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ブログカテゴリー » 環境学習

悠々と舞うオオタカに出会う!

青空が広がり、大野川緑陰道路を淀川まで抜けると、冬の風が心地よい。
12月7日、矢倉海岸定例探鳥会の参加者は17人。シニア世代が多い探鳥会だがこの日は、インターネットを見て参加したという大阪市立大学の学生4人が平均年齢を一気に下げた。

福の船だまりの上空で、青空を悠々と舞うオオタカを発見。船だまりで休むホシハジロやオナガガモを見ながら矢倉へ。

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葉脈が見えるトウネズミモチ

たわわに実をつけたトウネズミモチは、鳥たちの「食堂」だそうで、陽にかざすと、葉脈がくっきり見えるのが特徴だそうだ。

ウバメガシ

ウバメガシ

備長炭の原料となるウバメガシの実も大事なメニューだと聞き、矢倉に多いアキニレの実を鳥になって食べたら、ほのかな塩味がした。
鳥だけでなく周囲の「生態系」への解説もうれしい。
「いつもは見られるスズメやドバトの姿がなかったのは、オオタカのせいかなあ」(野鳥の会リーダー)。
ホシハジロ500羽、スズガモ680羽など観察できた鳥は28種でした。
40年前の「公害」、いま話題のPM2.5の話もさせていただき、久しぶりの鳥たちとの出会いを楽しませてもらいました。

広がる青空、
広がる青空

今回確認した野鳥 28種
ヒドリガモ、カルガモ、オナガガモ、ホシハジロ(約500羽)、キンクロハジロ、スズガモ(680羽)、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、オオバン、ミサゴ、オオタカ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、鶯、メジロ、ムクドリ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ドバト

(記録 西淀川公害患者と家族の会:上田敏幸)

次回は2014年1月4日(土) 9時30分~12時30分 
集合:阪神なんば線福駅
解散:矢倉緑地公園

『バーディ+U50(事前申込み制)』
2014年1月13日(月・祝)9時30分~13時30分
集合・解散:阪神なんば線福駅
親子などを対象にしている探鳥会です。
お申込みは 『日本野鳥の会大阪支部』まで

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら
◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら
※大阪支部長ブログはコチラ

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2013年12月10日4:52 PM

11/22 阪南大学 西淀川地域再生フィールドワーク

2013年11月22日(金)

本日は阪南大学経済学部大野智彦先生ゼミの学生さん4名と

西淀川地域再生フィールドワークを行いました。

出来島駅からまず向かったのは43号線沿いにある茶色い建屋。

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これはなんでしょう?との問いにぐるぐる回ってみて考えるみなさん・・・。

出来島にある国交省の常時観測局です。

ここでPM2.5のデータを観測しています。

次は出来島小学校前へ。

小学校からにょきっと煙突が出ていて、ここで光触媒の測定が行われています。

43号線は特にトラックの通行量がとても多いのでマイクを使わないとなかなか聞き取れないくらいの騒音です。

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2011年には環境基準を上回る量のPM2.5が検出されている場所。

中国からはもとより、国内での発生源を考えなければいけませんね。

神埼川の方に向かい出来島大橋の上にのぼります。

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川の水面よりも低いところに住宅地が。

地盤沈下の様子が見てとれます。

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次はこちらへ。

お洒落なカフェのような外観ですが、ここはあおぞら苑というデイサービスセンター。

地域の方に利用されてますが、公害患者さんも2割ほどいらっしゃいます。

ここで、利用者さんから聞き取りをしました。

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昔の大阪や西淀川、今と昔のこどもをとりまく環境など

いろんなお話を伺えてとても勉強になる時間でした。

そのあとは大野川緑陰道路を歩きあおぞら財団へ。

途中、昔の大野川の写真を見て歴然とした違いに驚愕。

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紆余曲折を経て農業用水だった川が工場用の資材を運搬する川になり、埋め立てられ

今は西淀川区民の憩いの場になってます。

それが両脇にいまも工場が残ってるゆえんなのですね。

財団にて、今日のまとめをしたのち、

公害患者さんのお話を聞きました。

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Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習,視察受入,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2013年11月27日8:18 PM

とよなか市民環境展出展(11/22)

11月22日、とよなか市民環境展へ出展しました。
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フードマイレージや西淀川の菜の花プロジェクト等の紹介です。

市内8校から小学生が授業の一環で見学に来ていました。中にはきいた説明をメモを取って記録していく児童もいました。
熱意のある来場者が多く、伝える方としても力が入るイベントでした。

(小平)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習 — aozorafoundation 公開日 2013年11月25日2:12 PM

尼海の会の菜種植えに参加

11月17日、『尼海の会』の菜種植えに参加しました。
のびのび公園とフェニックス最終処分場での菜の花種まき作業です。
尼崎市立成良中学校や、徳島大学上月研究室、NPO法人 人と自然とまちづくりと、他、様々な団体から約40人が集まりました。
西淀川からは、ガールスカウト、浜田化学、あおぞら財団が参加しました。
小学生、中学生、高校生、大学生、そして大人達といろんな年代の人が参加しての作業です。成良中学校 サイエンス部のOB(現在、高校生)や徳島大学のOB(現在、社会人!)等、卒業生の参加も多かったです。卒業後も続けて参加したいと思うのは、魅力的な活動の証ですね。

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午前はのびのび公園の海を望む丘の上で、協力し、畑を耕し種をまきました。
菜の花畑を海から眺めたい。そんな話で盛り上がりました。

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昼食は、豚汁の用意も。尼芋のサツマイモや成良中学校でつくられた野菜も使われています。

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フェニックス基地にある畑では、堆肥の種類と菜の花の成長を見る実験を行うそうです。徳島大学上月研究室によるものです。

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終了後は、菜種をしぼった油で、徳島の鳴門金時と尼芋を揚焼きし、試食。
焙煎した種を搾油機でしぼります。ぽたぽたと流れ出る油に皆歓声をあげました。油をとるのは大変な作業ですね。しぼった油かすは、堆肥にしていました。

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ものをつくることの大変さ、協力することの大切さ、命の循環などなど、いろんな思いのこもった活動でした。

(小平)

11/20 身近な自然で遊ぼう―西淀公園で自然体験会を開催しました

日時:2013年11月20日(水) 10:00~11:00
場所:西淀公園 大野川緑陰道路側入り口付近
講師:富氏、飯田氏(大阪自然環境保全協会(ネイチャー大阪))
参加者:みどり保育園児、よどっこ保育園児(4歳~5歳)
この活動は、都会に住み自然と触れ合う体験が少ない子どもたちに、自然を使った遊び方や過ごし方を学んでもらうと同時に、保育士の方にも遊ばせ方を学んでもらうという趣旨で行っています。
みどり保育園、よどっこ保育園の子どもたち約40名と引率の先生方5名、財団スタッフ2名で行いました。
■活動①「木を感じよう!」
まず、ケヤキの木の幹に抱きつき、木肌の感触や木の太さを体で感じました。
子どもたちからは「かたい」「(木を比べて)色が違う」「木の皮が簡単にとれる」などたくさんの感想を持ったようでした。また木の古くなった皮をめくると中に小さい虫が仲間が寒さをしのいでいるのを見つけ、他の子どもと観察したりする姿が見られました。
また木の周りに生えている草などにも興味をもち、「もっと新しい発見をしよう!」という声も聞こえてきました。
■活動②「同じ色を見つけよう」
次に、好きな色の色紙を渡し、同じ色のものを探しました。
緑、黄色、茶色、赤色と、自分の色と同じ草や葉っぱを見つけました。
同じ色でも、明るさや鮮明さが少しずつ違い、自然の中にはいろんな色があることに気づいた子どももいました。
■活動③「目隠しして、自然の中を動いてみよう」
木と木の間にロープを張り、目隠しをしてそのロープをつたう活動(目隠しトレイル)をしました。
電気も普及し、真っ暗な環境で時間を過ごすという経験をしたことがない子が多かったようで、
目隠しをしてロープを頼りに、足の感触や音に気をつけながら移動する体験は興味深いものでした。
■活動④「ドングリひろい」
ドングリの木の下にあるドングリをひろいました。
ドングリも木の種類によって色や形が違います。
丸いドングリ、細長いドングリといったように子どもたちも違いを感じていました。
活動のあいだにも子どもたちは枝で地面を掘る、木の枝でできた空間に入り込むなど、自分たちで遊びを考えて、遊んでいました。
大野川緑陰道路にも、ドングリの木があります。
アラカシ、シラカシ、マテバシイなど、まとまって植えられているところがところどころ見られます。
ふと木の下に目をやると、ドングリが落ちているかも。
記:相澤

日時:2013年11月20日(水) 10:00~11:00
場所:西淀公園 大野川緑陰道路側入り口付近
講師:富氏、飯田氏(大阪自然環境保全協会(ネイチャー大阪))
参加者:みどり保育園児、よどっこ保育園児(4歳~5歳)

この活動は、都会に住み自然と触れ合う体験が少ない子どもたちに、自然を使った遊び方や過ごし方を学んでもらうと同時に、保育士の方にも遊ばせ方を学んでもらうという趣旨で行っています。

今回はみどり保育園、よどっこ保育園の子どもたち約40名と引率の先生方5名、財団スタッフ2名で行いました。

■活動①「木を感じよう!」
まず、ケヤキの木の幹に抱きつき、木肌の感触や木の太さを体で感じました。
子どもたちは「かたい」「(木を比べて)色が違う」「木の皮が簡単にとれる」などたくさんの感想を持ったようでした。また木の古くなった皮をめくると中に小さい虫が仲間が寒さをしのいでいるのを見つけ、他の子どもと観察したりする姿が見られました。

また木の周りに生えている草などにも興味をもち、「もっと新しい発見をしよう!」という声も聞こえてきました。

■活動②「同じ色を見つけよう」
次に、好きな色の色紙を渡し、同じ色のものを探しました。
緑、黄色、茶色、赤色と、自分の色と同じ草や葉っぱを見つけました。
同じ色でも、明るさや鮮明さが少しずつ違い、自然の中にはいろんな色があることに気づいた子どももいました。

■活動③「目隠しして、自然の中を動いてみよう」
木と木の間にロープを張り、目隠しをしてそのロープをつたう活動(目隠しトレイル)をしました。
電気も普及し、真っ暗な環境で時間を過ごすという経験は珍しいようで、
目隠しをしてロープを頼りに、足の感触や音に気をつけながら移動する体験をみんな楽しんでいました。

■活動④「ドングリひろい」
ドングリの木の下にあるドングリをひろいました。
ドングリも木の種類によって色や形が違います。
丸いドングリ、細長いドングリといったように子どもたちも違いを感じていました。

活動のあいだにも子どもたちは枝で地面を掘る、木の枝でできた空間に入り込むなど、自分たちで遊びを考えて、遊んでいました。

大野川緑陰道路にも、ドングリの木があります。

アラカシ、シラカシ、マテバシイなど、まとまって植えられているところがところどころ見られます。
ふと木の下に目をやると、ドングリが落ちているかも。

(この活動は高原環境財団の助成事業です)

記:相澤

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習 — aozorafoundation 公開日 2013年11月22日9:03 AM
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