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ブログカテゴリー » タンデム自転車

【連載】タンデム自転車体験記「初めての海外旅行 台湾サイクリングに参加して」その6 8月23日旅行2日目 新北投「シンペイトウ」から剣潭(ケンタン)から基隆(キールン)後半 阿佐 和幸

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

【連載】タンデム自転車体験記
「初めての海外旅行 台湾サイクリングに参加して」
阿佐 和幸
その6  8月23日旅行2日目 新北投「シンペイトウ」から剣潭(ケンタン)から基隆(キールン)後半

最初は広い道路の横に併設されている自転車道を走る。近くで激しく車の音はしているが、自転車の近くを車が走ることは無く、良い道で会った。台湾は車社会ではあるが、日本よりも自転車を活用することについては進んでいるようで、最近では自転車道を併設した道も増え始めているようである。日本の都会にはこのような自転車道が無いので、日本にもこのようなものがあればもっとタンデムに乗れるところも増えるかも知れないなあなどと考えていた。
信号で停止するが、やはり音の出る信号機は発見できなかった。
最初はOさんも、現地の自転車には慣れていないので、比較的ゆっくりと走る。やがて広い道路から住宅地のようなところに入っていった。道は狭くなり、やはり日本と同じように路上駐車もかなりあった。交通量はそんなに多くないので、ここも比較的走りやすい。皆さん仕事や学校に行き、人の動きが少ない時間帯なのか、すごく静かである。

暑いが自転車で走ると風が心地よい。 そのうちにいきなりかなりきつい上り坂となった。現地スタッフが、「low change low change」と大きな声を出す。こちらもギアを軽くする。かなり広い範囲でチェンジができるので、日本のタンデムよりは坂でも何とかなりそうである。タンデムは車体が重いのと、チェーンが長いのとでどうしても上り坂は不利である。また下り坂では、ブレーキをうまく操作しないとスピードが出すぎて危険である。
パイロットいわく、「あなたは背も高いし、力もあるので、私はだいぶ楽ができる。坂道は心強いなあ。」
私いわく「私は自転車は全くの素人なので、ただ指示に任されて漕ぐだけですよ。」
などと話をしながら走る。なんと言ってもタンデムは、こうして話をしながらそれなりのスピードで走れるのが良い。

そのうちに、道はかなり狭いが、車はほとんど通らない少し寂しそうな道に出た。住宅は近くには無いようで、左は樹木が植わっているようなところ、右は畑かなにか開けたようなところであった。時々建築工事をしているようで、機械のエンジン音がするところを通り抜けていく。また変なにおいがするようになってきた。パイロットに尋ねると、「これは貯まっているドブのにおいだなあ。日本みたいに下水道がまだ発達していないので、ドブが多い。」と言うことであった。下水についてはまだまだこれから整備するというところなのかも知れない。

その内に飛行機の大きな音が聞こえてきた。
パイロットいわく「ここは松山[しょうざん]空港だ。台湾の国内線が使っている空港だ。それから遠くに台湾で一番高い「101タワー」が見える。」と教えてくれた。

しばらく片側は、川のようなところ。片側は畑のようなところで、車が全く走らないところを快調に飛ばす。そろそろ自転車にもお互い慣れてきたようである。

しばらく走り、少し涼しい橋の下で休憩。だいぶ走ったようであるが、まだ15kmも走っていないとのことであった。もう疲れてきた。暑さも益々増してきている。これで後30kmも走れるのか心配になってきた。生水が飲めないので、バッグの中の水やお茶を残す量も考えて、大事そうに少し気を使って飲む。

再び出発。しばらく走り、ガソリンスタンドで休憩。ここにはトイレがある。ここで現地スタッフから水をもらう。またバナナを差し入れてくれる。私は正直言って果物はあまり好きでは無いが、なにか食べないとおなかが空いてきたし、喉を潤すには果物でも食べないといけない。がんばってバナナを食べる。本場の台湾バナナなのだろうか?

次は昼食のレストランまで15km走る。今度は今までとは打って変わって交通量の相当に多い道路の端を走る。専用の自転車道は無いので、自転車のすぐ横を車がどんどんと通り抜けて行く。大型トラックやバスも多い。バスが横を通る時は、どうしてもかなりの恐怖感を感じる。ドブのにおいで無く、排気ガスの匂がかなりきつい。信号で停車していて、すぐ横に車が近づいて止まった時も、かなり恐怖に感じるし、青になればうまく発進しないと怖いなあとも想ってきた。やはり交通量の多いところでのタンデムは相当に恐怖の克服とそれなりの熟練が必要なのかなあとも想えてきた。
交通量は多いものの路上駐車が少なかったので、助かった。これで路上駐車が多いと、一体どうなっていたことやら。

昼過ぎとなり、あちこちの食堂が営業していたようで、例の台湾独特の香辛料のにおいと、中華鍋をカチャカチャと動かす音が聞こえる。また、商店が建ち並んでいるところでは、音楽や人の話し声も聞こえていた。このように周囲の様子が少しではあるが感じ取れるのも自転車ならではである。車やバスではなかなかこういう感覚は感じることはできない。
相当に疲れた頃、やっと昼食のレストランに到着。館内は涼しかったが、想ったほどの冷房は効いていなかった。私が聞いたところによると、南の国ではものすごく寒いくらい冷房しているのが普通という話だったのではあるが、台湾はこれには当てはまらないのか。それとも、日本と同じように省エネを心がけているのか。

レストランは海鮮料理であった。刺身やイカやエビを煮込んだものや魚や焼きそばなど想ったよりもたくさんの量であった。ご飯は昼は普通に炊いたものであった。
また、テーブルには薄いビニールがかけられている。これはたとえば魚の骨やエビの皮などはこのテーブルの上にそのまま置いておくと、ビニールごとそれを一緒に棄てれば、テーブルを汚すこと無く使えるし、専用の皿などもいらないという合理的な考えからのようである。これからの食事をしたほとんどのレストランでこのようにしていた。
おいしい昼食でエネルギーを補給し、後10km走る。

右を列車が走って行った。パイロットに尋ねると「たぶん台湾の国鉄だろう。」と言っていた。台北から基隆「キールン」に向かう国鉄の本線なのだろう。比較的長い列車が頻繁に走っていた。

そして、台湾国鉄の古い駅舎が残っているところで休憩。まずは駅舎の見学。これぞサイクリングをしながら観光すると言うことの第1弾である。やはり、日本の植民地にもなっていたという経緯もあり、駅舎は何となく日本のものに似ていた。ここでテレビ局の取材が行われた。わたしもなにを話したか忘れてしまったが、なにか話した。
いよいよ基隆「キールン」に向けて最後の行程。しかし、遠くで雷が聞こえてきて、雲行きが怪しくなってきた。皆ペダルを速めた。そして、道が狭くなるとともに、店が増えてきた。どうやら基隆「キールン」の街に入ったようである。そして、本日最後の名所の海が見える展望台に上る相当にきつくて長い坂を上るという試練が待っていた。私も頑張ったが、最後は降りて押して歩いた。女性のペアはかなり早くからあきらめて押していた。
しかし、必死の思いで展望台にたどり着いたところで、大雨が降ってきた。また、責任者のOさんが、なんとなんと足を痛めるというアクシデントも発生。いやいやこれからどうなるのか心配になってきた。

雨の間少し休憩。休憩の時に今回我々と一緒に走っている、台湾の下肢の身体障害者の方が乗っている電動アシスト付きのハンドサイクルというものを見せていただいた。今回台湾の4名の方が、この電動アシスト付きハンドサイクルで参加している。これは前輪からのチェーンが前のハンドルまで伸びていて、ハンドルのレバーを手でおもいっきり回すことで、前輪を動かして前に進むというもので、後ろの車輪にはモーターが付いていて、これで後ろの車輪も回すという乗り物である。普通の自転車とほぼ同じくらいのスピードを出すことができ、坂もかなり上ることができるらしい。
私は、このハンドサイクルを運転している女性と握手したが、男性の手以上にがっしりとしていて、たくましかった。相当に鍛えていると想う。
そうこうしているうちに、雨が小降りになったので、雨具を着て、宿舎に戻ることとなった。帰りは下り坂なので、楽ではあったが、地面がかなり濡れていたので、スリップしないように慎重に下って行った。

そして、午後4時過ぎに無事に本日のサイクリングを終えて、宿舎に入った。
宿舎は普通のビジネスホテルで、浴衣は無いものの風呂もシャワーもあり、ベッドもごく普通のもので、今夜は安心して風呂にも入れるし、良く眠れそうである。

そうこうしているうちにOさんが帰ってきた。病院に行ったが、特に重傷では無いと言うことで一安心した。しかし、明日からはパイロットをするのは止めて、普通の自転車で集団を見守る方に回ることとなった。また、明日は、坂もあるし、パイロットとストーカーの変更もあるので、コースなどについて、現地スタッフと再度検討し直すこととなった。

ホテルには、今や懐かしいブラウン管のテレビがあった。つけてみると、日本と同じように、いろいろなチャンネルで番組をやっていた。CMもにぎやかなものが多かったし、日本のアニメを中国語吹き替えでやっていた。テレビの事情は日本と変わらないようである。

雨も小降りになり、今夜は夜市で食事をするために出かけた。もちろん、現地のスタッフも同行していただいた。 夜市というのは簡単に言えば祭りの時の縁日の規模の大きいもののようなもので、台湾の各町では毎日夜に行われているようである。

ホテルから会場まで歩いたが、歩道はあちこちに荷物が出されていたり、店のテントがあったり、段差も非常に多いなど、我々にとっては歩くのに相当に神経を使わないといけない感じであった。一人で歩くのは難しい。やはり台湾でのバリアフリーという考えはまだまだこれからのようである。
市場では、現地スタッフがなにか揚げ物のお菓子のようなものをおごっていただいた。
私は焼きそばか餃子など、おなかの起きるものを早く食べたかったのであるが、OOさんは、「せっかく台湾に来たのだから、現地のスタッフの方がお勧めという台湾ならではのものが食べたい。」と言うことをずっと言っていて、なかなか食べようとしない。スタッフに質問しようとしてはいるが、そんなに英語が得意で無いので、なかなか伝わらないようだったし、スタッフの方も改めて台湾らしいものと言われても、なかなか難しいようで、なにを勧めて良いか困っていたようであった。

結局なにか肉団子と野菜のようなものが入ったスープのようなものを食べた。後は、マンゴー入りのアイスクリームとちまきを買って食べたくらいであった。ああ、ちまきは買ったので無く、これもスタッフの方がごちそうしてくれた。台湾のスタッフの方は、本当に優しくて、こちらが気を使うくらいいろいろ気付いてやってくださった。本当に感謝である。

というような感じで、夜市を楽しみホテルで風呂に入り寝ることとした。

明日も早いし、なにせ坂が多いらしい。そしてタンデムはまだほとんど乗ったことが無いというわたしよりも背も体重もずっとずっと小さくて軽い女性の方にパイロットが変更される。またまた心配である。と思いながら、いつの間にか深い眠りに落ちていた。やはり、初めての海外でしかも40kmも自転車に乗るというこれまた初めてのことをしたのである。相当に体と心も疲れていたのかも知れない。

・・・次号に続く
寄稿者:阿佐和幸(大阪でタンデム自転車を楽しむ会会員/視覚障がい者)
ウィズ東淀川のブログ」より転載(掲載日:2013年11月29日)

その1 旅行に行くことを決心するまで
その2 出発までの苦労と不安
その3 8月22日旅行1日目 日本から台北・新北投「シンペイトウ」前半
その4 8月22日旅行1日目 日本から台北・新北投「シンペイトウ」後半
その5 8月23日旅行2日目 新北投「シンペイトウ」から剣潭(ケンタン)から基隆(キールン)前半

※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,タンデム自転車 — aozorafoundation 公開日 2014年5月15日4:49 PM

【パイロット募集】6/8大視会タンデム自転車走行会

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

【パイロット募集】6/8大視会タンデム自転車走行会

6月8日(日)に、大阪視覚障害者の生活を守る会さん主催でタンデム自転車の走行会があります。
そこで、前の席を運転するパイロットさんを募集しています。ぜひ、お願いいたします!
パイロットさんは、当日、午前9時にあおぞら財団にお集まりください。
学生さんには、交通費補助500円をお渡しします。

以下、会の内容です。

大阪視覚障害者の生活を守る会
タンデム自転車走行会

日時=2014年6月8日(日)午前9時30分~午後2時
主催=大阪視覚障害者の生活を守る会
集合場所=あおぞらビル1階(大阪市西淀川区千舟1-1-1)
https://aozora.or.jp/accesscontact
走行場所=大野川緑陰道路
自転車10台、パイロット10人、ストーカー20人

スケジュール
9時15分 JR御幣島駅改札前集合
9時30分 受付・移動
10時分 体験会開始
12時頃昼食・交流会
14時 終了

以上です。

前回のようす http://www.tandem-osaka.com/diary.cgi?no=13

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Filed under: イベント案内,タンデム自転車 — aozorafoundation 公開日 2014年5月10日7:59 PM

タンデム自転車あれこれ勉強会~第1回安全性~

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

タンデム自転車あれこれ勉強会~第1回安全性~

日 時=2014年4月24日(木) 18:30~20:30
会 場=あおぞらビル3F
講 師=吉田長裕氏(大阪市立大学大学院工学研究科准教授)
パネラー=大島政廣氏(NPO法人サイクルボランティア・ジャパン)
大西健夫氏(大阪でタンデム自転車を楽しむ会スポーツ部、TRI6West)
横井昌市氏(NPO法人兵庫県障害者タンデムサイクリング協会事務局)
主 催=大阪でタンデム自転車を楽しむ会

はじめての勉強会にもかかわらず、当日は26名+講師・パネラー4名の30名のご参加を頂きました。
ありがとうございました。

まず、大阪でタンデム自転車を楽しむ会 鈴木昭二 会長から挨拶。
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そして、吉田先生(大阪市大)から、自転車の中におけるタンデム自転車の位置付け、
走行時の安全性に関する研究データ、などをご紹介頂きました。
一番、印象に残ったのは「海外では、自転車はみなのニーズに合わせて進化・発展して形状が変わり、今も新しいものがどんどん生まれている」とのこと。
普通の自転車とは違うタンデム自転車が公道を走れるということは、こうした今後どんどん生まれてくる新しいモノを受け入れられる社会になっていく試金石だろうなと。
社会がこうした選択肢をたくさん持つことは幸せな社会に一歩近づくことかなと思います。
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視覚障がい者が参加できるタンデム自転車ツアーを国内外で実施している大島氏、
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リオのパラリンピックのパラトライアスロンをめざす大西氏、はやくからタンデム自転車の普及に取り組んでいる
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兵庫県障害者タンデムサイクリング協会の横井氏をまじえて活発な議論がありました。
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タンデム自転車は単に人・モノを運ぶ移動手段としての「機能」だけではなく、
視覚障がい者の方などの健康増進や当たり前の社会生活、人と人とのつながりを生む「効果」も持っている乗り物です。
(tashiro)

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大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
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Filed under: イベント報告・ホームページ更新,タンデム自転車 — aozorafoundation 公開日 2014年5月9日3:10 PM

(再掲)5/24タンデム自転車走行会(大野川緑陰道路)

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

大タン楽 タンデム自転車走行会(大野川緑陰道路)

年に1度の総会にあわせて、大野川緑陰道路でタンデム自転車の走行会を開催します。
ぜひ、この機会にタンデム自転車を体験してください。

(写真)大阪でタンデム自転車を楽しむ会の旗を持って、みんなで記念撮影

■主 催=大阪でタンデム自転車を楽しむ会
■日 時=2014年5月24日(土)
11:30~13:00(受付 11:00から)
■集 合=あおぞらビル1F  JR東西線「御幣島」駅11出口スグ
大阪市西淀川区千舟1-1-1
アクセス https://aozora.or.jp/accesscontact
■走行場所=大野川緑陰道路
■参加費=1,000円(会員は無料。当日入会することができます)
■定員20人(ストーカ:後ろに乗る人)

※前回のようすhttps://aozora.or.jp/archives/15418

【総会のご案内】
当日は事前に主催団体の総会があります。よかったら、こちらもどうぞご参加ください。
「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」総会
時間=10:00~10:45
場所=あおぞらビル3F会議室

「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」とは
私たちはエコで誰もが楽しめるタンデム自転車の普及を目的に活動しています。この自転車はパイロット(前の人)とストーカ(後ろの人)が二人三脚で楽しむ乗り物です。視覚障がいのある人も後ろの席なら自転車をこぐことができ、ユニバーサルな乗り物として多くの方に親しんでいただければと思います。
■ホームページ  http://www.tandem-osaka.com/
■フェイスブック http://www.facebook.com/osaka.tandem

■申込・お問合せ
事務局=あおぞら財団(公益財団法人公害地域再生センター)
大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4F(JR東西線「御幣島」駅地下道11番出口スグ)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885 webmaster@aozora.or.jp
http://www.aozora.or.jp/

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Filed under: イベント案内,タンデム自転車 — aozorafoundation 公開日 2014年5月1日3:01 PM

第6回御堂筋サイクルピクニック、タンデム自転車で走行!(4/20)

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

第6回御堂筋サイクルピクニック、タンデム自転車で走行!(4/20)

DSC_1767

日時:2014年4月20日(日)
場所:御堂筋、中之島公園

こんにちは。
大阪市立大学大学院の吉田祐樹です。
前回に引き続き、今回も当ブログを執筆させて頂きます。

4月20日(日)に開催された「第6回御堂筋サイクルピクニック」に、大阪でタンデム自転車を楽しむ会から参加をし、タンデム自転車で御堂筋、及び各ピクニックコースを走ってきました。

今回はアピール走行が約200人、イベント全体で約500人と前回よりも少し少ない参加となりましたが、多くの方がイベントに参加しました。ボランティアスタッフも約70人と多くの人に集まって頂き、大変賑やかなイベントとなりました。

(写真)アピール走行前に体操をする参加者たち

今回の走行は、アピール走行(中之島→御堂筋→本町通→堺筋→中之島)が1回と、その後の各ピクニックツアーで1回の合計2回走行しました。

アピール走行では、天候は生憎の曇りでしたが、自転車で走行するには良い気温で、気持ち良く走ることが出来ました。

(写真)出発前にタンデム自転車と一緒に記念撮影する参加者

(写真)出発前にタンデム自転車に乗って、前と後ろで確認しているところ

(写真)本町通の自転車レーンを走るタンデム自転車

(写真)本町通の自転車レーンを走るタンデム自転車

前回同様、本町通りの自転車レーンを走行したのですが、未だに自転車レーン上に自動車が駐車されていたので少し残念でした。
このような路上駐車が無くなれば、自転車走行環境も良くなりタンデム自転車にとっても良い環境が整うので、一日も早く自転車レーンのネットーワークを拡大させて欲しいものですね。

ピクニックツアーの方では、私は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の会長である鈴木さんと大阪城コースを走行しました。

(写真)出発前に鈴木氏と撮影

アピール走行では参加者全員で走るため、どうしても前が詰まってしまって速い速度で自転車を漕ぐことが難しいのですが、ピクニックツアーの方ではそのようなことが無く、割と早いスピードで走行することが出来たので、大変気持ちよかったです。

鈴木さんにも大変満足して頂けました!

大阪城公園では各自持したランチを食べて、楽しく団欒をしました。

午後から、試乗会を含め様々なイベントが催されました。
DSC_1174

(写真)試乗コースでタンデム自転車を楽しむ人たち

(写真)車いすに後ろから取り付けるタイプのタンデム自転車を試乗コースで体験

(写真)試乗コースでハンドサイクルを一生懸命こぐ子ども

(写真)3人乗りのタンデム自転車。でも乗っているのは2人です。

(写真)試乗コースでタンデム自転車を楽しむ人たち

音楽に合わせて自転車を漕ぐエクササイズが体験できるブース等もあって、前回よりもさらに賑やかなイベントになったのではないかと思います。
抽選会が無くなったのは少し残念でしたが…(笑)

試乗会でも視覚障碍者に限らず、様々な人にタンデム自転車に触れてもらい楽しんで頂けたので非常に良かったです。
このようなイベントを通してタンデム自転車の認知度が上がり、日常生活にも利用出来るまで普及すれば良いな思います。

御堂筋サイクルピクニックの報告や今後の活動については、以下のサイトに記してありますので、是非ともご覧下さい。
http://cycleweb.jp/cyclepicnic/

Facebookの方もありますので、宜しければ「いいね!」をお願いします。
http://www.facebook.com/cyclepicnic

大阪でタンデム自転車を楽しむ会
Facebook http://www.facebook.com/osaka.tandem
体験会の案内やスポーツ部の報告などを発信しています。
こちらも宜しければ「いいね!」をお願いします。
以上

記・吉田祐樹(大阪市立大学大学院 工学部都市系専攻)

※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
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Filed under: イベント報告・ホームページ更新,タンデム自転車,自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2014年4月27日3:25 PM
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