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西淀中学校職場体験(1/22-23)

西淀中学校の職場体験実習で4名の生徒を受け入れました。

菜の花プロジェクトの活動や、西淀川図書館で展示している空気のよごれ調べの広報文を作成してもらいました。

活動風景の写真を撮影したり、活動紹介や感想などを書き、パソコンを使ってアップしました。

(さすが現代の中学生。ブログアップの仕方も少し説明しただけですぐ理解してくれました。)

どうぞご覧ください。

(小平)

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■「空気の汚れ調べ」の結果が展示されています。

P1070828

空気の汚れ調べ「12月26日開催」の展示がされています。

2014年1月16日(金)から3月18日(水)

場所 大阪市立西淀川図書館

空気の汚れ調べの展示では西淀川区内の空気の汚れを調べた地図が展示されています地図には「赤」「緑」「青」「黄」のシールが貼られています。

「赤」のシールが一番空気が汚れていて、「青」のシールが一番正常です。

いろいろな場所の汚れの結果が載っているので、是非ご覧になってください。

入って左側に展示されています。

他にも、年ごとに空気の汚れを調べたグラフや、PM2.5の量などを示した

グラフなどが展示されていますので、どうぞご覧になってください。

僕はあんな小さいカプセルで空気の汚れを調べる事が出来るんだと驚きました。

(y・t)


■菜の花プロジェクトについて
あおぞら財団では菜の花プロジェクトをすすめています。
菜の花は緑陰道路のいこいの花壇にも植えられています。
菜の花を植えてそだてます。
菜種の収穫をします。
種をしぼると油がでてきます。
その油は天ぷら油などに使えます。
使った後の天ぷら油は、廃油として回収されます。回収した廃油を使って廃油キャンドルを作ったり廃油リサイクルハンドソープが作れます後、車の燃料になったり動物のえさになったりするので、菜の花の油だけでいろんなことができるので環境にも良いです。
地球の環境を守るためにもリサイクルはとても大切なものです。
(s・h)


■職場体験の感想
分かったことは、廃油でキャンドルを作れることです。
事業所の人が綺麗って言っていたので、来年は見に行きたいです。
新しい発見は、廃油で色々な事ができるというのが
新しい発見です。
他の人に伝えたいことは、菜の花が緑陰道路に植えてあるので、
是非見てください。
廃油キャンドルの片付けはとても楽しかったです。
また来てみてください。 〔y・t〕

分かったことは、廃油をリサイクルしてハンドソープにしたり出来る事が分かりました。
驚いたことは、菜の花の油が車の燃料になることがわかりました。
新しい発見は、あおぞら財団は裁判の和解金で設立されたことを知りました。
他の人に伝えたいことは、リサイクルは地球の環境を守るためにも大切なことを伝えたいです。
楽しかったことは、廃油キャンドルのくりぬき作業が楽しかったです。
つらかったことは、花壇の草ぬきがつらかったです。寒くて手が痛かったです。
「s・h」

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分かったことは、廃油でキャンドルを作れることです。

事業所の人が綺麗って言っていたので、来年は見に行きたいです。

新しい発見は、廃油で色々な事ができるというのが

新しい発見です。

他の人に伝えたいことは、菜の花が緑陰道路に植えてあるので、

是非見てください。

廃油キャンドルの片付けはとても楽しかったです。

また来てみてください。

〔y・t〕

分かったことは、廃油をリサイクルしてハンドソープにしたり出来る事が分かりました。

驚いたことは、菜の花の油が車の燃料になることがわかりました。

新しい発見は、あおぞら財団は裁判の和解金で設立されたことを知りました。

他の人に伝えたいことは、リサイクルは地球の環境を守るためにも大切なことを伝えたいです。

楽しかったことは、廃油キャンドルのくりぬき作業が楽しかったです。

つらかったことは、花壇の草ぬきがつらかったです。寒くて手が痛かったです。

「s・h」

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わかったことは、廃油を使ってリサイクルしていることです。

いままでそんなことは、聞いたことは、なかったので初めて聞きました。

はじめは、よく分からなかったけどいろいろ調べた結果分かりました。

驚いた事は、緑陰道路が昔は、川だとは思いませんでした。

大変だったことは、ろうそくをくりぬく作業です。

ぼくは、ろうそくの臭いは、にがてでした。

けどあきらめずに頑張りました。

2日目は、草ぬきをやりました。

あおぞら財団にきて色々なことを学びました。

将来に役立てたいです。

(o.r)

キャンドルナイトで使った廃油のくりぬき作業は、小さいビンは、きれいにぬ

けませんでした。キャンドルナイトのくりぬき作業は、大変だと思いました。

緑陰道路が最初は、川だと思いませんでした。

わかったことは、あおぞら財団は、緑陰道路を菜の花を育てて、種をしぼって

油をリサイクルをすすめているのがわかりました。

つらかったことは、草ぬきです。あんまり草は、ぬけなかったけどあおぞら財団が、がんばっているのがわかりました。

(y・t)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,職場体験実習(中学生) — aozorafoundation 公開日 2015年1月26日12:05 PM

「西淀川公害と私たちの環境」の授業を実施しました(12/18)

あおぞら財団では西淀川公害の授業のお手伝いをしています。

2014年12月18日には、西淀川高校の3年生を対象に、「西淀川公害と私たちの環境」と題し、授業をしました。3時間の授業です。

1時間目は西淀川公害についてのお話です。1
まずは、公害病の苦しみとして、ぜんそく発作に苦しむ患者さんの映像や、若くして亡くなった南竹照代さんのお話を紹介しました。その辛さを想像したのでしょうか‐より真剣な表情で聞き入る生徒もいました。
続いて、西淀川大気汚染公害を説明。裁判が20年続いた話や、「手渡したいのは青い空」という願いを実現するために公害裁判の和解金であおぞら財団を設立したことなどを伝えました。
その上で、現在の公害問題としてアスベストによる公害問題や、中国の大気汚染公害等を提示。協力して公害や環境問題の解決にあたることの大切さの事例として、西淀川高校からはじめた取り組みが地域にひろがった、「菜の花プロジェクト」による市民の人たちの環境まちづくりの取り組みや、同じく西淀川高校のエコ部と中国NGOの交流などを交えながら、を紹介しました。

2時間目は、公害患者さんの語り部です。
2 (2)
西淀川公害患者と家族の会より、語り部として平田和子さんにお話頂きました。同会の上田敏幸事務局長もあわせて説明などをしてくださいました。
平田さんは1948年生まれ。淀川区の塚本に住む気管支ぜん息の公害患者さんです。
子供の頃から発作が出ていたのですが、病気があっても、男の子にも負けない活発で元気な子どもだったそうです。
一時は落ち着きましたが、27歳頃から再びひどくなり薬がないと生活できない程になったそうです。
麻酔薬にぜんそく患者が発作を引き起こす物質を含んでいるため、一般の人では問題なくできる手術が命がけになってしまうといったぜんそく患者のご苦労も、ご紹介頂きました。
グループごとに平田さんへの質問を考え、2時間目が終了しました。
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とても辛い体験談を、持ち前の明るいキャラクターで語る平田さん。
終了後の休み時間も生徒が平田さんの周りをとりかこみ、話がはずんでいました。
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エコ部の部員と握手で記念撮影。

=====
3時間目は、「環境問題と私たち」と題したワークショップです。進行はあおぞら財団、栗本です。
まずは、各グループごと平田さんへの質問を紙に書き、ホワイトボードに張り出しました。

DSC_4159

P1070641

2 (1)

いくつか紹介します。
ぜんそくは遺伝するのか?という質問には、
・公害病は遺伝するわけではなく環境による原因ということを財団から伝えました。
今と昔の環境の違いについては、
・「今はずいぶんきれいになった。」と平田さん。

平田さんの明るい性格に触発されたのか、楽しく生きるコツは?、元気の秘訣は?といった質問や、好きな芸能人や動物は何か?といった質問も。すっかり人気者ですね。

つづいて、「西淀川再生プラン」を説明。この地図は1991年3月、西淀川公害患者と家族の会が、裁判闘争の成果を公害のないまちづくりとして発展させようと作成、発表したものです。 「手渡したいのは青い空」というスローガンで裁判を闘ってきた患者さんたちの未来への願いがこめられた1枚です。

map

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①環境、②福祉、③まちの歴史の観点で何が書かれているのかをよみとります。どんな願いが込められていると思うか、興味を持ったのはどこかグループで、話し合いました。
グループごとの発表では、様々な気づきが寄せられました。
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今回授業にあたり、「西淀川公害」を伝えることはもちろんですが、これから社会に出る高校生に、社会の課題とどう向き合うかを考えてほしいという願いをこめて企画しました。
後日、担当の先生から生徒たちの感想を全部おこしたものを送ってくださいました。
西淀川公害に対する驚きや発見、平田さんを思いやるものや、環境を良くするための意見などもあり、高校生のみずみずしい感性でしっかり受け止めてくれていたことを伺わせるものでした。学んだことから他者や地域を思うその態度に、これから社会に出る西淀川高校の生徒たちをとても頼もしく感じました。

(小平)

Filed under: あおぞらプラン,イベント報告・ホームページ更新 — aozorafoundation 公開日 2015年1月21日6:32 PM

1/15(木)楽らく呼吸会(千北診療所)で禁煙の勉強をおこないました!

2015年1月15日(木)、千北診療所で楽らく呼吸会を開催しました。今回は西淀病院から薬剤師の森さんを講師に迎え、禁煙についての勉強を行ないました。参加者は13人(内、患者さん9名(家族の方を含む)、薬剤師1名、スタッフ3名)でした。

雨模様のお天気で、足を運びにくいかな…と心配していましたが、いつもお馴染みのメンバーが揃い、また、初参加の方や久しぶりの方もおられ、みんなで元気に集えたことを喜びあいました。

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講師の森さんは、西淀病院やのざと診療所の職員さんが集まり禁煙対策に取り組んでいるグループ・通称「ATB(あかん! たばこ! ぼくめつ!)」のメンバー。ATBでは、学校へ禁煙についての話をしにいったり、病院の周りの溝にタバコの吸い殻がどれくらい落ちているかチェックするなどの取り組みをされているそうです。自分は喫煙していないけど周りで吸っている人がいて喫煙をやめてほしいな、と感じている人も、今日勉強したことを伝えていってもらえたら…ということで、お話してくださいました。

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【タバコに含まれる3大有害物質】
・ニコチン→中毒を引き起こす、血流を悪化させる
・タール→強力な発がん物質
・一酸化炭素→酸素不足や息切れを引き起こす

このようなタバコを吸うことによって、さまざまな病気のリスクが高まります。呼吸器の病気であるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)はもちろんですが、一見関係がなさそうな病気の発症にも影響する可能性が高まる、ということです。「白内障のリスクがあるなんて意外だった」と話す人も。また、低出生体重や乳幼児突然死症候群など、子どもへの影響のリスクもあります。

そして、受動喫煙についても学びました。タバコは、吸っている人だけではなく周りにいる人にも影響を与えます。驚いたのは、副流煙(タバコの先端が燃えて立ち上がる煙)は、主流煙(喫煙者が口から直接吸う煙)よりも有害物質が多く含まれている、ということです。例えば、酸素不足を招く一酸化炭素は、主流煙の5倍近くにあたる量が副流煙に含まれているそうです。

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その他に、禁煙補助剤(タバコをやめやすくする薬)の紹介もありました。

参加している患者さんたちからもいろいろなお話が出ました。

体の異変をきっかけに禁煙して40年たつという人や、(非喫煙者で)自分の体調が悪い時、タバコからの煙は絶えることができても部屋に残ったタバコのにおいをしんどく感じることがある、という患者さん。

また、タバコを吸う人が減るとタバコ農家の生活が立ち行かなくなるのでは…という声や、タバコの歴史についての話、「タバコの葉を乾燥させる仕事を手伝っていたことがある」「昔はタバコの葉の畑もいっぱいあったなあ」「戦後は、タバコも配給制だった」という話まで、健康という面からだけではなくいろいろな角度からタバコについて考える時間にもなり、興味深かったです!みなさん活発に発言されていました。

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禁煙は、呼吸器疾患の患者さんにとって非常に重要で、治療の第一歩。禁煙したいけどなかなかできない…という人は、禁煙外来のある医療機関に相談するのも一つの方法ですね。森さんより、「禁煙は、何度でも挑戦できるのがいいところ」という言葉もありました。家族や友人など、周囲の人からの声かけも有効な方法といえます。

喫煙する人もしない人も、呼吸器の疾患をかかえる人もそうでない人も、みんなで一緒に禁煙について考えていくことは大切だと感じました。

開催後のアンケートでは、9人中7人が今回の講習は【分かりやすかった】と答えています。また、9人中4人が呼吸リハビリなどの運動を【毎日している】、2人が【2・3日に一度ぐらい】と答えています。その他に「とてもわかりやすくて、禁煙外来に行ってみようか…と思いました」といった感想がありました。

少しでも興味があれば是非、各診療所に足を運んで楽らく呼吸会にご参加ください!

 ■次回予定  ~お問い合わせはあおぞら財団まで~
・のざと診療所…2月13日(金) 14:00~15:30(薬について)
・千北診療所……3月19日(木) 14:00~15:30(薬について)
・姫島診療所……3月20日(金) 14:30~16:00(薬について)

 
吉田

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2015年1月16日5:11 PM

タンデム自転車を購入しました!(大阪でタンデム自転車を楽しむ会)

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

タンデム自転車を購入しました!

昨年、取り組んだクラウドファンディング「FAAVO大阪」では、おかげさまで多くの方々のご支援をいただき、目標額30万円を達成することができました。その節は、みなさま、ありがとうございました。

■プロジェクト名=視覚に障害のある方が気軽に乗れる自転車!「タンデム自転車」を広めたい!
■期間=2014年7月4日~8月7日
■サイト=http://faavo.jp/osaka/project/278

当初計画どおり、支援金にて、このたびタンデム自転車を購入いたしました。
ホールショットバイシクルTDM720といいます。

(写真)サザンカの木の前でタンデム自転車を撮影

(写真)サザンカの木の前でタンデム自転車を撮影。ちょっと下からのアングル

↑大野川緑陰道路で、うれしはずかし、お披露目の写真会(!?)

(写真)フレームに大阪でタンデム自転車を楽しむ会とFAAVO大阪の名前をシールで貼りました。

↑フレームにシールを貼りました。

これからは、タンデム自転車の走行会や、視覚障がい者の方々のパラスポーツなど、いろんな場面で活用していきます!

記・鎗山善理子(あおぞら財団スタッフ)
※あおぞら財団は大阪でタンデム自転車を楽しむ会の事務局です。

※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,タンデム自転車,地域づくり — aozorafoundation 公開日 2015年1月9日5:07 PM

12/12(金)楽らく呼吸会(のざと診療所)で禁煙の勉強とハイチェッカー検査をおこないました!

2014年12月12日(金)、のざと診療所で楽らく呼吸会を開催しました。今回はのざと診療所から看護師の内田さん、西淀病院から臨床検査技師の石並さんを講師に迎え、禁煙についての勉強を行ないました。参加者は10人(内、患者さん7名(家族の方を含む)、看護師1名、臨床検査技師1名、スタッフ1名)でした。

今回のテーマは『禁煙』。まず最初に内田さんから、「タバコを吸ってる人はいますか?」と投げかけがありましたが、どなたもおられず。「それでは、周りの身近な人の中に吸っている人はいますか?」との問いにも、みなさん「いない!」という反応でした。中には、以前喫煙していたけど自力でやめた、と話す人もおられました。呼吸器の患者さんにとって、喫煙するとより体がしんどい、ということは敏感に感じている方が多いと思います。その上で、あらためて喫煙による病気のリスクについて勉強しました。スライドで写真などを見ながらわかりすくお話していただきました。

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特に驚いたのは、受動喫煙(本人は喫煙しなくても、身のまわりのタバコの煙を吸わされてしまうこと)の影響です。副流煙(タバコの先端が燃えて立ち上る煙)には、主流煙(喫煙者が口から直接吸う煙)よりも、有害物質が多く含まれているということです。

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また、「室内にて換気扇の下で喫煙しても、タバコの有害物質は部屋に漂っている」など、受動喫煙に関するよくある誤解についても紹介してくださいました。自分が喫煙していなくても、タバコによるリスクはあるのです。

お話を聞いた後は、肺年齢を調べるためのハイチェッカー検査を行ないました。肺年齢を測定するための簡易の方法で、COPDの早期発見に役立つとされています。石並さんから説明があり、実際に一人一人測定してみました。

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測定器に年齢・身長・性別を入力し、ノーズクリップで鼻をつまんでマウスピースをくわえ、フーッと息を1回吹き込みます。

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6秒間くらい息を吐き続けるのでとてもしんどい、むずかしい検査なのですが、呼吸器疾患の患者さんたちはこれまでに何度も測定した経験があるということで、慣れた様子でされていたのが印象的でした。長年、呼吸器の病気と付き合ってこられた患者さん達の逞しさを感じました。

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医療機関で受けることができる呼吸機能検査「スパイロ検査」についての説明もありました。自分の体の状態を知るのにもいい機会になるため、ぜひ受けてみてくださいということでした。また、西淀川区内の薬局にはハイチェッカーが配備されています。気になる方はまず簡易検査を受けることもできるので、近くの薬局の窓口で尋ねてみてください!

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、“タバコ病”とも言われるように、最大の原因は喫煙です。ところが、喫煙者ではないCOPDの患者さんもいるのです。西淀川区には、大気の汚染が原因で呼吸器の病気になって苦しんでいる人が多くおられます。
参加していた患者さんからは、「COPD=喫煙が原因」とされてしまいがちなことへの違和感についてのお話もありました。特にこの西淀川では、大気汚染による公害の歴史を学びながら、呼吸器の疾患について考えることが大切だと、あらためて感じました。

開催後のアンケートでは、7人中4人が今回の講習は【分かりやすかった】と答えています。また、7人中2人が呼吸リハビリなどの運動を【毎日している】、1人が【2・3日に一度ぐらい】と答えています。その他に「患者の治療に必要なことがわかる」といった感想がありました。

少しでも興味があれば是非、各診療所に足を運んで楽らく呼吸会にご参加ください!

■次回予定  ~お問い合わせはあおぞら財団まで~

・千北診療所……1月15日(木) 14:00~15:30(禁煙について)

・姫島診療所……1月16日(金) 14:30~16:00(禁煙について)

・のざと診療所…2月13日(金) 14:00~15:30(薬について)

吉田

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 1:59 PM
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