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ベトナム環境NGO「LIVE&LEARN」訪問(1/14)

1月14日(月)、ベトナム環境NGO「LIVE&LEARN」を訪問し、ベトナムの現状と活動についてお話を伺いました。

↓昨年3月に訪問の記録はこちら

https://aozora.or.jp/archives/32100

◎「自分達で動かなければ改善しない」という意識が高まった。

以前より大気汚染に対する関心が高まっている。
ベトナム人の中で「自分達で動かなければ改善しない」という意識が高まり、政府へのプレッシャーとなっている。

昨年10月の世界保健機関(WHO)報告書では「2016年の1年間だけで、およそ60万人の子どもが屋内外の大気汚染の影響で死亡したという悲惨な結果が明らかに。子どもは特に大気汚染の影響を受けやすく、5歳未満で亡くなる世界の子どもたちの10人に1人が、大気汚染が原因。」とされる。(世界保健機関、大気汚染と子供の健康に関する新たな報告書を発表、EICニュース2018.10.29
こうしたこともあり、世界各国で大気汚染の関心が高まっている。

ベトナムでも「動かなければ」という機運が高まり、我々も行政とともに会議等を行っている。
6月、11月に啓発活動を実施。企業や行政も参加し、国内だけでなく、海外からも参加があった。
昨年、「きれいな空気とグリーン都市連盟」ができた。
次世代に青空を手渡そう!という取組みなので、あおぞら財団の目的と同じだろう。

◎「きれいな空気とグリーン都市連盟」の取組み

この取り組みは、2017年にスタートし、1年半経った。
同連盟では、市民のネットワークを形成し、きれいな空気・都市をつくるための行動、施策を進めたい。

連盟に参加する団体は強制ではなく、取り組みを共有していくことを重視している。
大気汚染対策や健康づくりのプロジェクトを行っている。
戦略的に活動を広げる行動として、①市民の知識を高める活動、②署名活動、③セミナー、会議を行っている。ベトナムの政府機関や研究機関、海外の組織も連携している。

5つの施策を展開。①空気の質を高め健康増進!、②持続可能な再生可能エネルギー普及(石炭火力発電所建設は反対、コミュニティでのエネルギー効率利用化を目指す)、③ゴミ対策(ゴミの処理・管理、農村で藁を燃やさない、石炭コンロ(暖房)の使用を減らす)、④大都市の緑化(ハノイ市内にグリーンスペースをつくる)、⑤市民のライフスタイルをかえて持続可能にしよう!(環境にやさしい交通を利用しよう!、グリーンオフィス、プラスチック製品を使わないなど)

連盟のメンバーそれぞれが努力しており、LIVE&LEARNもいくつかの活動のリーダーを担う。
今後は、国内だけでなく海外の力・経験、人力も借りて、問題を解決していきたい。

◎大気汚染の測定

大気汚染測定器を設置するプロジェクトにも参加している。ハノイ市内で50個設置(2019年5月現在の目標)。
設置場所はオフィスや学校。
学校に設置すると、学生や先生の理解につながるし、環境学習にもなる。
日本の大学の協力で本事務所にも測定器を取り付けた。

◎グリーンスクールの取組み

グリーンスクールは、ハノイ市内に13校、保育園から中学校まである。必修科目だけでなく、環境の授業を行っている。
人材育成と宣伝活動を行っている。環境教育は学生や教師、一般市民を対象に、e-learningで行っている。LIVE&LEARNとしてイベントを行っている。
女性会・青年団の催したイベントでは、一回に100名が参加することもある。一般市民も参加する講座を5回/年開催した。一クラス25~30名が参加。テーマは、健康・環境・土壌など。

◎料理用の石炭コンロを止めるプロジェクト

ハノイ市内の旧市街(ホアンキン)では「料理用の石炭コンロの使用を止めるプロジェクト」を実施。LPGガスボンベを配布し、50%減少するという成果を上げた。費用(50万ドン/台、日本円で約2500円)は、メーカー企業が半分負担し、もう半分をLIVE&LEARNが負担。藁からつくる固形燃料を活用。コンロは無料で配布し、燃料は安く販売(1週間分、1200円で)。習慣を変えるのは難しいが、まずは体験してもらうことが重要。

その他、プレイパークづくり、プラスチックゴミの削減、グリーンオフィスの啓発にも取り組んでいる。

◎LIVE&LEARNのFB、ホームページ

https://www.facebook.com/MangLuoiTheHeXanh

http://thehexanh.net/

1

事務所側面に取り付けられた大気汚染測定器

2

ヒアリング後、テト(旧正月)を祝う

~~~
あおぞら財団としては、引き続き、交流活動を進めていきます。

(文責:藤江)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,国際交流 — aozorafoundation 公開日 2019年5月19日7:07 PM

ベトナム環境NGO「GreenID」訪問(1/14)

1月14日(月)ベトナム環境NGO「GreenID」を訪問し、ベトナムの現状と活動についてお話を伺いました。

◎「GreenID」の概要
GreenIDは、持続可能な暮らし方を広め、新しい再生可能エネルギー源を見つけ、それらの普及することを目的に活動しています。
スタッフ20名、パートタイムスタッフも多い。地方事務所に2名。

◎活動内容
活動は、1)空気の品質管理、2)大気汚染に対する活動

長期的な目標は、政府とともにGreen法を制定すること、短期的な目標は排出基準法を制定すること。
今年、政府と排出に関する規定を検討している。国と市民はともに大気汚染対策に取り組んでいるが、企業がどこまで取り組むかは課題。

◎大気汚染対策について

環境省とは別に調査しながら、大気汚染に関するレポートを2016年から年4回出している。
大気汚染測定器をGreenIDで9台、アメリカ大使館など全国で60台設置している。
現状は、ゴミを燃やしている生活が公害につながっている。その調査結果を広めている。

再生可能エネルギーを普及していくため、石炭・熱源の実態調査を行った。
これからのベトナムは発電所の建設が進む。
資金はどこからくるか?、もし日本企業ならば、企業への呼びかけに協力してほしい。

交通からの大気汚染に対しては、市民の認識を高めるための活動を行っている。
ベトナムでは規制が難しい。
環境省が「バイクを利用しないように」と言ったが、貧しい人には無理。

GreenIDは市民の意識を高めることを進めたい。
そこで、Green Schoolの活動を行っている。
日本で大気汚染を教える際の資料やデータがあればほしい。
ベトナムの学校でパイロット授業が行えるようにしたい。

また、大気汚染による健康への影響、評価の仕方があれば調査結果などがほしい。
健康影響のプロセスが知りたい、長期的に暴露されることによる被害はどのようなものか?、
日本に資料・データがあれば教えてほしい。

GreenIDHP:http://en.greenidvietnam.org.vn/
GreenIDフェイスブック: https://www.facebook.com/GreenID.vn/

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・参考資料
1. Analysis of future generation capacity scenarios for Vietnam

2. Nuclear Power in Vietnam – Challenges and Alternatives

3. Air Quality Report 2017

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あおぞら財団としては、引き続き、交流活動を進めていきます。

(文責:藤江)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,国際交流 — aozorafoundation 公開日 7:06 PM

日本・ベトナム環境ウィーク(1/11)

日本・ベトナム環境ウィークinハノイ(日本国環境省・ベトナム国天然資源環境省との共催)の一環で、1/11に開催された公害防止のための国際環境協力ワークショップにて、あおぞら財団・藤江が「Blue Sky for our Children」と題して、西淀川大気汚染公害の経験を報告しました。

同ウィークは1月9日から11日まで開催され、政策対話、環境インフラ技術の紹介、ビジネスマッチング、個別分野のワークショップなどを開催し、日本の有する環境インフラ技術を積極的に紹介するとともに、環境インフラ普及に当たっての課題と協力の方向性等が議論されました。

経済発展が続くベトナムでは、環境問題の解決が喫緊の課題となっており、中でもバイク・自動車の増加が著しいとのこと。バイク利用が圧倒的に多いのですが、マイカーへのニーズも高まり、車所有がここ10年で倍増していることが報告されました。

今後、都市部での大気汚染が懸念され、モニタリング設備、環境管理者の人材育成、法律の整備、交通管理などの対策に力を入れておられる状況です。

『日本の「公害」という、にがい経験が活かされることを願います』(開会挨拶・勝俣孝明氏・日本国環境政務官)

↓記事Vietnam seeks suitable environmental technologies from Japan
https://en.vietnamplus.vn/vietnam-seeks-suitable…/145021.vnp

↓日本・ベトナム環境ウィークの結果について(環境省)
https://www.env.go.jp/press/106345.html

記・藤江徹

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Filed under: イベント報告・ホームページ更新,国際交流 — aozorafoundation 公開日 5:39 PM

ヒビが入った所を溶接して治していただきました。

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

ヒビが入った所を溶接して治していただきました。
ありがとうございます。

どうしようか?と途方に暮れていましたが、地域の会議でお会いした時に「みてみましょうか?」と言っていただき、持ち込んでその日のうちに治して持って来て下さいました。感謝〜

さすが、モノづくりのまち・西淀川!

お世話になった(株)ワカタ製作所さん
http://www.wakata.co.jp/

※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,タンデム自転車 — aozorafoundation 公開日 2019年5月16日11:42 AM

2018年度の二酸化窒素の自主測定結果を報告します!

2018年度の西淀川区内の二酸化窒素の自主測定結果を報告します!

あおぞら財団では、年に2回、西淀川区内で二酸化窒素(NO2)の自主測定をしています。この自主測定は、大阪から公害をなくす会が主体となって大阪府下で行っている調査に協力する形で行っています。

二酸化窒素は、燃料を高温で燃やすことで、空気中の窒素と酸素が結びついて発生します。発生源は、工場や火力発電所、自動車、家庭などです。二酸化窒素は、のど、気管、肺などの呼吸器に悪影響を与えるので、排出量を減らしていかなければなりません。

NO2の測定は行政も実施していますが、この自主測定では行政が測定していない身近な場所も測定しています。西淀川区内の大気の状況を詳しく把握し、きれいな空気を取り戻す運動に根拠を与え、公害・環境行政の後退を食い止めるための取り組みです。

■測定概要
測定方法:大気中のNO2濃度を測定できる「天谷式カプセル」を用います。24時間暴露したカプセルにザルツマン試薬を入れ、NO2を化学反応、発色させ比色分析により濃度を測ります。
測定場所:西淀川区内 5か所
測定日:

2018年度 6月7日(木)17時~8日(金)17時
12月6日(木)18時~8日(金)18時


■測定結果

 2018年6月 2018年12月
1 出来島小学校(国道43号)  43 ppb  40 ppb
2 大和田交差点(国道43号)  56 ppb  50 ppb
3 歌島橋交差点(国道2号)  49 ppb  34 ppb
4 あおぞらビル前(国道2号)  40 ppb  31 ppb
5 緑陰道路(エルモ前)  31 ppb  21 ppb

全体的に2018年6月に比べて、2018年12月は減少傾向にあります。二酸化窒素濃度は、交通量や工場などの排気ガスだけでなく、風の強さなどの天候にも大きく影響を受けるので、経年的に変化を見ていく必要があります。

【国道43号沿い】

国道43号と淀川通りが交差する大和田交差点が50 ppb以上と最も高くなっています。国道43号沿いの出来島小学校前も40 ppb以上と高い数値です。

【国道2号沿い】

3本の主要な道路が交差する5差路の歌島橋交差点は、2018年6月には49ppbと高い値でしたが同年12月には34ppbと減少していました。歌島橋交差点から少し離れた国道2号沿いのあおぞらビル前においても、2018年6月は40 ppbでしたが同年12月には31ppbと減少していました。

※二酸化窒素に係る環境基準:1時間値の1日平均値が40ppbから60ppbまでのゾーン内又はそれ以下であること。

参考:大阪から公害をなくす会「ソラダス・NO2測定運動」

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習 — aozorafoundation 公開日 2019年5月13日5:00 PM
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