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「西淀川記憶集め隊」スタート—知りたい、そして伝えたい!


エコミューズスタッフの森本です。
エコミューズでは、西淀川地域に長く暮らした方々の聞き取り調査を始めました。
その名も「西淀川記憶集め隊」!
これまで3回の調査には、デイサービスセンターあおぞら苑の利用者の方々にご協力いただいています。そのようすを、写真ですこしご紹介します。

—戦後の西淀川はどんなようすでしたか?どんなきっかけで西淀川に住まれましたか?


—昭和30年代は、どこでお買い物していましたか?どこで働いていましたか?

—西淀川での子育てはどんなかんじでしたか?どんな近所付き合いがありましたか?

80代・90代の皆さんから、かつての西淀川の姿がいきいきと語られています。
西淀川のさまざまな記憶を集めて、地域の歴史を知り、エコミューズから発信していきたいと思っています。
「西淀川記憶集め隊」のこれからの活動に、ご期待・ご協力ください!
(エコミューズスタッフ 森本)




Filed under: 資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2010/06/07(月) 14:33

矢倉海岸定例探鳥会(第106回)


さわやかな風が吹き抜ける中、探鳥会に参加しました。
この日は17名で初夏の野鳥を探しに出かけました。

1か月前に比べて木々は青々と茂り、生命の力強さを感じさせていました。

2回目の参加となった今回は、見つけた鳥の名前を当てようと意気込んでみましたが、
分かったのはカラスとスズメくらいでした。
そもそも鳥の名前を知らないということはあるのですが、見分け方がなかなか難しい。
野鳥の会のみなさんが「背中が黒から○○」、「くちばしが小さいから○○」と
特徴を瞬時に見抜いていたのには恐れ入りました。
また、同じ鳥でもオスとメスとでは姿や行動が違うことは知っていましたが、
飛んでいる高度で鳴き方が違ったり、年齢によって模様が変わってくるなど
新しい発見がたくさんありました。

今回は23種の鳥が確認できました。

カワウ、ササゴイ、ダイサギ、アオサギ、カルガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、スズガモ、
ミサゴ、コチドリ、チュシャクシギ、コアジサシ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、
セッカ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

分からなければ親切に教えてくれます。

次回は7月3日(土)9時半からスタートします。
参加希望の方は阪神なんば線福駅にお集まりください。

日本野鳥の会大阪のHPはこちら
※「日本野鳥の会大阪支部」は、公益法人化に向けて、
「日本野鳥の会 大阪」に改称されました。




Filed under: 環境学習 | 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2010/06/07(月) 13:50

行ってきました、みずしま財団−倉敷大気汚染公害裁判の資料を訪ねて


エコミューズスタッフの森本です。
いまエコミューズでは、全国各地の大気汚染公害裁判の現場で、どんな資料がどのように残されているのかを、現地を訪ねて調べています。
公害って、大気汚染って、なんだろう?
裁判って、どんなことをしたの?
—そんな「?」が浮かんだとき、生の資料はたくさんの「!」を私たちに伝えてくれます。

今回は5/28(金)に、岡山県倉敷市の(財)水島地域環境再生財団(みずしま財団)に行ってきました。
みずしま財団のホームページはこちら

お話をうかがった、みずしま財団の太田映知さんと白神加奈子さんです。


太田さんは、倉敷公害訴訟原告団の事務局長をつとめ、現在はみずしま財団の専務理事・事務局長、また「全国公害患者の会連合会」の事務局長をつとめられています。
その資料はここにある、あの資料はあそこにある、この資料はそこにあるなぁ—太田さんのあたまには、資料の情報がいっぱいです。そのどれもが、倉敷の公害裁判の歴史をありありと伝える資料です。私たちは、メモするのに必死です!

資料が保存されている「倉敷市公害患者と家族の会」資料室です。


貴重な資料を伝え、活用していくにはどうしたらいいのか、私たちに何が出来るのか—たくさんの課題と、その先にある希望を感じた調査となりました。

さて、この日はもうひとつ、大きなミッションがありました。

エフエムくらしき「週刊くらしき HAPPY RADIO」への生出演!!です。

この番組のワンコーナー「みみみみずしま財団 エコらぼFriday!!」で、「スタディツアー2010新潟」をPRすることになりました。

パーソナリティの大谷利文さんです。


素敵な声で、私たちを紹介して下さいます!!
 
緊張する! しかも生放送!!
舞い上がりつつも…
 
しっかりスタディツアーの魅力を紹介する林研究員です。

FM放送という地域とのコミュニケーションツールを実体験することができ、刺激的でした!

みずしま財団の皆さま、エフエムくらしきの皆さま、ありがとうございました!

(エコミューズスタッフ 森本 米紀)




Filed under: 資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2010/06/07(月) 13:28

三休橋筋の魅力向上に関する勉強会「まちづくりから考える自転車とのつきあい方」に協力


 5月25日(火)に大阪市中央区役所において行われた勉強会「まちづくりから考える自転車とのつきあい方」に協力しました。


(写真 4月8日に実施された三休橋筋の清掃活動の様子)


 

(写真 4月8日に実施された放置駐輪対策活動の様子)



(写真 5月25日の勉強会の様子)

  三休橋筋は、御堂筋と堺筋の間に位置しており、近代建築や旧家が残っており、古き良き大阪の雰囲気を残した通りです。現在、歩道の整備、ガス灯の設置などがすすめられていますが、放置駐輪が目立ち街の景観や通りの回遊の障害になっています。今までも三休橋筋商業組合が中心となって放置駐輪の撤去活動や啓発活動などを行ってきましたが、抜本的な解決には至っていません。そこで、新たな視点を加えて取り組んで行くために、勉強会が開催されました。

 辰野株式会社の岡本さんから、三休橋筋の放置駐輪の現状について説明がありました。4月8日にトレードピア淀屋橋で行った放置駐輪対策活動についてご紹介がありました。

 次に、自転車文化タウンづくりの会幹事の井上さんから講演がありました。講演では、海外の事例を紹介しながら、わが国の自転車問題の課題についてお話していただきました。自転車問題の議論を進めるためには、放置自転車対策と自転車走行上の問題を区分すること、利用者が自転車を徒歩の延長としてとらえるのではなく車両として認識して利用する必要があるというお話がありました。また、行政だけで解決を図るのではなく、市民と協働して、地域マネジメントを進めていく必要があるというお話がありました。

 講演後の意見交換では、小規模な駐輪場の設置や自転車のマナー啓発などのアイデア、地域として放置駐輪対策に取り組んでいくこと、放置駐輪対策だけでなく三休橋筋を自転車にやさしいまちに変えていきたい、といった様々な意見が出ました。

三休橋筋商業協同組合

(文責:自転車文化タウンづくりの会 藤江、谷内)





Filed under: 地域づくり | 自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2010/05/28(金) 18:10

緑陰道路サロン:天野憲一郎先生 香簑小学校で「中島大水道」の授業


緑陰道路サロンの天野憲一郎先生が、ゲストティーチャーとして香簑小学校の授業に呼ばれ、4年生(2クラス)の子供たちに大野川緑陰道路の歴史について話をしました。
授業参観日だったので保護者も一緒の授業です。

大野川緑陰道路の前身は、中島大水道という江戸時代の農民が掘りぬいた排水路が含まれています。
まだ社会科で「歴史」を学んでいない4年生にの子供たちに、今、NHK大河ドラマで放映されている坂本竜馬の話をいれながら、江戸時代の様子をイメージさせる手法など学ぶことの多い授業でした。

中島大水道は、主に今の東淀川区、淀川区、西淀川区を流れていましたが、東淀川区、淀川区部分はほとんどが埋め立てられ道路(車道)となっています。
西淀川部分も、40年ほど前、中島大水道を埋立て高速道路にする計画がありましたが、
これ以上、空気を汚すのはたくさんと、計画に反対する住民運動があり水路を埋立て緑豊かな遊歩道になった歴史があります。

江戸時代、そして公害のひどかった昭和の時代に、先人がまちを良いものにしていくために行った努力を、「大野川緑陰道路」という身近な素材を使ったわかりやすい説明に子ども達も納得の表情でした。(小平)




Filed under: 環境学習 | 中島水道サロン(事務局) — aozorafoundation 公開日 2010/05/28(金) 16:41
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