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» 2017 » 6月

ノーモアヤコブ薬害・人権賞を受賞しました(6/8)

このたび、あおぞら財団は「ノーモアヤコブ薬害・人権賞」を受賞いたしました。西淀川大気汚染訴訟の和解金の一部をもとに、1999年に設立されて以来、公害地域の再生のため、「エコドライブの普及」、「御幣島芸術祭の開催」、「菜の花プロジェクト」の活動などの取り組みを通じて、地域のまちづくりに貢献してきたことをに対して表彰を受けました。

この賞は薬害ヤコブ病被害者・弁護団全国連絡会が表彰しているもので、毎年、薬害根絶のために貢献したり、医療・健康被害者を擁護する活動をしている団体・個人を表彰しているものです。公害も薬害も、人権を踏みにじり、国や大企業といった大きな組織が問題を矮小化したことによって被害が拡大したという構造は共通しています。

これまでご支援・協力いただいた皆様に感謝申し上げるとともに、本受賞を励みに、これからも「手渡したのは青い空」を目指して、今後も真摯に地域再生、公害教育などに取り組んでいきたいと思います。

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Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 全体 — aozorafoundation 公開日 2017/06/15(木) 01:58

大阪商工信用金庫「さくら賞」でタンデム購入しました

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。


大阪商工信用金庫さんからいただいた「さくら賞」の副賞で、タンデム自転車(KHS T-20)を1台購入しました。
いつもお世話になっているBici Terminiさんが昨日、自走で届けてくださいました。
ありがとうございました。

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大阪商工信用金庫「さくら賞」
http://www.osaka-shoko.co.jp/csr/sakura/

Bici Terminiさんホームページ
http://www.bicitermini.com/

※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 地域づくり | タンデム自転車 — aozorafoundation 公開日 2017/06/14(水) 02:59

6/14(水)は、あおぞら市です。

14日(水)はあおぞら市です。

新しく、健康野菜のお店 『建工(けんこう)』さんが加わり
賑やかな あおぞら市になりそうです^^
是非皆さんでお越しくださいね。

日 時=2017年6月14日(水)
10:00~13:30(順次開店)【雨天決行・荒天中止】
場 所=あおぞらイコバ(あおぞらビル1Fの地域交流スペース)
最寄駅JR東西線「御幣島(みてじま)」駅⑪出口スグ
地図・アクセス https://aozora.or.jp/accesscontact

 

6/14の参加予定店

■建工(けんこう)
初出店!玉ねぎなどの販売。
兵庫県猪名川地域で作った、無農薬のけんこう野菜をどうぞ!

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■よつ葉ホームデリバリー
私たち関西よつ葉連絡会は、関西各地域21の配送センターから
約4万世帯の消費者会員に食品や生活用品を届けています。
40数年前に産声を上げて以来、一貫して安全な食べもの、自然な食べもの、
添加物を使わない食べもの、農薬を極力使わない食べものにこだわってきました。
単に供給を受けるだけの消費者団体ではなく、自らも生産活動に参加しており、
当社には自前の農場と工場を持っています。
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■谷口ファーム
兵庫県加東市東条町で生産した野菜です。
今回は、新玉ねぎ、新ジャガイモ、大根、水菜などをご用意する予定です。
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■浜田化学株式会社

おっとせい(アルカリ電解水)、ハンドソープなどの販売。

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■足つぼマッサージ 楽成体
体の疲労と痛みを早急に緩和する健康ルームからあおぞら市へ出張マッサージ。
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■cura pane(クーラ・パンネ)
からだに優しい天然酵母のパン

白神こだま酵母、天然酵母を使用した小麦パンと米粉パンを作っています。
オーガニック・無農薬・無添加の素材にこだわり、体に優しいものを作っています。
手作り市への出店、パン教室の講師などの活動の場を通じ、食育や環境への取り組みをしています。

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https://m.facebook.com/curapane
【ランチ】(クーラ・パンネ)

 

オーガニック・ランチ(600円、予約優先)※プラス200円でコーヒー付

★6月14日のランチメニュー

 ・グルテンフリーの米粉パン

・ポテトサラダ

・レンズ豆のカレー

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↑写真は前回のものです

 

 

■松茶商店(食べるお茶!)

台湾客家民族の間で1,800年飲まれ続けている健康茶!客家擂茶(はっかれいちゃ)!!
22種類以上の豆・雑穀類を低温で焙煎してすり潰したお茶です。大豆が主成分のため、
きな粉風味で香ばしく大変飲みやすいスープのような飲み物です。
ご愛飲のお客様で多い声は、1位便通が良くなった。2位代謝が良くなった。
特に冷え症の方が擂茶を飲むと巡っている感じがするとよく言われます。
靴下を履かなくて寝れるようになったという方もいらっしゃいます。
3位腹持ちが良く食事やおやつの代役になったなどです。
http://matcha-syouten.jp/ (ブログなどの情報発信サイト)
http://www.matcha-store.jp/ (HP)
http://www.facebook.com/matcha.store.jp (facebookページ)
https://www.youtube.com/watch?v=-ydKhv5IUMg(youtube)
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■手しごと工房「Moku」
小箱作りなどのDIYワークショップをします。
予約優先ですのでご希望の方はお問い合わせください。
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp
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■あおぞら財団
【被災地支援商品】魚の缶詰(岩手県釜石)250円/個、
なたね油(いわて三陸) 1200円/個、
その他、ハートブローチ、お箸などあります。

今後の予定
<2017年>6/28、7/1、7/26
8/9、8/23、9/13、9/27
10/11、10/25、11/8、11/22、12/13

<2018年>/1/10、1/24
2/14、2/28、3/14、3/28

※あおぞら市は毎月第2・第4水曜日に開催しています。
※開催は予告なく変更する場合がありますので、詳しくはお問い合わせください

★☆★出店者募集中★☆★
あおぞら市で一緒に素敵なお店を出しませんか?野菜や雑貨、その他応相談。1スペース500円

★地域交流スペース「あおぞらイコバ」貸出中 ~出会い、憩い、つながる場所に~
あおぞらビル1Fの地域交流スペース「あおぞらイコバ」は、会議、ギャラリー、コンサート、上映会などにご利用いただけます。https://aozora.or.jp/ikoba
午前:1,000円/午後:1,300円/夜間:1,300円/全日:3,000円

■お問い合わせ・ランチ予約
あおぞら財団(公益財団法人公害地域再生センター)
〒555-0013大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4F
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: あおぞらイコバ | イベント案内 — aozorafoundation 公開日 2017/06/12(月) 01:11

6/2(金)大阪大学未来共生イノベータ博士課程のみなさんのフィールドワークを行いました。

今回は、ボランティアで参加いたしました吉岡がご報告いたします。

大阪大学未来共生イノベータ博士課程のみなさんと合流し、バスにてまずは尼崎の工場群、中島工業団地をめざしました。

その車中、あおぞら財団職員 林より、西淀川の公害、地域の特徴について説明がありました。わたし自身、ボランティアという形で、西淀川のフィールドワークに初めて参加しましたので、これまで「通りすがり」になんとなく目にしてきた風景が、説明を聴くことでまったく異なったものに映りました。

中でも長期に渡る工業用水の汲み上げによる地盤沈下は、視覚的にも衝撃を受けました。道路より低い家並、地面より高い水面。また、日頃身近な道路や鉄道、日常用いている製品を生産してきた企業が、公害訴訟においては被告となったことも説明がなければ見過ごしてしまったでしょう。利益優先の結果、住宅地のすぐそばに大規模な工場がつづいていることも背景を知らなければ疑問ももたない。視覚的な意味にとどまらず、課題の本質からブレないために「見る目」を養うことのたいせつさを痛感しました。

公害とは、人が人として人間らしく生活する権利が、大きな力とそれを後押しする大きな流れによって深く侵害されることだと思っていますが、患者とされた人びとの存在そのものを奪ってきたハンセン病の隔離政策とも重なることを外島保養院跡記念碑は告げているようでした。

車から降りて、住宅地を突っ切って造られた国道43号線から見えてくることも学びました。西淀川には大きな道路がいくつも通っています。交通量が多ければ、当然、大気汚染や騒音を生じ、やはり人の生活を脅かすことになります。あちらこちらに交通量を減らすために湾岸線の利用を呼びかける文言が掲げられていますが、「無料」の43号線に多くの車が流れる状況は現在の流通実態ではなかなか変わらないようです。P1240199

しかし、地域に生きる人びとが声を上げたことによって、かちとられたこと、取り戻したものがあります。道路においては車線を減らす、環境レーンを設けるなどは住民運動がもたらした成果です。

西淀川の人びとが資金を出し合って実現した千北療養所(当時は千北病院)に設置された、医師会立の公害医療センター。公害反対運動では工場に務める人もいるし、合意形成がむずかしい。そこで地域で共有できるものを求めていく。あおぞら財団の活動に理解・協力してくださっている企業もあると聴きましたが、相手を切り捨てず、互いの立場を思い、共生の道を見い出すためにも、対立を超えた対話こそ課題を可能性へと変える力になっていくのいではないかと思いました。

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阪大生のみなさんは、2人ずつ組んで、地域のかたがたに①西淀川の好きなところ、②西淀川の困っていること・改善したいこと、の2点についてアポなしインタビューを行いつつ、あおぞら財団へ。結果を発表していただくと、好きなところも課題も人さまざま。好きなところでは、生活が安定、景観がよい、公共サービス(子育て)、便利。課題では、高齢化、トラックのスピード、交通が不便、空気が重い、外国人が増えていることへのとまどいなど。その人その人、一人ひとりの捉えかた、考えかたがあり、それが人が息づき、生活しているということだと、阪大のみなさんは“生の声”にふれて感じられたのではないでしょうか。

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主役の阪大生さんをさしおいて、わたしの心もとない所感ばかりになってしまいましたが、みなさんは今日見たこと、聴いたこと、驚いたこと、疑問に感じたこと、インタビューに答えてくださったかたの声を、人が人らしくある未来に生かしてくださることでしょう。(吉岡)

 

 

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 資料館(エコミューズ) | 視察受入 — aozorafoundation 公開日 2017/06/02(金) 08:01
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