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ブログカテゴリー » 矢倉海岸探鳥会

もうすぐ100回 矢倉探鳥会


日本野鳥の会大阪支部と共催している矢倉海岸野鳥観察会は4月4日で94回目。今年中に100回の節目を迎えることになりそうです。月1回第1土曜日(当初は第2土曜日)に開催してきた探鳥会も開始から8年が過ぎ、貴重な西淀川の自然度を計る指標として、貴重なデータを蓄積してきました。海に開かれた西淀川は、かつての「公害のまち」は、水辺の鳥たちにとっては希少な自然を蓄えた「憩いの場」になっていることがわかってきました。
ちょっと怪しい空模様でのスタートでしたが、直後に大野川緑陰道路でほぼ満開のしだれ桜の出迎えに、一同大感激。


心晴れ晴れ、足取りも軽く淀川へ。


途中でカンサイタンポポにもご対面!しました。

参加者の中には、3月25日付日本経済新聞に掲載された「水辺のルネサンス」(4)〜工場地帯に自然輝く海岸〜を見て参加した人もいて、参加者は18人。38種の鳥たちに出会いました。中でも「矢倉」のシンボル鳥?のミサゴはいつもの送電線鉄塔に5羽もいて、ボラでしょうか?鉄塔で食事中のミサゴ様にもお会いすることができました。
 また、この日は関西テレビの取材も同行してにぎやかな探鳥会となりました。関テレさんは、あおぞら財団の取り組みをニュース特集として報道したいということで、この日午後、探鳥会と同じ福駅スタートの“雨中の「まちあるき」”にも同行しました。
 なお、100回記念行事を12月、忘年会をかねて開催しょうとの提案がされ、定例探鳥会の後、区内に会場を移して100回までの歩みをふりかえり、探鳥会の活動が蓄積した環境情報とともにあおぞら財団の活動を広く市民に発信する場となるよう準備することになりました。




Filed under: 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2009年4月6日10:17 AM

第92回矢倉海岸定例探鳥会


2009年2月7日(土) 9:30〜12:30

快晴、そして無風の中で行われた探鳥会
2月なのに、とても温かい探鳥会でした。


今日は、16名の参加でした。
シニア世代から小学生2年生まで、幅広い年代で楽しめるのも探鳥会の良いところですね。

冬の矢倉海岸といえば「カモ」ですが
1月のガンカモ調査時は7000羽いましたが、それよりは少なくなっています。
今回は1500羽〜2000羽ほど矢倉海岸に集まっていました。

姿勢のいいツグミや
ミサゴのつがい(猛禽類はメスのほうが大きい)や
メジロの大群にあいました。

植物も春を待ちわびる「ロゼット」になっていました。
写真は「ビロウドモウズイカ」
背が高い大きな黄色い花をつける植物です。


カイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、アオサギ、マガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、オオバン、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、メジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハソボソガラス、ハシブトガラス
(36種類)

次回は3月7日です。(9:30 福駅集合)
春の気配を感じながら探鳥会に参加してみてはいかがですか?
(林)





Filed under: 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2009年2月9日11:18 AM

全国一斉のガン・カモ調査 矢倉でも実施


矢倉海岸 ガン・カモ調査

日時:2009年1月11日(日) 10:00〜12:00
場所:矢倉海岸 神崎川沿い

この日は、全国一斉におこなわれている「ガン・カモ調査」でした。
淀川の堤防沿いは、なにせ風がビュービュー吹くので、
耳や手先が冷たかったですね。それでも、お天気だったので救われました。
野鳥の会のメンバーに鳥のカウント方法を教えてもらいながら、
調査に参加しました。(私はほとんど役にたってませんでしたが・・・)


風が強いため、波打つ淀川


鳥のカウント方法伝授してもらっているところ。
50羽ぐらいの単位がどれぐらいなのか、覚えておくことがコツ。

調査の結果は次のとおりです。
【カモ】 計 4758
ホシハジロ 1920
ヒドリガモ 31
オカヨシガモ 6
スズガモ 2736
オナガガモ 45
キンクロハジロ 16
ホオジロガモ 4

【その他】
カワウ 10

また、後日、日本全体で取りまとめられた数が発表されると思います。

次回は定例探鳥会です。ぜひお越しください。
2009年2月7日(土) 午前9時30分 阪神西大阪線「福」駅集合

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら

◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら

記:あおぞら財団・鎗山




Filed under: 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2009年1月13日7:23 PM

2009年は探鳥会でスタート


2009年1月3日(土)

2009年明けましておめでとうございます。
正月ボケの頭で、福駅(阪神電鉄西大阪線)に9:30集合。
天気もよく、13名の方が参加。初めての方も3名居られた。

緑陰道路の間を抜けつつ、鳥の声を聞く。
ムクドリにも新年のご挨拶。

淀川に出ると、ユリカモメが休憩中。


福漁港には、大漁旗がはためく(正月気分)。

今日はミサゴに加えて、ハヤブサが登場。
生まれて初めてハヤブサを見れてラッキーでした。
モミアゲが長い感じの顔で凛々しく鉄塔に留まってくれました。

淀川では、スズガモ、ホシハジロをはじめ、
ハジロカイツブリ、キンクロハジロを
野鳥の会の皆さんの解説を伺いながら、見学。

望遠鏡を合わせても、エサを食べにあっちへ、こっちへ、何度も潜ってしまうので、
中々標準が合わないが、それもまた楽しい。
野鳥の会の皆さんが見分け方を丁寧に教えてくれました。

矢倉海岸に向かう途中で、カワラヒワが見れました。
金色っぽい姿が美しい。
ツグミやメジロが飛び交ってました。

神崎川に出ると、カモがたくさん。計3500羽ほどいたそうです。
イソヒヨドリを発見。藍色の背中を久々に眺める。

本日、観察した野鳥の種類は、37種類。
ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、トビ、ハヤブサ、オオバン、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ホオジロガモ

皆さま、お疲れさまでした。本年もよろしくお願いします。

次回は、ガン・カモ調査が1月11日(日)に開催されます(10:00福駅集合)

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら

◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら

記:あおぞら財団・藤江




Filed under: 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2009年1月3日5:09 PM

第90回矢倉海岸定例探鳥会


第90回矢倉海岸定例探鳥会

 記念すべき第90回の探鳥会が開催されました。毎月第1土曜日に日本野鳥の会大阪支部と共催、今月は12月6日(土)でした。
 この日は、最高気温7度と、この冬一番の冷え込み。川沿いの風を顔に受けると、実際の体感温度はもっと低く冷たく、頭の先から骨の芯まで凍えました。
 場所は淀川と神崎川河口にはさまれた区内の矢倉緑地。参加者は朝9時30分に阪神電鉄西大阪線福駅に集合、大野川緑陰道路〜淀川河口右岸〜福の船だまり〜矢倉海岸の干潟(神崎川河口)を約3時間で観察します。
 天気は晴天でしたが、風がよく吹きました。参加は12人、初めての方が2人(1人は大学生)、確認数は合計30種でした。
 最初に大野川緑陰道路でメジロの鳴き声を聞きました。また、緑道では、最後の名残と見事に紅葉したもみじを堪能しました。


 緑陰道路の終点に位置するヨドコウ(工場)の屋根に小さいですが、シギが止まっているのが分かるでしょうか?

 野鳥の会の方の五感はすばらしく敏感です。目や耳などをフルに活用して、ついつい見逃してしまいがちな遠くにいる鳥や小さな鳥、姿は見えなくても鳴き声などで、すばやく野鳥をキャッチします。
 淀川の河口にでると淀川で約300〜400羽のカモがお出迎えしてくれました。この中で、ハジロカイツブリを発見。普通のカイツブリより少し大きく、カンムリカイツブリより、少し首が短く小さい大きさです。黒い点のように見えるのがカモです。

福の船だまりまで進むと、左手の端にセグロカモメ、右の船の端にオオバンを見ました。セグロカモメのくちばしが黄色くて、とても鮮やかでした。

 やっと神崎川河口に到着し、本日のメインイベント、カモの大群との対面です。この日は約4000羽。うち、7割がスズガモでした。また、ゆうゆうと空を舞うミサゴとも出会うことができました。
 熱心に観察を続ける皆さんの横で、私を含む約3名は草刈に専念。来年の探鳥会とガン・カモ調査に備えて、一足早い大掃除ならぬ雑草の大伐採をしました。おかげで観察スポットも確保でき、広々とフィールドスコープを置くことができます。

 掃除を終えると、大カマキリの卵が密着して塊となり分泌物で覆われた卵鞘(らんしょう)が出現しました。半年後にはこの中にある約200個のカマキリの赤ちゃんが誕生するそうです。ちょっと迫力を感じました。

 最後に、ヒバリやウグイスの鳴き声に耳を傾けながら、鳥合わせをして解散しました。野鳥の会からのお知らせとして、12月20日(土)に室内例会の開催案内や、通天閣で野鳥の会が発行しているカレンダーの原画展を展示しているなどの紹介がありました。
 また、この日から、野鳥の会リーダーの担当の方が3人に増えました(2人が男性、1人が女性)。ますます、教えていただけることが多くなりそうです。手作りのカップケーキの差し入れもあり、とても充実した一日でした。

■本日観察した野鳥の種類(30種)
  ハジロカイツブリ(約10羽)、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、コガモ、
  オオヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ(約20羽)、
  キンクロハジロ(あまり多くない)、スズガモ(カモ全体の約7割)、ミサゴ(2羽)、
  トビ、オオバン、イソシギ、セグロカモメ、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、
  ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ウグイス、シジュウガラ、
  メジロ、カワラヒワ、スズメ、ハシブトガラス

■次回のお知らせ
 2009年(平成21年)1月3日(土)午前9時30分・阪神電鉄西大阪線福駅集合

■1月恒例ガンカモ飛来調査
 2009年(平成21年)1月11日(日)午前10時・阪神電鉄西大阪線福駅集合
  渡り鳥の飛来数を数えます。お持ちの方はカウンターをご持参下さい。

 今日はあまり鳥の写真が撮影できていません。野鳥の会の大阪支部のホームページを、
ぜひ、ごらん下さい。

◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら

記:あおぞら財団・矢羽田薫




Filed under: 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2008年12月8日3:24 PM
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