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ブログカテゴリー » 地域づくり

8/25(木)大阪市立大学で3輪自転車を試乗してきました。

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

初めまして、龍谷大学3回生でインターンシップ生の野邊 季樹です。

 

今日は大阪市立大学杉本キャンパス内にてケイズ技研株式会社の方々が開発、製造した最終試作品である3輪自転車に乗らせて頂きました。

 

今まで、私が知っている3輪自転車は幼い時に乗った幼児1人乗りのものや街で見かけた事のある大人の方が1人で乗るものだけでした。

しかし、今日で私の3輪自転車に関する知識や経験値は非常に向上したと思います。

なぜなら、私が今日乗ったものは、2.5人乗りが可能であり、しかも、座席がハンドルの前にあったからです。

このような乗り物は今まで聞いたことも想像したこともなく、非常に驚きました。

そして、最初に1番前の座席に乗りました!

前に乗った時の感想は、運転手も初めてこの自転車に乗った方だったので少し怖いと思いましたが、自転車の安定性は非常に高いので、時間が経ち、慣れていって余裕が出てくると、運転手の顔を前の座席から振り返って見ることもできました。

また、運転手の前方に座っているので後ろからの声が聞き取りやすいと感じました。

 

次に運転手を体験したのですが、ペダルを漕ぐ前に方向転換などで1番前の座席に人を乗せてハンドル操作をしても車体は非常に安定していて負荷がかかることもなく、スムーズにハンドルを動かすことができました。

また、走行する時には前方に人を乗せているので運転手が安全を確認できるのは安心できるな、と感じました。

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次に、1人乗り用の3輪自転車にも乗りました!

 

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これも先の2.5人乗りの3輪自転車と同様に前輪が2つあるタイプであり、特許技術によって、左右に曲がるときにその安定性が発揮され、かなり急な角度で曲げても倒れる!という心配がほとんどありませんでした。

 

今回、乗らせて頂いた2種類の3輪自転車はともにケイズ技研が取得したシンクロ機構という特許技術が使われています。そのため、従来よりも低速でより安定な走行を可能にしています。

また、このシンクロ機構では斜面でも平地と同じように走行することや片輪が段差に乗り上げても車体が傾かないという凄さもありました。

 

このシンクロ機構を用いた3輪自転車は、低速で安定性が高いので前や後ろに荷物を載せ商業目的にも使うことができるなど、これからの自転車という乗り物の可能性の高さを知ることができた1日となりました。

 

[関連サイト]

ケイズ技研HP

http://www.kslabo.jp/index.php

TOYODA TRIKE

http://toyoda-trike.co.jp/

1人乗り3輪自転車走行動画

今回乗せていただいたToyoda trike が東京でも乗れるイベント

http://velo.tokyo/

 

 

記・あおぞら財団インターンシップ生 野邊 季樹(龍谷大学理工学部)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,インターン生,タンデム自転車,自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2016年8月31日5:43 PM

自転車文化タウンづくりの会第9回総会&ミニ講演会「自転車教育」を開催しました(6/19)

あおぞら財団が事務局の「自転車文化タウンづくりの会」の活動です。

自転車文化タウンづくりの会第9回総会&ミニ講演会「自転車教育」を開催しました

■日時:2016年6月19日(日)16:00-18:00
■場所:OVE中之島
大阪府大阪市北区中之島2-3-18
中之島フェスティバルタワー フェスティバルプラザ1F
■プログラム
16:00~16:30 総会
16:30~18:00 自転車ミニ講演会「自転車教育」
「各地で進む自転車交通教育の取り組み」
吉田長裕氏(大阪市立大学大学院工学研究科准教授)
■参加者19人

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●新田保次代表のあいさつ

第9回総会では、2015年度活動・会計報告、2016年度活動方針、予算、役員が議案として提案され、承認されました。
2016年度は、次の5つの柱を軸に活動を展開していきます。

【活動の柱①】自転車市民の輪を拡げていく
【活動の柱②】自転車利用環境・自転車交通教育に関する調査・研究
【活動の柱③】自転車を活かしたまちづくりに向けて行動する
【活動の柱④】活動成果の社会還元
【活動の柱⑤】自転車安全教育の実践

次に、吉田長裕先生による講演会がありました。
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内容は、国内における交通安全教育・モビリティの現状、フランスやオランダなどの自転車教育の海外調査、自転車交通安全教育内容の比較等でした。

報告の中では、フランスにおける障がい者への自転車教育の動画が紹介されました。
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https://www.youtube.com/watch?v=mlLxMgFN6Hg

日本では、障がい者の移動にはまだまだ制約があり、かつ交通教育もほとんどなされていない現状を踏まえると、大きな違いがあります。
交通安全教育は「市民が世の中で生きるために不可欠なもの」として、しっかり位置づけられることがのぞまれます。

わたしたち「自転車文化タウンづくりの会」では、自転車安全教育の体系化や実践に取り組んでいきます。

以上

【自転車文化タウンづくりの会】
ブログ:http://blog.goo.ne.jp/cycletown-osaka
HP :http://cycletownosaka.jimdo.com/

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2016年8月17日6:49 PM

久宝寺緑地でタンデム自転車走行

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

インターンシップ初日の近畿大学からきました、島崎,前川です!
8/8月曜日久宝寺緑地に八尾視覚障がい者福祉協会の方約20名と一緒にタンデム自転車走行をしてきました。
タンデム自転車とは、複数のサドルとペダルを装備し、複数人が前後に並んで乗り同時に駆動することができる自転車の事で、最前部に乗車する人をパイロットといい、それ以外の後部に乗車する人の事をストーカーと言います。この自転車の利点は後ろに座っているストーカーの方がハンドル操作をしなくてもいい点にあります。後ろの人はハンドル操作をしなくてもよいので視覚障がい者の方も後ろで漕ぐことができます。
八尾視覚障がい者福祉協会はタンデム自転車を自分たちで2台保有しているとのことで、驚きました!毎月1回定例で行っているそうです。僕たちインターン生はパイロットをすることになりました。

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あおぞら財団側の自己紹介

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あおぞら財団事務局長の藤江さんのタンデム自転車走行についての諸注意
色々福祉協会の方から質問があり、部品の購入場所をメモしている方もおられました。

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準備運動

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タンデム自転車に興味津々で視覚障がい者の方は乗る前に形状を確かめてます。

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自転車の乗り方や声のかけ方、誘導を習いました。
一人で乗った後、目の見える人を後ろに乗せて練習しました。

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緊張した面持ちの前川君

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慣れてきた島崎君

<今日の感想>
今日は参加者全員滝のような汗が出るほど熱い絶好のタンデム日和でした。
福祉協会の方とおしゃべりをしながら乗るタンデムは最高に気持ちよかったです!
最初は、スタートのタイミングが掴めずバランスを崩すこともありましたが、徐々に慣れてきて
スピードも出せるようになり快適な走行をできるようになりました。
乗車中は、お孫さんの話や、将来の話、学校の話などの話で盛り上がりました。

お孫さんが同じ近畿大学の4回生だと知って妙に親近感が沸いて途中からため口で喋ってしまいました(ごめんなさい!)
乗車した人からは降りた後、握手を求められ「久しぶりに若い人と交流ができて楽しかった」と言われ、うれしかったです!僕たちパイロット側も1週約1500mあるのですがとても短く感じ、楽しめました。
帰りに、大野川緑陰道路でかつて台風や水害に見舞われ、建てられた水防碑を見ました。水防碑には「災害はわすれたころにやってくる」と書かれてあり、少ない字数なのに重い言葉に感じました。色々な学びがある1日になりました。
インターン生 島崎真也 前川直輝

※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,インターン生,タンデム自転車 — aozorafoundation 公開日 2016年8月9日3:46 PM

ついに!大阪府内の公道でタンデム自転車(2輪)走行OKです

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

ついに!大阪府内の公道でタンデム自転車(2輪)走行OKです
大阪府内の公道で、2輪のタンデム自転車が走行できることになりました。2016年8月1日からです。そう、本日(8/1)からです!
「大阪府道路交通規則第11条第1号」が8月1日施行で改正されました。
詳しくはこちら→大阪府公報 大阪府道路交通規則の一部を改正する規則(警察本部交通総務課)

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「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」では、5月13日に大阪府公安委員会へ「大阪府内でのタンデム自転車の走行に関する要望書」を提出し、6月13日には大阪府警察総合訓練センターにて、タンデム自転車の検証がおこなわれました。

そして、このたびの規則改正となりました。

視覚障がい者の方の「自転車に乗りたい」という声から2009年にはじまった私たちの活動。正式に会として「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」が発足したのは2012年。公道を走るにおいては、つねに、この道路交通規則がネックとなっていました。

現在、日本では、大阪府を含めて、13府県で2輪のタンデム自転車の公道走行が可能となりました。
この輪はどんどん広がっていくことでしょう。これまで一人では自転車に乗れなかった人たちが、タンデム自転車という乗り物によって、移動や行動の範囲が広がり、運動やリフレッシュにもなり、日々のくらしが豊かになる。そして、そのことが、みんなに優しい社会の実現につながっていけばいいなと思います。

そして、忘れてはならないのは、安全運転。
タンデム自転車は車体が長いため、「普通自転車」ではありません。なので、歩道を通行してはいけません。(普通自転車であっても歩道を通行するときは徐行ですが)
2人で息をあわせてこぐタンデム自転車は、こいでる2人の間でのコミュニケーションも大事ですが、周りの人、自転車、バイク、車などとのコミュニケーションも大事です。周りとコミュニケーションを取りながら、ルールを守って、安全運転して、長く長く、タンデム自転車を楽しみましょう。

関係者のみなさま、この間のご支援ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。

「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」事務局

大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,タンデム自転車 — aozorafoundation 公開日 2016年8月1日12:00 AM

野里小学校で絵本の読み聞かせの防災授業を行いました。

7月16日土曜日、野里小学校で絵本の読み聞かせの防災授業を行いました!!
その時の様子をお届けしたいと思います!
お届けするのは、同志社女子大学インターン生の太田です。
どうぞ、よろしくお願いします!!
日時:2016年7月16日(土)9:00~12:00
場所:大阪市立野里小学校(大阪府大阪市西淀川区にある公立小学校)
構成:1部、高学年 2部、低学年 3部、保護者の方々という3部構成。
参加者:約385名(生徒、約330名 教師、約20名、保護者の方、約30名 財団スタッフ、4名 ボランティア、1人)
協力:あおぞら財団
3部構成:①高学年向けの授業②低学年向けの授業③保護者向けの説明会
全体流れ:あいさつ・絵本の読み聞かせ・スライドを用いた説明・校長先生から学校の防災の取り組みについて説明
*三部とも内容のレベルは違いますが流れは同じです。
あおぞら財団の防災授業と並行して運動場では消防署の水消火器訓練、煙体験、簡易担架の訓練などが行われました。

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ボランティアに来てくださった石井さんが絵本の読み聞かせをしている様子

○授業の内容○

まず、西淀川はどんな所で実際どのような災害が起こる可能性があるのかを考えました。次に実際に災害が起きたらどのような行動をとる必要があるのか生徒の意見も聞きながら皆で話し合いました。そして過去に西淀川で実際に起きた災害や、西淀川は水害に弱いという事実を話し、最後に災害に関して普段からできることを考え多くの生徒に発表してもらいました。生徒の皆さんはとても熱心に授業に参加してくれている子が多かったです。また参加型であったので良い雰囲気で多くの事を学べる授業だったと思います。

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児童が話し合ったことを発表している様子

 

 

○保護者の方への説明○

保護者の方へは、災害に対する基礎知識の話から始まり、今後起こる可能性のある地震などのリスクを話しました。また西淀川の過去の災害の話をし、避難の仕方、子どもを守る方法、災害の時の連絡の取り方、さらには普段の生活から防災を取り組むという考えをもつことなど、とても多くのことを知る機会になったと思います。最後に校長先生から保護者の方へ西淀川地区の避難場所や学校のことについてお話がありました。

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実際にある避難所の物品を展示した様子

○感想○

日本は災害国です。しかし、私自身も災害が起きた時だけ災害に対して向き合い、時間が経つと忘れ、何も考えず日常を送っています。しかし今回の防災授業で、”おきてからでは遅い”また“誰にでも起こる可能性がある”ということを感じました。私たちはそうゆう国に住んでいていて、誰が、突然、このような悲劇に襲われるか分かりません。確かにどうにもならないこともあります。しかし、災害が起きても命を守ることができるものもたくさんあると思います。そのための防災です。命を守るための対策です。何よりも大切なことです。しかし、この、何よりも大切なことを、おろそかにしている人が多いと思います。私自身もう一度、「災害が起きたらどうしたらいいか」、「どのように連絡をとるか」、「防災リュックは本当にこれで大丈夫か」という話を家族としました。家族と話をしてるうちに「こんなに大切なことをしていなかったなんて、恐ろしい。」と感じました。だから、このブログを読んでくれている人達は必ず考えてください。実際に災害が起きたらどうなるのか想像してみてください。そして、家族と話しあってください。起きてからでは遅いです。今からその事と向き合い大切な命を守る方法を見つけてください。

インターン生太田

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防災イベント・防災授業の支援

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Filed under: イベント報告・ホームページ更新,インターン生,防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2016年7月29日5:27 PM
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