と自治』(2017年2月号)に掲載いただきました。

●2016年2月29日発表/自転車の世界会議「Velo-City 2016」(台湾)ポスターセッション
「Potential Benefit of Tandem Bicycles Use for the Disabilities」
Yoriko YARIYAMA, Itaru FUJIE and Nagahiro YOSHIDA

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●2016年7月30日発表/日本都市計画学会関西支部
「移動困難者を対象としたタンデム自転車の日常利用ニーズと課題」
鎗山善理子、吉田長裕、藤江徹
http://www.cpij-kansai.jp/cmt_kenhap/top/2016/27.pdf

●2017年2月15日発行/おおさかの住民と自治
「大阪の公道でタンデム自転車が走れるようになりました」
鎗山善理子

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http://www.oskjichi.or.jp/modules/publication/osakano.html

これらは、2015年より大阪市立大学の吉田長裕先生の協力により、あおぞら財団や大阪でタンデム自転車を楽しむ会が実施している「タンデム自転車の利用に関するアンケート」や2016年8月から大阪府内の公道でタンデム自転車が走行可能になった取り組みがもとになっています。

これからも積み重ねてきた活動をより広く発信していけたらと思います。

記・鎗山善理子(あおぞら財団スタッフ)

※あおぞら財団は大阪でタンデム自転車を楽しむ会の事務局です。

大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,タンデム自転車,地域づくり — aozorafoundation 公開日 2017年2月3日7:45 PM

【2/4】矢倉海岸 定例探鳥会(2017年度から年3回開催)

★転送歓迎
==================
■矢倉海岸 定例探鳥会■
~西淀川区で野鳥観察~
==================

西淀川区は、海や川、干潟や緑地、変化に富んだ土地があるため、様々な野鳥が集まります。
さわやかな朝のひとときを一緒に過ごしましょう。
*2017年度から開催頻度が変わります。詳しくは下記をご参照ください。

■日時:2月4日(土)午前9時30分~12時30分
(雨天・雷注意報発令時中止)
■集合:阪神なんば線福駅集合(9:30)
■解散:矢倉緑地公園(12:30)
■参加方法 当日、集合場所へお集まり下さい。
■参加費(保険代) 日本野鳥の会会員100円、一般200円
■持物・格好 水筒、双眼鏡(あれば)、筆記用具
■当日の流れ:
阪神福駅に集合し、野鳥を見ながら歩いて矢倉海岸まで向かいます。
約3.5km歩きます。
*お弁当を持参し、終了後、矢倉緑地公園でお昼を食べるのも良いですね。

★☆★ 探鳥会開催頻度変更のお知らせ ★☆★
これまで10年以上に渡り、基本的に毎月1回探鳥会を開催してきましたが、
諸般の事情により2017年度より、春・秋・冬の3回開催に変更いたします。
今後の予定は下記のとおりです。ご確認ください。
3月4日(土)、4月9日(日)、9月17日(日)、2018年2~3月開催予定

2017探鳥会
■あおぞら財団の定例探鳥会の紹介はコチラ
https://aozora.or.jp/katsudou/manabu/tanchoukai
■日本野鳥の会大阪支部の定例探鳥会の紹介はコチラ
http://birdszukan.web.fc2.com/teirei-guide/02/index.html
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■共催(問合先)
日本野鳥の会 大阪支部
〒543-0011 大阪府大阪市天王寺区清水谷町6-16
(Tel) 06-6766-0055
http://sun.gmobb.jp/wbsj-osaka

公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
(Tel) 06-6475-8885 (Fax) 06-6478-5885
https://aozora.or.jp/
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Filed under: イベント案内,地域づくり,環境学習,矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2:37 PM

第1回中島大水道の古文書にふれる会

2016年11月13日
場所:西淀川区図書館 参加者:15人
講師:小田教授(大阪電気通信大学名誉教授) あおぞら財団附属資料館・エコミューズ館長

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「西淀川区民の宝として親しまれている”緑陰道路”は江戸時代に、現在の東淀川区から農民が自らの手で掘りぬいた“中島大水道”の流路の跡でもあります。洪水や滞留する悪水を除いて農業生産を上げる努力をした農民の必死の思いや、庄屋さんの努力を古文書から読み解きます。住民が街づくりに立ち上がった歴史に触れてみませんか・・・」と呼びかけて実施しました。

中島大水道サロン会長の笑福亭仁勇さんから、資料の紹介もいただけました。

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今回は東淀川農業協同組合が編集・出版された「百姓普請の中島大水道」にある澤田家文書で時代背景や古文書の持つ意味の解説を聞き、学習を深めました。(天野)

保管されていた中島大水道設置の幕府への請願書のコピーを元に、一行一行、解読してもらいました。江戸幕府へ、工事は公儀普請で、困難ならば地頭普請としてほしいと請願しましたが、幕府による決定は「百姓普請」であったという当時の農民の必死さを知る古文書にふれる会でした。(神原)

引き続き淀川区、東淀川区で実施します。どうぞご参加ください。

【以降のご案内】
◆第2回 中島大水道の古文書にふれる会
日 時 3月18日(土)14時~16時
場 所 淀川区民センター(大阪市淀川区野中南2-1-5)
参加費 300円

◆第3回 中島大水道の古文書にふれる会

日 時 4月22日(土)14時~16時
場 所 豊新福祉会館(大阪市東淀川区豊新2丁目11-22)
参加費 300円

みてアート2016写真展@西淀川図書館

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

西淀川図書館で「みてアート2016」の展示が始まりました。

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わたしたちが暮らす西淀川区は、「公害の街」と呼ばれた時代を経て、「ものづくりの街」と「住まいの街」が一体となった新たな魅力をもつ街として歩んでいます。

そんな西淀川区の人たちがアートをきっかけに交流するイベントが「みてアート2016」。

みてアート2016では、多彩なアート作品はもちろん、手作り雑貨の販売や音楽ライブ、子どもたちが楽しめるワークショップにスタンプラリー、フードコーナーと盛りだくさんの内容でした。

みてアートの多彩なアート作品やアートを通じて生まれたたくさんの笑顔を、どうぞご覧下さい。

◇展示期間:1月27日(金)~3月中旬まで
◇展示場所:西淀川図書館
◇開館日:火曜日~金曜日 午前10時~午後7時
土曜日・日曜日・祝・休日 午前10時~午後5時
休館日:月曜日・第3木曜日(国民の祝日と休日にあたる場合の月曜日は開館)
西淀川図書館のURL:http://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=149

◇「みてアート2016~にしよどがアートのまちになる日。」
開催日:2016年11月5日(土)、6日(日)
全体参加者数 のべ2200人、スタンプラリー参加者 563人
参加アーティスト 30、作品数 80、展示拠点 30(うちスタンプラリー拠点は13)、出店数 21
主催:みてアート実行委員会 後援:西淀川区役所
http://miteart.blogspot.jp/

◇写真協力:藤原武志

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2017年もみてアートを開催する予定です。楽しみにしていてください!

※あおぞら財団は「みてアート実行委員会」、「西淀川アートターミナル運営会議」の事務局です。
みてアート・御幣島芸術祭:https://miteart.blogspot.com
西淀川アートターミナル:https://nishiyodo-art.com
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,みてアート,地域づくり — aozorafoundation 公開日 2017年1月27日3:05 PM
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