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ブログカテゴリー » 矢倉海岸探鳥会

中国からのお客さんと一緒に探鳥会!


第85回矢倉海岸定例探鳥会

第85回定例探鳥会が開催されました。毎月第1土曜日に開催しています。


日時:6月7日(土)午前9時30分福駅集合、12時30分解散
天候は晴れ、参加は15人、確認数は合計26種でした。
主催は、日本野鳥の会大阪支部で、あおぞら財団は共催しています。

カワウ、ササゴイ、アオサギ、カルガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、
スズガモ、ミサゴ、バン、コチドリ、キアシシギ、チュウシャクシギ、
コアジサシ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、イソヒヨドリ、
メジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

例年この時期は、あまり多くの鳥が見れないそうです。
他の探鳥地でも、20種、15種という声を聞いていました。
矢倉でも少ないかな、と最初は心配していました。

今回の探鳥会には、スペシャルゲストとして、なんと、中国から北京出身の留学生の
ヤンさん(左の写真で、中央の女性、右の写真では左端に写っています)
が特別に参加してくださいました!!
日本野鳥の会大阪支部の橋本正弘から、
探鳥会や野鳥観察に関する国際的なインターネットの掲示板を通じて、
探鳥会のことを知り、「ぜひ」とのことで、神戸から、足を運んで下さったと紹介を受けました。
3週間の滞在で、もうすぐ日本を離れるそうです。日本に来るのは2回目で、
中国でも探鳥会は5年くらい前から行われていると話してくれました。

ヤンさんと緑道で記念撮影をしました。


ヤンさんの紹介の後、橋本さんから、
「以前にも、バルセロナやオーストラリアのお客さんと一緒に探鳥会をしたことがある」
とご挨拶。とても国際的な野鳥の会の活動です。
この時期は、「普段となき声が違うカワラヒワやシジュウガラを見ることがある。
また、コアジサシが抱卵のためにでてくる。」とのお話がありました。

緑道の中で、イソヒヨドリの泣き声が「ヒーヒー」としました。セッカラと泣き声がよく似ているそうです。イソヒヨドリの次は、ヒバリ。いつ聞いてもすがすがしい泣き声です。

メタセコイヤの巨木(写真)を見て関心した後、緑道を進みました。


この季節、緑道では、突然上から落ちてきたり、首をかまれたりする毛虫に要注意だそうです。
長時間、野外で作業等を行う場合は、長袖、首にはタオルを巻くのが無難だそうです。

淀川にでると、早くも閑散とした様子。「25種以上鳥を見つけるのは、ギブアップか??」との
声も多く聞かれました。

そんな時に、淀川でササゴイを早速発見!
また、福の船だまりでは、薄いグレーのきれいな羽をもつバンの幼鳥を発見。
その横には、カワウの幼鳥もじっと、親がえさを運んでくるのを待っていました。
あわせて、チュウシャクシギも淀川の護岸で発見しました。
場所は、右の写真の奥から2つめの石の護岸のところです。


いつも鉄塔にいるミサゴも発見。相変わらず、鋭いまなざしでした。

グラウンドのほうに移動する手前の工場のちょうど、白い屋根の左はし(写真右)に、
イソヒヨドリを発見。首からおなかにかけた濃いブルーの色が、とてもきれいでした。

グラウンド(写真左)では、コチドリを発見。
すばやく逃げるので、フィールドスコープにその姿を一瞬を捉えるのに四苦八苦。
専門家の野鳥の会の方は、さすがです。さっとおさめて、みんなにみせて下さいました。
その周りには、コチドリの卵を耽々と狙う、
ハシブト・ハシボソガラスが大量に散見されました。



神崎川に着くと、早速観察。この日は、干潮が午後3時だったので、
そんなに数多くはいませんでしたが、コアジサシやキンクロハジロを発見。
矢倉にも、途中でみた、ササゴイやチュウチャクシギの姿がありました。
野草のかわいさにも目をとめつつ、自然とふれあいました。


30分ほど観察して、公園で恒例の鳥あわせ。
橋本さんいわく、「みんなで見ていれば、あんがいと、(鳥が)でるもんやな」
の言葉に、参加者一同、「うんうん」とうなずき、納得の一言。
無事、26種を確認することができました。
最後に、ヤンさんを囲んで、参加者全員で記念撮影をしました。


次回は、7月5日(土)午前9時30分福駅集合、
毎年恒例のクリーン大作戦(矢倉海岸周辺のごみ拾い)です。
いつにもまして、動きやすい格好でお出かけ下さいね。

◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら

記:あおぞら財団・矢羽田薫




Filed under: 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2008年6月9日10:10 AM

探鳥会4月5日


5日の矢倉海岸探鳥会には珍しいお客様が2人。
一人はスペインバルセロナからこられたフェルナンデスさん。
海洋調査に必要なテクノロジー開発をされていて、神戸で開かれる会議に参加するために来日。
海岸域のバードウォッチングとなりました。
もう一人は2才のバードウォッチャー姫佳ちゃん、お父さんと一緒に参加しました。
33種の鳥とであったこの日の会の参加者は、17人でした。
フェルナンデスさんによると、ジョウビタキとユリカモメが初めての出会いだそうです。日本ではなじみの鳥もヨーロッパでは希少種になるのですね。
分布の異なる生態系、ひとつひとつがかけがえのないもなのだということを教えられます。

探鳥会での収穫
大野川緑陰道路〜福〜でカンサイタンポポに会いました。
いつもより早い気がします。温暖化の影響でしょうか?

一方、セイヨウタンポポはとても元気で、2月頃から咲き始め、春本番で一気に広がったようです。
今日は1株だけだったカンサイタンポポも、4月の後半には増えてほしいものです。
4月5日 上田敏幸




Filed under: 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2008年4月7日10:38 AM

星の数ほどホシハジロ 第81回矢倉海岸定例探鳥会


2008年2月2日(土)9:40〜12:15
天 気:くもり
気 温:9.5度(12:15ごろ)

主 催:日本野鳥の会大阪支部、あおぞら財団
参加者:14人

                              ■「あ〜、いる、いる」(大野川緑陰道路)
雨になるかとお天気を心配していましたが、なんとか雨にはあわずにすみました。寒いながらも、風がなく穏やかだったのが幸いです。
初めて参加されたという人が数名おられたこともあって、今日は双眼鏡のピントの合わせ方から「野鳥の会」の方に教えてもらいました。初めて参加された人たちは、自然観察大好きチームで、お互い誘い合ってはあちこちに出かけているそうです。

本日、出会った野鳥は次の32種です。
ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、ハイタカ、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

今は渡り鳥の季節。カモ類をたくさん見ることができます。淀川で一番多かったのはホシハジロだったそうです。(私には何が一番多いのかは、カモ類の大群を見ただけではさっぱりわからず、これは「野鳥の会」のメンバーの報告によるものです)
「野鳥の会」のHさんに、「星の数ほどホシハジロ」と以前に教えてもらった記憶がよみがえってきました。

■奥の鉄塔の上ではミサゴがお食事中(淀川)

上記の32種類の鳥がわかるのも、すべて「野鳥の会」のメンバーのみなさんのおかげです。野鳥観察が一通り終わると、最終目的地である矢倉緑地公園にて「鳥あわせ」をします。発見した鳥、おおよその数、特徴的な鳴き声など、その時に教えてもらいます。「ウミネコが、ニャーニャー鳴いとったね」「シロハラは、お風呂でオナラしたみたいな音で鳴いてたでしょ」とか。

今日は、ハシブトガラスが100羽ぐらいで群れをなしていました。結構、迫力あります。
それと、メジロも100羽以上見られました。動きが、すばしっこいですね。

■「あそこのセイタカアワダチソウのところにアオジがいるよ」(神崎川)

次回は、3月1日(土) 阪神西大阪線「福」駅 午前9時30分集合です。

記・あおぞら財団 鎗山




Filed under: 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2008年2月2日3:44 PM

2008年は定例探鳥会でスタート


2008年1月5日(土)

2008年が明け、正月気分のまま、
福駅(阪神電鉄西大阪線)に9:30集合。
新年スタートにふさわしく、天気もよく、22名の方が参加されました。

緑陰道路を抜け、途中で、樹木の話も伺いつつ、淀川に向かう。
淀川には、カモメが正月休みなのか、集合してました。

川岸には、ヒトモトススキが生えていました。
海岸に生えるそうですが、こういう所では非常に珍しい植物とのこと。
教えてもらわないと、通り過ぎてしまいます。

さらに、矢倉海岸に向けて歩いていくと、工事が行われていました。
看板には「西島地区高潮対策工事」と書かれていました。
以前、ウナギの仕掛けがあった辺りですが、矢倉公園とつながるのでしょうか?

河口には、ホシハジロが集合中。神崎川河口辺りには、2000〜3000羽はいるそうです。

今日は、ミサゴが水面に向けて降りてきたなあと思ったら、
魚(ボラ?)を捕まえる瞬間(魚が大きすぎて落としていましたが)を
見ることができました。思わず見とれてしまい、写真はとれませんでした。

本日、観察した野鳥の種類は、30種類。
ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、トビ、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、ツグミ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ホオジロガモ

皆さま、お疲れさまでした。本年もよろしくお願いします。

次回は、ガン・カモ調査が1月15日(火)に開催されます(10:00福駅集合)

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら

◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら

記:あおぞら財団・藤江




Filed under: 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2008年1月12日4:13 PM

ノビタキ発見!第78回探鳥会


2007年10月6日
第78回矢倉海岸定例探鳥会開催

 第78回矢倉海岸定例探鳥会が10月6日(土)午前9時30分から12時30分まで開催され、
9人が参加しました。
 天気は快晴、午前9時30分に阪神電鉄西大阪線福駅に集合し、最初に、日本野鳥の会大阪支部の中野さんが、「この季節は、ノビタキを草の上で見ることができるかもしれないので注目を、あまり天気が良すぎるより、薄曇りの方が、鳥が出やすい、今日の干潮は午前10時2分、高さは52センチ。」と、野鳥観察のポイント解説をして下さり、大野川緑陰道路(緑道)から矢倉海岸に向けて出発しました。
 「例年、この時期にアキニレの実を食べに、カワラヒワを緑道でよく見かける、今年、まだ見かけないのは、天候のせいか、一部、高木が剪定されていたためか」という話を聞きながら、観察を進めました。また、よく聞こえるヒヨドリもあまり鳴いていないようでした。
 緑道の観察を終え、淀川の堤防まで歩くと、福の漁港で、アオサギダイサギを発見、アオサギは、丁度小魚(15センチ前後)を長い黄色いクチバシで捕まえたところで、4分間、丸呑みするまで、しっかり観察しました。ダイサギの特徴は、黄色いくちばしと目の重なり方で見分ることができます。

また、きれいなイソシギを見掛けました。中野さんが、来月の探鳥会の紙資料の表紙を飾る写真を取りたいと、フィールドスコープにカメラを置いて、何度もシャッターを押していました。
対岸を見ながら、いつも大量のカワウミサゴが羽を休めている鉄塔のところまで来ましたが、今日はミサゴを見かけませんでした。代わりに、トビがカワウと追いかけっこをしていましたが、カワウはミサゴの方が恐いようで、一度逃げてもまたすぐに、鉄塔に戻ってきていました。
 矢倉海岸に近い淀川の河川敷で、いつもウナギの仕掛けをはっているところに、先月はなかったテトラポットがあり、ウミネコを見かけました。何のために置いたのか、今度確認してみることにしました。
野球用のグラウンドの手前では、セイタカアワダチソウの中で、モズのメスを見かけました。
 そして、ついに、餌の虫を探して、何回も飛び立っては戻ってくるノビタキの姿を見かけました。全体に黒っぽいオスでした。
 ノビタキをじっくり観察したあと、矢倉海岸に着くと、干潟で、アオアシサギソリハシシギを見かけました。ソリハシシギはその名の通り、クチバシが弓のように反っている、とても特徴のある鳥です。30分程度観察して、緑地公園に移動、鳥合わせを行い、今日の予定を終了しました。公園では、阪神高速5号湾岸線の向こうを優雅に舞うミサゴを、やっと最後に見つけることができました。
来月は11月3日の土曜日に開催です。そろそろカモを多く見かける季節になるので、ぜひ参加して下さい。

●2007年10月6日(土)に観察した鳥=合計24種
  1.カンムリカイツブリ、2.カワウ、3.ダイサギ、4.コサギ、5.アオサギ、6.ヒドリガモ、
  7.オナガガモ(矢倉干潟で)、8.ミサゴ、9.トビ、10.アオアシシギ(2)、11.イソシギ、
  12.ソリハシシギ(3)、13.セグロカモメ、14.ウミネコ、15.キジバト、16.ヒバリ、
  17.ハクセキレイ、18.ヒヨドリ、19.モズ、20.ノビタキ(今日の目玉!!)、
  21.スズメ、22.ムクドリ、23.ハシボソガラス、
  24.ハシブトガラス(福漁港にて対面、特徴は口バシが広く、おでこが出ている)
                                         以上(文責:矢羽田薫)




Filed under: 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2007年10月8日5:07 PM
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