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JICA研修「環境汚染健康損害賠償制度構築推進プロジェクト」コースの受け入れを行いました


2010年3月15日 13:30−16:00
今回は、中国の環境行政の担当者・研究者10名の方々が、
西淀川の取り組みを学びました。

まず、西淀川公害・あおぞら財団の活動概要を紹介ビデオを観た後、公害患者である岡崎さんに当時の様子をお話していただきました。

次に、森脇名誉理事長が、公害反対運動・裁判を闘った歴史のお話です。
使用燃料が石炭から石油に変わった頃に、患者が急増したこと、公害反対運動に立ち上がったきっかけなどのお話がありました。

参加された方々からは、岡崎さんには、病気になってから何年になるのか、それはいつごろから続いているのかなどの質問が寄せられました。

森脇さんへは、財団の設立経緯や、NOxやSPMなどの環境基準数値についての質問が多く寄せられ、なぜ当初の環境基準よりも緩和されたのか、環境省と経済界の環境基準値以外の妥当なデータはあったのかなど、やはり行政で働いている方々が多いこともあって、制度的な質問などが多く寄せられました。

お話をしていただいは、お二人から。
岡崎さん「苦しんだ時代があって今がある。その時の経験を若い人に伝えていく。生きている限り。」と、いう言葉はとても印象に残りました。

森脇さん「世界は、空で繋がっている。世界、アジアにおける青い空、きれいな空気を実現するためにも、共に頑張って欲しい。」


最後に、5階の資料館の展示をみていただき、次の地へと向かわれました。
中国の環境改善に、少しでも貢献できるといいですね。

あおぞら財団スタッフ
山本 元




Filed under: 国際交流 — aozorafoundation 公開日 2010/03/17(水) 13:54

野田阪神地区ゆったり歩けるみちづくり協議会


野田阪神ファーマーズフェスタ
                     賑わいを見せる商店街

3月6日、野田阪神駅前通商店会で、ファーマーズフェスタが開催されました。
商店街の通りに、近隣農家の方が直売所を開けるブースや、フリーマーケットでフェアトレードの商品や手作りのお菓子、装飾品を販売できるブース、食べ物や飲み物を販売するブースなど、多彩な模擬店が並びます。
あおぞら財団はフードマイレージ、菜の花プロジェクトの展示ブースを出し、同時に使用済み天ぷら油の回収も行います。

入り口を華やかに飾るあおぞらブース

商店街入口の一角にステージが用意され、開始時刻と同時に「ポン菓子」機の轟音が鳴り響きファーマーズフェスタスタートです。入口では餅つきも行われ、できたてのポン菓子とお餅は無料で来場者に配られ、大いに人を集めます。
また、ステージではジャズリング、ゴスペルなどが定期的に開かれ行き交う人々の足を止めていました。

ステージも盛り上がります

直売ブースでは、新鮮な野菜や果物が安い値段でキレイに陳列され、普段から八百屋をしているのかと思えるほど、値札や広告が工夫されています。すぐに売り切れてしまう店もありました。
おいしくて良いものが安く手に入るということで、両手いっぱいに買い物をする人の姿をよく見かけました。

新鮮な野菜がたくさん

商店も店の前に模擬店を開き、カレーや焼き鳥、塩ちゃんこ鍋などを販売するなど、イベントを盛り上げたいという商店街の思いが伝わってきます。

通りの中央、本部ブースでは、交通規制、道路のカラー舗装、街路灯の改良などが考慮された、夜でも暖かく寄り道したくなるような、新たな商店街のモデル映像がモニターに映し出されました。
通過交通に悩まされる商店街で、新たな空間を作り出していきたいという思いが伝わってきました。

(野田阪神駅前通商店会HP)
(商店会会長ブログ)

あおぞら財団スタッフ
森井隆二




Filed under: 地域づくり | ゆったり歩けるみちづくり協議会 — aozorafoundation 公開日 2010/03/12(金) 11:02

廃油回収ボトルのラベルがリニューアルしました!


あおぞら財団では家庭から出る廃油を対象に回収しています。
この度、廃油回収ボトルのラベルが新しくなりました。

この以前のラベルから


このように新しくなりました。

菜の花プロジェクトのマスコットキャラクター、なのこちゃんもいます。

ボトルの外観です。

ぜひ、みなさんも廃油をお持ち下さい。
あおぞら財団にて受け付けしています。

あおぞら財団へのお越しはこちら

また、廃油回収の場所はあおぞら財団以外にも、西淀川区各所で受け付けています。
廃油回収マップ→


詳しくはあおぞら財団までご連絡下さい。TEL:06−6475−8885

※なお、動物性油脂(ラード・牛脂・魚油)、常温で固まる油、鉱物油、飲食店の廃食油は回収できませんのでご注意ください。

菜の花プロジェクトについては以下のURLをご覧下さい。
あおぞら財団HP内:菜の花プロジェクトのページ
菜の花プロジェクトネットワーク 西淀川菜の花プロジェクトブログ
大阪府立西淀川高等学校エココミュニケーション同好会

(小林)


Filed under: 環境学習 | 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2010/03/10(水) 17:33

横断幕完成!


あおぞらビルに横断幕が!

西淀川ESD菜の花プロジェクトでは、西淀川地域を中心に使用済み天ぷら油の回収に力を注いでいます。
回収拠点のひとつである、あおぞらビルに横断幕が登場しました。
緑陰道路や国道からも目にすることができます。
幅広い方々のご参加をお待ちしています。

あおぞら財団スタッフ
森井隆二




Filed under: 環境学習 | 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2010/03/02(火) 15:34

第1期環境フロンティア講座


第3回「公害環境訴訟をめぐって—被害者と弁護士の戦い」
講師:村松昭夫(弁護士、あおぞら財団理事長)

2月18日(木)、第3回環境フロンティア講座が開かれました。
前回に引き続き20名前後の方が参加されました。
村松先生は、西淀川の大気汚染公害、神戸・西須磨の道路公害、泉南地域のアスベスト問題など、弁護士として多方面で活躍される一方、現在、あおぞら財団の理事長も兼任されています。

講義では、社会的強者を相手に戦う公害裁判の厳しさ、敗北の歴史の中で弁護士としての役割は何かについて語られました。
なかでも大気汚染公害は、加害者と被害者の因果関係を立証することが難しく、一件一件丁寧に立証を重ね、企業の共同責任を追及するに至りました。
裁判官を動かす要因を分かりやすく説明され、被害の大きさ、理不尽に家族や生活を失った患者さんの言葉の重み、その苦労と成長について述べられるなど、今も続く公害との戦いへの熱意が伝わってきました。

参加者からは、
「裁判の実態や被害者の思い,それをうけとめる弁護士の姿がよくわかりました。」
「公害問題の深いところまで知ることができて、とても自分のためになった。」
などの声が上がっています。
あおぞら財団に託された西淀川公害患者の思いを改めて知ることができ、私にとっても貴重な体験でした。

第4回環境フロンティア講座
「地域からの地球温暖化防止」
講師:植田和弘(京都大学大学院経済学研究科教授)
日時  3月4日(木) 19:00〜20:30
会場  キャンパスポート大阪
    大阪駅前第2ビル4階

にて開催いたします。ぜひ、ご参加下さい。

あおぞら財団スタッフ
森井隆二




Filed under: 環境フロンティア講座 — aozorafoundation 公開日 2010/03/01(月) 16:05
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