» 2022 » 7月
【タンデム】タンデムネットワークホームページを作成しました
楽らく呼吸会 千住秀明先生をお招きして「自己管理」(7/8)
7月8日(金)に、びわこリハビリテーション専門職大学 教授 千住秀明先生を講師としてお招きして、楽らく呼吸会を行いました。テーマは「自己管理」です。昨年度はオンラインでつないでの開催でしたが、今回は先生が会議室に来られて対面で行いました。参加者は13名(スタッフ含む)でした。
最初に先生から「息切れと仲良く暮らそう~呼吸リハを身に着け自分らしい生き方を~」というタイトルのお話がありました。
呼吸器の病気には、結核、ぜん息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、間質性肺炎、非結核性抗酸菌症といった病気がありますが、他の病気に比べると知られておらず、重症化してから初めて診察を受けるということになりがちです。
呼吸器疾患の患者さんには、様々な症状があります。
例えば、冷房など急激な温度変化は咳が出る原因になります。少し体を慣らす、冷気を直接体に当てないようにするといった対策で咳を防ぐことができます。
また、日中は咳が出なくても、寝るときに咳が出る人が多くいます。これは起きている時は交感神経が気管を広げてくれていますが、寝るときには交感神経が働かなくなることも原因の一つです。寝るときには、咳が出る前に口すぼめ呼吸や腹式呼吸をする、またお水や白湯を飲んで喉を潤すといったことで咳を防げます。
呼吸リハビリテーションは、「呼吸器に関連した病気を持つ患者が、可能な限り疾患の進行を予防あるいは健康状態を回復・維持するため、医療者と協働的なパートナーシップのもとに疾患を自身で管理して自立できるよう生涯にわたり継続して支援していくための個別化された包括的介入」です。この中で特に大事なのが医療者と患者のパートナーシップで、病気を医療者任せにするのではなく自分で病気とうまく付き合っていくことができれば、呼吸器疾患の患者さんでも生き生きと自分らしく長生きすることができます。
千住先生からは、呼吸リハビリテーションによって回復した患者さんの事例を動画で見せてもらいました。重症化した患者さんが呼吸リハビリに取り組むことによって、元気になっていく様子がわかりました。
お話の後は、先生が一人ずつ患者さんの症状をみてアドバイスをしてもらいました。
重度のぜんそく患者のIさんは、あおむけで寝ることができないそうです。先生からは「ぜん息の患者さんは肩で息をして首の後ろに力がかかってしまい、僧帽筋が固くなってしまう。首の力を抜くと、腹式呼吸になってあおむけで寝ることができる」とアドバイスがありました。
また、足腰の筋力をつけることが息切れを解消することにつながりますが、腰や膝が悪くて歩くことが難しい場合は、座った状態で足に重りをつけて動かすといったトレーニングが有効といったアドバイスがありました。
先生は「リハビリというとがんばるイメージがあるが、呼吸器疾患の患者さんは普段の生活でがんばっている。呼吸リハビリは、最初に息切れをとって患者さんを楽にさせる。楽になるとリハビリを続けることができる」と、呼吸リハビリを続けるメリットのお話があり、会を終了しました。
呼吸会終了後のアンケートでは、参加者全員から「有意義だった」との回答がありました。また、「筋肉がなくなると息切れがしんどくなるとは思わなかった。今日からトレーニングをしたい」、「腹式呼吸について認識が変わった。ダンベルをつかって筋肉づくりをがんばります」「先生に直接指導していただいてとてもよかった」といった感想がありました。
コロナ禍に入ってオンラインでの講座が増えていましたが、2年ぶりの対面での講座は非常に充実した会になり、対面での良さを改めて感じました。
【今後の予定】
2022年度は下記のスケジュールで開催する予定です。
※新型コロナウイルスの感染状況をふまえて変更になることがあります。
日程 | テーマ | 場所 | 講師 | |
第70回 | 10/7(金)13:30~15:00 | 栄養について | グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室) | 西淀病院 管理栄養士 |
第71回 | 11/11(金)13:30~15:00 | 呼吸リハビリ、じぶんでできる運動、体力測定 | グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室) | 西淀病院 理学療法士または作業療法士 |
第72回 | 2023年1/20(金)13:30~15:00 | お話会、DVDをみながら呼吸筋ストレッチ体操 | グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室) | - |
第73回 | 2023年3/10(金)13:30~15:00 | 薬について | グリーンルーム(あおぞらビル3F会議室) | ファルマプラン 薬剤師 |
過去の楽らく呼吸会の取り組みについてはこちらをご覧下さい。
お問い合わせはこちら→ TEL.06-6475-8885(あおぞら財団 谷内・鎗山)
7/13(水)はあおぞら市です
暑い夏がやって来ましたね。
次回あおぞら市は、クーラパンネさん、富士製ぱん工場さんの
身体に優しいパンの販売、(お弁当販売もあり)
楽成体さんの若石健康法マッサージ、
谷口ファームさんのオーガニック野菜の販売があります。
夏野菜もいっぱい♪ いっぱい食べて夏を乗り切りましょう!
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新型コロナウィルスの影響に以下の点で対応いたします。
・お店とお店の間隔を十分に確保します。
・半屋外空間ですので、換気を十分にいたします。
・テイクアウトのみの販売にします。
・手指消毒液を設置します。
日 時=2022年7月13日(水)10:00~13:30(順次開店)【雨天決行・荒天中止】
場 所=あおぞらイコバ(あおぞらビル1Fの地域交流スペース)
最寄駅JR東西線「御幣島(みてじま)」駅⑪出口スグ
地図・アクセス https://aozora.or.jp/accesscontact
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7/13の出店予定
■cura pane(クーラパンネ)
オーガニック・無農薬・無添加の素材にこだわり、体に優しいものを作っています。
手作り市への出店、パン教室の講師などの活動の場を通じ、食育や環境への取り組みをしています。https://m.facebook.com/curapane
■谷口ファーム
兵庫県加東市東条町で生産した野菜です。
■富士製ぱん工場
天然酵母、国産小麦でアマランサスというミネラル豊富な南米原産の雑穀を混ぜ込んだ、ひと口食べると笑顔になれるぱんです^^
■足つぼマッサージ楽成体体の疲労と痛みを早急に緩和する健康ルームからあおぞら市へ出張マッサージ。
おぞら財団販売コーナー
・おっとせい(アルカリ電解水)、ハンドソープなど
今後の予定
<2022年>7/27、8/10、8/24
※あおぞら市は毎月第2・第4水曜日に開催しています。
※開催は予告なく変更する場合がありますので、詳しくはお問い合わせください
★☆★出店者募集中★☆★
あおぞら市で一緒に素敵なお店を出しませんか?野菜や雑貨、その他応相談。1スペース
500円
★地域交流スペース「あおぞらイコバ」貸出中 ~出会い、憩い、つながる場所に~
あおぞらビル1Fの地域交流スペース「あおぞらイコバ」は、会議、ギャラリー、コンサート、上映会などにご利用いただけます。https://aozora.or.jp/ikoba
午前:1,000円/午後:1,300円/夜間:1,300円/全日:3,000円
■お問い合わせ・ランチ予約
あおぞら財団(公益財団法人公害地域再生センター)
〒555-0013大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4F
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
作品募集:CANVAS CHALLENGE 03(西淀川アートターミナル)
あおぞら財団が事務局の西淀川アートターミナルの企画で作品を募集しています!
みなさまのご応募お待ちしています。
https://nishiyodo-art.com/information/canvas-challenge03/
「CANVAS CHALLENGE」は、モノづくり企業とアーティストとのコラボレーションの可能性を探るコンペティションです。企業の企画やプロダクトにアーティストによる表現が施されることによって、アイデア・プロジェクトの誕生や新しい才能が発見されることを目的としています。 3回目の開催となる今回は、天明三年(1783年)の創業から239年を迎える紙の専門卸商社「中庄株式会社」より提供いただいたコンパクトな紙製ティッシュ箱(2種)への自由かつ多様な表現を募集します。応募作品は、8月に行われる西淀川アートターミナル(NAT)の企画展「CANVAS CHALLENGE 03 展」にて展示・販売予定。真剣に創作活動をされている方の作品をお待ちしております。
今回のキャンバス:紙製のティッシュ箱2種
小サイズ:55mm×110mm×36mm
大サイズ:110mm×110mm×110mm
表現方法:自由。箱の使用数(例:小のみの使用でも可)、表現手法不問。
作品テーマ:自由(過度な性的・グロテスク表現は審査・展示不可)
提供:中庄株式会社
賞
グランプリ…NAT主催の大型企画展作家招待
企業賞…中庄ショールームでの作品展示
プロデューサー賞…アトリエヤマダアートイベント作家招待
西淀川区賞…区内展示イベント作家招待
ノミネート…中庄紙サンプル詰め合わせ
※発表はNATのウェブサイトで行います。
審査員
藤江 徹…NAT館長
山田龍太…NATプロデューサー/アトリエヤマダ代表
中島政人(予定)…西淀川区長
滑川みざ…美術家
中嶋裕之…パッケージデザイナー
エントリー資格
高校生以上。職業・経歴不問。
真剣に作家活動を始めようとしている方、現在活動している方。
参加人数は、定員100名で締め切り。
エントリー方法
下記エントリーフォームにアクセスしていただき、期日までに情報を入力・送信してください。キャンバス(ティッシュ箱)の受け取り方法等についてもこのフォームで選択いただけます。
google form URL:https://forms.gle/he8foEFJPKbpKDEK9
費用について
エントリー費:無料
キャンバス(ティッシュ箱)や作品の送料は応募者負担。
展示中の作品販売
キャンバス内に同封されているキャプションシートに作品・販売情報を記入してください。(非売品不可/販売手数料各売り上げの30%)
売却されなかった作品につきましては、展示後に作品を着払いにて、返送いたします。
全体スケジュール
8月15日(月)
エントリー・作品提出 締め切り
↓
8月25日(木)-29日(月)
展示・販売/作品審査
↓
8月29日(月)
審査結果発表
↓
9月中旬
作品返却・返送
キャンバス提供企業
中庄株式会社
天明三年(1783年)から続く、東京日本橋の紙屋。創業以来「信は万事の本と為す」という社是を掲げ、長きに亘り紙の卸しを行ってきた。2019年より「中庄の未来をつくる部」を開設し、紙の可能性を模索している。https://nakasho.com/
企画
「ワクワクをカタチに」をテーマに様々なアートプロジェクトを展開。絵の具とダンボール素材を使った巨大絵本ワークショップ、地域の自治体と連携したアートイベントのプロデュース、テレビドラマへの美術提供など、その活動は多岐に渡る。https://yamaryu-art.com
主催:西淀川アートターミナル運営会議
共催:西淀川区地域振興会
助成:大阪市助成事業
企画:アトリエヤマダ 協賛:中庄株式会社
協力:大阪市高速電気軌道株式会社/西淀川区役所 /公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)
みてアートHP
http://miteart.blogspot.com/
西淀川アートターミナルHP
https://nishiyodo-art.com/
※あおぞら財団は「みてアート実行委員会」、「西淀川アートターミナル運営会議」の事務局です。