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ブログカテゴリー » イベント報告・ホームページ更新

12月NAT展 PALLALINK:kiokuScope

※「みてアート・御幣島芸術祭」の記事の転載です。

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PALLALINK: kiokuScope
インスタレーションの制作を中心に活躍するアーティストPALLAを中心としたアートユニット「PALLALINK」によるインスタレーション展示を開催します。今回の展示では、PALLAの提示するコンセプトに呼応して参加アーティストが作品・パフォーマンスを提供。バスターミナル跡地の大きな空間にそれぞれの作品が響き合います。

「役目を終え、やがて失われようとしている場所やそのものの断片を再構成し、様々な記憶を記した光を当てて眺める。光が反響し伝わっていく様は、断片を無作為につなげる回路となり、見る人の様々な思いに繋がっていく。kiokuScopeは、時空を超える「記憶」の連鎖を感知しのぞき見るための装置である」

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展示アーティスト:PALLALINK(PALLA+濱雅則+東陰地正喜+井上ヒデコ+杉原尚樹)

会期:2020年12月2日(水)‐2020年12月6日(日)

休館日:会期中無休

開館時間:16:00‐21:00 (入場は閉館の15分前まで)

場所:西淀川アートターミナル(〒555-0012 大阪市西淀川区御幣島2‐4 1Fもと歌島橋バスターミナル)

詳細はコチラ

※あおぞら財団は「みてアート実行委員会」、「西淀川アートターミナル運営会議」の事務局です。
みてアート・御幣島芸術祭:https://miteart.blogspot.com
西淀川アートターミナル:https://nishiyodo-art.com
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,みてアート — aozorafoundation 公開日 2020年11月16日9:51 AM

にしよど現代図工室(12/5)

※「みてアート・御幣島芸術祭」の記事の転載です。

にしよど現代図工室

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次回の開催日:2020年12月5日(土)16:00 – 18:00
会場:西淀川アートターミナル(もと歌島橋バスターミナル)
参加費:無料(一部道具にレンタル料)
服装:汚れても良いもの

内容:街の素材や工場の廃材、3Dペン、たくさんの画材を自由に使って
クリスマスツリーをつくろう!

人数:先着 10名程度(申込後、キャンセルされる場合は info@yamaryu-art.com までお知らせ下さい。)

申し込みフォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdkte8e6U-z5r1J3GpuTEjClMXAXxf6gblvMVAo6PPR-njoaw/viewform

にしよど現代図工室は、大人から子どもまで楽しく図工を学べる工房です。ここでは、紙や布、木材や絵の具など、様々な素材・画材を用いて作品を作ることができます。モノづくりをされている地元企業との協力・コラボレーションにより「磁力を持つ塗料」「空間に絵を描けるペン」など最先端の画材で、新しい表現を生み出すこともできたり、巨大段ボールによるワークショップや大型イベントに向けた長期制作等もこの図工室の魅力の一つです。図工室で、素材を使って楽しく遊びながら、感性を育てていきませんか。小さいお子様からお年寄りの方まで、気軽にお越しいただけますので、是非、足を運んでみてください。

素材協力
XYZプリンティングジャパン/協進ラジエーター工業株式会社/児玉帆布工業株式会社/株式会社シミズインダストリー/太平段ボール工業株式会社/ターナー色彩株式会社/株式会社ダンボる/株式会社ワカタ製作所/

※あおぞら財団は「みてアート実行委員会」、「西淀川アートターミナル運営会議」の事務局です。
みてアート・御幣島芸術祭:https://miteart.blogspot.com
西淀川アートターミナル:https://nishiyodo-art.com
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,みてアート — aozorafoundation 公開日 9:42 AM

東京都で、タンデム自転車公道走行の解禁区間が追加されました。

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

東京都で、タンデム自転車公道走行の解禁区間が追加されました。

これまでもパレスサイクリングコース(毎週日曜日)は走れたそうですが、2020年11月13日より、新たに、次の3カ所が追加されました。

1 多摩湖自転車・歩行者道(約12㎞)
2 浅川ゆったりロード(約2.5㎞)
3 足立さいたま自転車道(約0.4㎞)

https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/…/…/tandem_bicycle.html

タンデム自転車公道走行が東京で一部解禁! 多摩湖自転車歩行者道などを追加

自転車関係団体や東京都盲人福祉協会などが解禁に向けた要望書を提出されており、検討されていました。

東京パラリンピックの延期開催に向けて、さらに広がってほしいものです。

一部解禁ではありますが、まずは大きな一歩ですね。

※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,タンデム自転車 — aozorafoundation 公開日 2020年11月15日9:43 AM

オール3歳児のキックバイク教室開催(11/14)

※(一社)市民自転車学校プロジェクト(CCSP)の記事の転載です。

※あおぞら財団は(一社)市民自転車学校プロジェクト(CCSP)の事務局です。
HP:https://ccsp.jp/
FB:https://www.facebook.com/CCSP.NEWS/
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
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Filed under: イベント報告・ホームページ更新,自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2020年11月14日2:17 PM

リバティセミナー2020で西淀川フィールドワークを実施(11/7)

11月7日、時々雨が降るような天気の中で、リバティおおさか主催「リバティセミナー2020」として、フィールドワークを実施しました。

リバティおおさかは現在、休館中ですが、これまでの展示で取り上げられていた人権課題に関連したセミナーを実施されています。

今回のテーマは、「SDGsの原点・公害と人権を考えるー大気汚染公害患者さんのお話と西淀川フィールドワーク」です。参加者は、リバティおおさかの職員も含めて26名でした。

公害患者の須恵佐與子さん、須恵鷹雄さん、西淀川公害患者と家族の会事務局長の上田敏幸さんに、ゲストとしてお越しいただきました。

セミナーの開始前に、西淀川・公害と環境資料館を多くの方が見学してくださいました。

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13:30からはまず、あおぞら財団の栗本知子から「西淀川大気汚染公害について」の講義を20分程度でお話しました。講義に於いては、SDGsの原点として公害問題があることをはじめに確認し、西淀川公害の歴史や、公害反対運動と公害裁判の話、そしてあおぞら財団の活動を紹介しました。
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14時からは、上田敏幸さんが聞き手として、公害患者である須恵夫妻のご経験をシェアしていただきました。

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須恵夫妻は、当時の西淀川は青空がなくなり、洗濯物を干してもすぐに汚れてしまったと語りました。公害病については、最近、加齢により悪化していく傾向がみられるということで、須恵佐與子さんは、今も定期的に病院に吸入しに行くが、コロナで行けない時期もあった、と話しました。最後にお二人の最近の生活の様子について伺ったところ、須恵鷹雄さんが最近民謡にはまったということで、みんなの手拍子にあわせて、一曲歌ってくださいました。

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14:40から、あおぞら財団を出発し、出来島駅までの西淀川フィールドワークを始めました。
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環境対策の措置は、あおぞら財団ビル前の歌島橋交差点周辺にもたくさんあると、栗本から紹介しました。具体的には、歩道の美化の他、車道が低騒音の舗装になっていることや、中央線に低い遮音壁を設置していることなどの工夫を説明しました。

それから大野川緑蔭道路を歩き、中島大水道跡の碑のところで栗本が、まだ川だった時期の話と、埋め立てまでの経緯を紹介しました。DSCF6375

中島水道は昔、地域の舟運や治水などに利用されてきましたが、工場などからの排水で汚染されてドブ川になって、市民運動のおかげで最後は車の道としてではなく緑陰道路として埋め立てられたという経緯でした。

次に、あおぞら財団の谷内久美子から、西淀川の水害の話を説明しました。

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西淀川では、地盤が低い場所があり、昔水害が起きた時には、町が浸水した後、海面より低いため排水が困難であり、浸水状態が二週間も続いたという話がありました。今は浸水対策として、淀の大放水路、立て坑が設置さるなど、浸水被害を減軽できるようになりました。

続いて北上し、大和田街道を歩きながら、公害の歴史を引き続き説明しました。

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大和田小学校前の海抜の表示は、0m以下でした。水害被害がひどかった地域で、そのうえ、公害被害者が多かったという話もありました。

静かな住宅街からでると、国道43号線にたどり着きました。公害として、騒音や振動が問題となっていたこの道路には、今は、遮音壁や、高活性炭素繊維で排気を浄化するパネルなどが設置されています。また、PM2.5の測定局が設置されています。更に、環境改善の観点で、沿道住民への影響を減軽するために、車両を5号海岸線へ誘導するように工夫をしています。DSCF6393

こういう風に話しながら歩いて、あっという間にゴールの出来島駅に着きました。

緑陰道路を出たら、歩道がせまくなり、説明するときには多少距離があって、若干聞きにくくなりましたが、皆さん真剣でメモをしているところに感動しました。長い距離を歩いたにもかかわらず、公害の歴史を勉強する熱意を十分感じました。

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以上、今回の西淀川フィールドワークの体験報告でした。

(インターン生 鹿)

セミナー終了後にいただいた感想には、大阪市や豊中市にお住まいだった方で、お子さんや家族がぜん息に苦しんでいたことを思い起こしたといったものもありました。いくつか抜粋してご紹介します。

・患者さんのお話では、洗濯物やクリーニング屋での預かりものが煤煙で洗い直さないといかんかった、夜になると咳が止まらなかったという症状のお話をうかがい、被害の実態に自分なりに迫れたように思います。民謡が健康対策というのはおどろきました。いいお声でした。
・上田さんの「被害」を明らかにして「加害」を止めるという言葉が大変印象に残りました。須恵さんの民謡もよかったです。ありがとうございました。
・大気汚染の歴史と公害対策、公害裁判の経過を知ることができました。国の(公害対策基本法における)「調和論」の巻き返しに対して西淀川公害裁判がこれに対抗するものであったという歴史的意義があったことを知りました。
・講話の中に人権のことも話され、感動したと同時に、SDGsは17目標を設定されていますが、そのすべての前提としては「人権」。人の生きる権利の元にSDGsが存在すると考えます。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習,視察受入,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2020年11月13日3:40 PM
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