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7/12(水)は、あおぞら市です。

無農薬の野菜、果物、洗剤、お茶などの販売と

ここでしか食べられない美味しいランチもあります!

是非お越しください♪

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日 時=2017年7月12日(水)
10:00~13:30(順次開店)【雨天決行・荒天中止】
場 所=あおぞらイコバ(あおぞらビル1Fの地域交流スペース)
最寄駅JR東西線「御幣島(みてじま)」駅⑪出口スグ
地図・アクセス https://aozora.or.jp/accesscontact

7/12の参加予定店
■よつ葉ホームデリバリー

私たち関西よつ葉連絡会は、関西各地域21の配送センターから約4万世帯の消費者会員に食品や生活用品を届けています。40数年前に産声を上げて以来、一貫して安全な食べもの、自然な食べもの、添加物を使わない食べもの、農薬を極力使わない食べものにこだわってきました。単に供給を受けるだけの消費者団体ではなく、自らも生産活動に参加しており、当社には自前の農場と工場を持っています。

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■谷口ファーム
兵庫県加東市東条町で生産した野菜です。

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■浜田化学株式会社
おっとせい(アルカリ電解水)、ハンドソープなどの販売。

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■足つぼマッサージ 楽成体
体の疲労と痛みを早急に緩和する健康ルームからあおぞら市へ出張マッサージ。
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■cura pane(クーラ・パンネ)
今回はパンの販売をお休みして、
ランチとスムージーの販売のみとなります。

https://m.facebook.com/curapane

【ランチ】(クーラ・パンネ)
オーガニック・ランチ(600円、予約優先)※プラス200円でコーヒー付

チキンステーキ ひよこ豆・レンズ豆のトマトソース添え
ほうれん草の冷製スープ(豆乳使用)
水菜のサラダ
パン

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↑写真は前回のものです。

 

■手しごと工房「Moku」
小箱作りのDIYワークショップをします。
予約優先ですのでご希望の方はお問い合わせください。
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

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■あおぞら財団
【被災地支援商品】魚の缶詰(岩手県釜石)250円/個、
なたね油(いわて三陸) 1200円/個、
その他、ハートブローチ、お箸などあります。
今後の予定
<2017年>7/26
8/9、8/23、9/13、9/27
10/11、10/25、11/8、11/22、12/13

<2018年>/1/10、1/24
2/14、2/28、3/14、3/28

※あおぞら市は毎月第2・第4水曜日に開催しています。
※開催は予告なく変更する場合がありますので、詳しくはお問い合わせください

★☆★出店者募集中★☆★
あおぞら市で一緒に素敵なお店を出しませんか?野菜や雑貨、その他応相談。1スペース500円

★地域交流スペース「あおぞらイコバ」貸出中 ~出会い、憩い、つながる場所に~
あおぞらビル1Fの地域交流スペース「あおぞらイコバ」は、会議、ギャラリー、コンサート、上映会などにご利用いただけます。https://aozora.or.jp/ikoba
午前:1,000円/午後:1,300円/夜間:1,300円/全日:3,000円

■お問い合わせ・ランチ予約
あおぞら財団(公益財団法人公害地域再生センター)
〒555-0013大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4F
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: あおぞらイコバ | イベント案内 — aozorafoundation 公開日 2017/07/07(金) 15:33

中国環境NGO研修2016:趙亮氏の報告書

昨年の12月に中国環境NGO研修に参加された趙亮氏(北京市朝陽区環友科学技術研究センター 経理)が、雑誌「中華環境」へ寄稿された研修レポートを送っていただきましたのご紹介します。

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空気侠の活動を紹介される趙亮氏

 

レポートでは、研修を通して学んだ日本の公害の歴史、西淀川公害について紹介し、自らの活動を通して実感した中国の環境問題を取り巻く現状と比較されています。また、公害環境資料館を訪問した際の感想や、日中環境問題サロンの様子について書かれています。

 

文中で趙氏は、西淀川公害やその資料から多くの事を学んだと仰っていました。
以下は、報告書から抜粋した感想です。

●この事例は空気侠(趙氏が所属する環境NGO)を大いに啓発してくれた。
1つは、大気汚染問題を解決するには長い年月がかかる事、そして解決に向けて民間の協力が欠かせないと言う事
2つに、環境学者や医療関係者に加えて、異なる分野の専門家からも協力を得て問題解決の方策を考えていく必要がある事
3つに、政府機関との連携と問題解決に向けた対話を築いていく事

●インターネットの発達は、環境NGOの活動の便宜性を向上させてくれたが、かえってインターネットの情報に頼りすぎてしまうようになった。それに対して、公害環境資料館に展示されている当時の写真は、現実味があり臨場感を感じさせてくれる。

 

報告書の最後に趙氏は、「大阪の青空にせよ、中国の青空にせよ、いずれもアジアの青空だ。きれいな空気を目指して、共に頑張ろう!」と締めくくっていました。

今回の報告書を読んで、中国の環境NGOの方がどのように日本の公害について捉えているのか、また自国の問題を考えているのか知る事ができました。

 

中国語が出来る方は是非、原文をご一読ください!↓

大阪蓝对中国民间抗霾的启示

今後、中国の環境NGO関係のホームページやWeibo、WeChatにも掲載されるそうです。

————————————————————————–
中国環境NGO研修受入(2016)の記事はこちら↓
https://aozora.or.jp/archives/27811
https://aozora.or.jp/archives/27817
第四回日中環境サロン2016の記事はこちら↓
https://aozora.or.jp/archives/27785

記:當間美波(神戸市外国語大学 中国学科4年)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 国際交流 | 未分類 — aozorafoundation 公開日 2017/07/06(木) 20:48

西淀川区役所でCOPD・肺年齢チェックを実施しました(6/29)

6/29に西淀川区役所内で行われた「がん検診・特定健康診査」の会場の1室で22名の肺年齢測定を行いました。

この肺年齢測定は、COPD(慢性閉塞性肺疾患)を広く知ってもらい、COPDの早期発見、早期治療をすすめる目的で行っています。COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、有害物質の吸入や大気汚染によって起こりますが、中でもたばこの煙が最も大きな原因です。

測定では、ハイチェッカーという簡易測定器と質問票を用います。ハイチェッカーに息を6秒間吹き込むことで肺年齢を簡易に測定できます。また、5つの質問に回答してもらうことで、COPDの可能性があるかどうかを知ることができます。

「がん検診・特定健康診査」の受診が終了した人のうち、肺年齢に興味をもたれた方に測定に来ていただきました。

ほとんどの方が肺年齢を測定することがはじめてなので、今回の測定によりCOPDを知っていただくきっかけになりました。
測定の結果、喫煙経験がある方の方が実際の年齢よりも高い年齢の値が出ておられる方が多くおられました。

COPDを早期発見、早期治療をするためにも肺年齢のチェックをして頂くことをことをおすすめします。

(水田)

息切れなどはありませんか?

息切れなどはありませんか?

肺年齢を簡易に測定するハイ・チェッカー

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平成29年度区役所での肺年齢チェック

今後の予定

2017年7月30日(日)9:30-10:30 がん検診で肺年齢チェック
2017年8月28日(月)9:30-10:30 がん検診で肺年齢チェック
2017年9月30日(土)9:30-10:30 がん検診で肺年齢チェック
2017年12月3日(日)9:30-10:30 がん検診で肺年齢チェック
2018年2月24日(土)9:30-10:30 がん検診で肺年齢チェック
会 場: 西淀川区役所(大阪市西淀川区御幣島1丁目2-10)
参加費:無料
問合先:あおぞら財団(電話:06-6478-8885)
がん検診等については、西淀川区役所「がん検診等について」をご覧ください。
参考
(独)環境再生保全機構:COPDってどんな病気ですか?
本事業は独立行政法人環境再生保全機構「地域におけるCOPD対策推進のための人材育成・情報発信事業(NPO法人等との協働事業)実施業務」の一環として実施しています。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 環境保健 — aozorafoundation 公開日 2017/07/05(水) 11:09

中国青空新聞vol.4を発行しました

中国青空新聞vol.4を発行しました。

今回は昨年12月6日に開催しました、日中環境問題サロン2016(第四回)「中国の公害・環境問題と環境NGOの取り組み」をまとめました。

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興味のある方、ご一読いただけると幸いです。
次号もご期待ください。
感想や執筆希望者もお待ちしております。
↓PDF版

中国青空新聞vol.4

↓あおぞら財団の国際交流のページ
https://aozora.or.jp/katsudou/tsunagaru

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 国際交流 | 未分類 — aozorafoundation 公開日 2017/06/28(水) 14:12

日中環境問題サロン2017:「中国の環境問題を考えるー日中環境交流の現場からー」(2017/06/26)を開催しました

2017年度第一回目の日中環境問題サロンは、中国環境問題の現状やあおぞら財団と中国の環境NGOの活動をより多くの学生に知ってもらいたいと言う思いから、初めて神戸市外国語大学にて開催しました。

今回のサロンでは、学生向けに、環境問題の概要やこれまでの日中環境NGO交流、交流を続けていく意義について報告が有りました。

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■日 時:2017年6月26日(月)16:05~17:40
■場 所:神戸市外国語大学 図書館 ラーニングコモンズ
■主 催:あおぞら財団(公益財団法人公害地域再生センター)、神戸市外国語大学 櫻井ゼミ
■講演者:
櫻井次郎(公立大学法人神戸市外国語大学中国学科准教授)
藤江徹(あおぞら財団)
■参加者数:大学生・大学院生14名、学外1名
■プログラム:
①「これまでの日中環境NGO交流」(藤江徹)
②「日中の環境問題と民間交流」(櫻井次郎)
③質疑応答・意見交換

 

 

【講演者・内容】
①「これまでの日中環境NGO交流」(藤江徹)
初めに藤江氏からは、あおぞら財団の成り立ちや、これまであおぞら財団が行ってきた交流事業、中国環境NGOの活動等について報告が有りました。

初めに大気汚染の写真を見せ撮影地を学生に問いかけると、声を揃えて「北京」と答えていましたが、西淀川の様子を写したものだと知ると、学生たちは驚きを隠せないようすでした。

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学生が特に関心を寄せていたのが、これまであおぞら財団が行ってきた国際交流事業についてでした。そもそも中国に活動している環境NGOがいる事、そして、日本の団体が中国の環境問題解決のために協力している事を初めて知った人が多く、メモを取りながら聞く学生の姿が目立ちました。

最後に公害地域の再生方法と今後の日中交流の展望を報告し、「日中関係は度々難しい局面を迎えているが、政府間だけでなく、民間レベルでの協力を今後も続けていきたい」という言葉で講演が締めくくられました。

 

②「日中の環境問題と民間交流」(櫻井次郎)

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まず初めに、中国の環境問題の現状について、大気汚染と水質・土壌汚染の2種類の問題について説明が有りました。
大気汚染については、2011年に北京の米国大使館が報告した大気汚染のレベルと政府が発表した者との数値が明らかに異なった事から、大気汚染問題改善に向けた取り組みが進んだと、大気汚染改善のきっかけを説明されました。
水質・土壌汚染については、広東省や湖北省の実例を交えながら、政府レベルの取り組みにも言及しました。

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次に、社会的背景から見る日中の相違点、中国の環境NGOを取り巻く問題点や新しい取り組みについて紹介しました。
中国では裁判は社会の安定を目的としているため、例え環境汚染で被害者が出ても救済が難しい事、また制約のある状況下でも、最近ではNGOが汚染企業のモニタリングという新たな活動を行う団体があることを説明されました。
最後に櫻井氏は、
「環境問題から多角的に中国の問題について考える事ができる。また、中国のNGOとの交流を通して、日本や留学だけでは見えてこない中国の実情が見えてくる。皆さんにも是非そういう体験をして欲しい。」と学生に対してメッセージを送られていました。

 

③意見交換

意見交換では公立鳥取大学准教授 相川氏、神戸市外国語大学の櫻井ゼミの学生からコメントを頂きました。

相川氏:中国のNGOは最近になってやっと出てきたわけでなく、四半世紀前から活動しているNGOもおり、日中交流も行われてきた。

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学生:ゼミ合宿でインタビューした環境問題に関わる中国人学生と、留学で出会った中国の方とでは大気汚染等、環境問題に対する意識の差を感じた。市民の環境意識をより高めるのが重要だと思った。

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④アンケート
また、サロン後のアンケートでは以下のような感想をいただきました。一部抜粋して紹介します。

1.本日のサロンの感想をお聞かせ下さい

1) どのお話もとても面白かったのですが、その中でも印象に残っているのはNGOの役割についてです。環境問題についてのサロンなのに、そこかいっ!って思われるかもしれませんが、環境問題を解決するためには、行政、企業、住民が連携して取り組む必要があって、諸機関をつなげるのがNGOの重要な役割の1つなんだな、と実感しました。私自身NGOで働いたことも、ボランティア経験が豊富でないので、えらそうなことはいえないのですが、いかにたくさんの人を巻き込んで、環境問題に対するawarenessを高められるのはNGOしかないのかなと思いました。

2) まず日本でも昔、あそこまで大気汚染がひどかったということを認識していませんでした。中国の環境問題を学習する前に自国の問題について勉強するべきということが印象的でした。

3) 環境NGOについて、環境問題について中国が動き始めたのはかなり最近のことだと思っていましたが、行政レベルやNGO自体の動きは20年以上前からあったという事を知って驚いた。

 

2.聞きたかったけれど聞けなかったことはありますか?

わかりやすい「公害」が発生すれば、訴えることもできますが、その可能性や明らかな環境破壊が行われようとしている段階で、何かしようとする活動についてはどうでしょうか?
「問題」の認識や回復も重要ですが、予防はもっと重要になってくるのではないでしょうか?
保存資料などをかつようして、そういう方向の議論も深められたらと思います。

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今回、初めて神戸市外国語大学で日中環境問題サロンを開催しましたが、環境問題や日中交流に関心を持っている学生が多くいる事を実感できました。
今後も学生や専門家に限らず、日中環境問題サロンの開催を通して多くの人が交流し、議論できる場を提供できたらと思います。

記・當間美波(神戸市外国語大学 中国学科4年)

 

■日中環境問題サロン
あおぞら財団の国際交流事業の一環として、中国の公害・環境問題に関する研究者、中国で活躍する専門家・環境NGOメンバー等を講師に迎え、中国の公害・環境問題についての報告や参加者との意見交換を行う日中環境問題サロンを2009年から開催しています。
本年度(2017年度)は、様々なテーマで4回程度の開催を予定しており、興味を持って頂ける方々に、ご参加いただければと思います。
•よびかけ人:櫻井次郎(公立大学法人神戸市外国語大学中国学科准教授)、知足章宏(フェリス女学院大学国際交流学部准教授)

 

次回は、8月末頃の開催を予定しています。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 国際交流 | 未分類 — aozorafoundation 公開日 2017/06/27(火) 19:30
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