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第3回西淀川ぜん息患者懇談会を行いました


地域で、ぜん息と一人で闘っている人ともっと交流しよう!と開催している西淀川ぜん息患者懇談会。
その第3回目を11月25日に千北診療所で、11月27日に姫島診療所で(会場は診療所横の”よどの里”)行ないました。

最近寒くなってきましたが、ぜん息患者さんにとって、
風邪やインフルエンザ、それから肺炎は天敵。
今はワクチンなんかもあるので、少しお金はかかるけど受けておいた方がいいよね、
という話や、
この間大阪府と医療費助成や環境基準についての交渉を「あおぞらプロジェクト大阪」で行なっているのでその報告を行いました。


日頃あまり病気のことで人と話すことはない皆さんですが、「薬どんなの飲んでる」「普段気をつけていることは?」など盛り上がりました。
制度のことなどもあまり知らなかったという方が多く、勉強になった、と話していました。

また次回の懇談会の時は、薬剤師さんが薬についてお話してくださるそうです。
ちょっとずつ、ぜん息のことなどもみんなで勉強していけたらいいなと思います。

次回の懇談会は、千北診療所の方は未定ですが、
姫島診療所の方は2月5日(土)14時〜行います。

また11月13日には出来島のライフ前で医療費助成の署名を行ないましたが、
2月の提出に向けて、もう一度宣伝を行なおうとなりました。
次回は1月22日13時〜14時でJR塚本駅で行なう予定です。

お時間の都合がつく方は是非お越し下さい。




Filed under: 環境保健 — aozorafoundation 公開日 2010年12月6日3:35 PM

ぜん息患者の救済を求める署名を集めています!


現在大阪府では、ぜん息で苦しんでいる方の、”せめて医療費だけでも無料に”と
署名を集めたり、大阪府や大阪市と懇談したりと「あおぞらプロジェクト大阪」が活動しています。

あおぞら財団もその活動に参加し、署名宣伝などにも一緒に取組んでいます。
11月13日(土)には、地元西淀川で、署名宣伝を行いました。

「自分らだけが良かったらいいなんて思われへん。お金がない中、病気をかかえながら生活することの大変さは私らもよく知っている」と、公害認定患者さんも多く参加し、また医療機関のスタッフさんたちも参加しました。
少しすっきりしないお天気でしたが、合計13人でお昼の1時間元気にビラを配りながら署名のお願いを行いました。


地元ということもあり、顔見知りをつかまえては熱心に話をし、
通りすがった中学生なども友達同士で声をかけあって署名をしてくれました。
そのおかげもあって、短い時間で125筆の署名を集めることができました。


署名は来年2月の議会に提出する予定です。
みなさんも是非署名にご協力ください。

署名用紙はこちら





Filed under: 環境保健 — aozorafoundation 公開日 2010年11月16日8:55 PM

せめて医療費だけでも—大阪府に署名を提出しました


「ぜん息被害者救済制度」をつくって欲しい
その切実な思いを胸に、あおぞら財団も参加している「あおぞらプロジェクト」では
署名活動に取組んできました
今日9月15日、今日までに集めた16,405筆の署名を大阪府に提出しました



「大阪にもぜん息患者の医療費を無料にする制度をつくって下さい」——酸素ボンベを抱えた守口市の患者さんが声を絞り出すように訴えました。あおぞらプロジェクト大阪とぜん息被害者の救済を求める会は9月15日、「大阪府全域で、全年齢を対象にぜん息被害者を救済を求める制度の創設を求める要請署名」16,405筆を大阪府に提出しました。

今日午後の署名の提出には、患者さんも含めて12人が参加。未救済の患者さん2人が、長年くりかえす症状と高い治療費に苦しむ実態をのべるとともに、「大気汚染の深刻さは東京も大阪も変わりません。東京に続いて大阪にも、被害者救済条例を」と訴えました。
この日までには、府議会各派への条例制定に向けた協力要請活動を実施しています。
署名活動は今日で終わりではなく、今後も続けていき、次は2月にまた提出する予定です。
みなさん、ご協力をよろしくお願いします。

(眞鍋)




Filed under: 環境保健 — aozorafoundation 公開日 2010年9月15日5:26 PM

ぜん息患者 医療費無料化をめざして −西淀川の集い−


2010年7月29日(木)14:00-15:30
場所:千北診療所3階
参加者 12名

7月29日に、「ぜん息患者 医療費無料化をめざして −西淀川の集い−」が、千北診療所で開かれました。

まず、あおぞらプロジェクト大阪のぜん息被害者実態調査とこの間の運動について、スタッフの真鍋がプリントを配布して報告しました。実態調査の報告では、ぜん息の患者さんは府内全域の全年齢で今も増え続けていること、高い医療費が患者さんの負担となっていること、そのせいで受診回数を減らす人がおり、受診抑制をすることで症状が悪化し、発作が起き、仕事に支障をきたし、収入が減るという悪循環ができていることなどが報告されました。また、東京都や川崎市では気管支ぜん息患者に対して助成制度があるのに対して、大阪府や大阪市は財政が厳しいことなどを理由に助成していない現状や、大阪でも医療費が無料になるように署名を集めていることが説明されました。最後にプリントと一緒に配布したアンケートへの記入をお願いしました。

次に西淀川ぜん息患者さんの懇談会となりました。参加者の方々がご自身の体験を語って下さいました。病院で処方される薬だけでなく、市販の薬を併用することでなんとかぜん息を抑えていることや小児ぜん息は助成があるのに大人になると無くなることへの矛盾などなどのお話しを聞くことができました。ぜん息は一生つきあっていかなければならない病気で、発作のときには死ぬかもしれないという恐怖を感じるといったつらい経験のお話しが多かったですが、薬が向上してきていて、ぜん息を克服できるようになるかもしれないという明るいお話も聞くことができました。

患者会の方ではない参加者の方には、署名をお願いし、していただくことができました。

ぜん息についての知識が何もなかったので、ぜん息の症状や助成制度について初めて聞く事ばかりでとても勉強になりました。大阪では、昔助成制度を設けていた市の多くが今はやめてしまって、東京などとは逆に後退していっているというお話しがすごく印象的でした。

(インターン生 森口)




Filed under: インターン生,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2010年7月30日11:27 AM

「大阪・らくらく呼吸法講習会」を行ないました


大阪で「らくらく呼吸法」講習会を行いました。

2010年1月16日(土)にエル大阪で「らくらく呼吸法」講習会を行いました。
大阪では、東京の講習会でも講師をしていただいた前倉先生と山本先生に加えて、
近畿大学医学部堺病院の長坂行雄先生と
大阪府立呼吸器・アレルギー医療センターの石原英樹先生にも講師に来ていただきました。
大阪公害患者と家族の会連合会にご協力いただき広く患者の方に声をかけ、
参加者は患者の方、医療従事者あわせて43名でした。

                          長坂先生
                         石原先生
 
大阪での講習会は、①薬について②呼吸リハビリについて③酸素の使い方について、の分野ごとの詳しい講習会となりました。
呼吸のしくみや息苦しさが起こる理由、そして日頃の生活の方法を少し変えるだけで、
息苦しさが軽減したり、発作が起こりにくくなること、それから薬や酸素と
上手に付き合う方法などを学んだ後は、会場の患者の方から
熱心に質問が飛び出し、今まで全然呼吸リハビリに触れたことがない方や
ずっとやってきている方など、様々な方に参加していただきましたが、
日頃それぞれ患者の方々がいかに様々な疑問や悩みを抱えているのか、ということを感じました。

〜参加者の感想〜

○自分の病気なので何か参考にしたい、聞いて自分なりにがんばりたいです。
○日常生活でできる簡単な工夫を実際に病院の患者さんに紹介しようと思いました。
○患者ではないのですが、こんなに詳しく話を聞いたのは初めてで今後患者さんと接して行くのに役立つと思います。リハビリは健常者にも適しているもので参考になりました。
○必要な薬を上手に使うことが大切と思った。最新の情報を聞けて参考になった。

みなさん、有り難うございました。




Filed under: 環境保健 — aozorafoundation 公開日 2010年4月26日3:53 PM
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