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公害地域のいまを伝えるスタディツアー2009〜富山・イタイイタイ病の地を訪ねて〜


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公害地域のいまを伝える
スタディツアー2009
〜富山・イタイイタイ病の地を訪ねて〜
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ちらしはこちら
■かつて公害に苦しんだ地域には、
 現在、住民・行政・企業がパートナーシップをむすび、
 持続可能な地域づくりに向けて活動しているところがあります。
■イタイイタイ病という公害問題に立ち向かい、
 汚染ゼロをめざして40年もの長きに渡って努力を重ねてきた富山の地を訪れ、
 公害地域のいまを学びます。
■見学やヒアリングから得た知識をワークショップを通して参加型で学びます。
■スタディツアーの前には、事前勉強会を用意しています。
■参加者は現地で学んだことを、次は発信者として、伝えていくことをめざします。

【日程】
●スタディツアー  2009年8月4日(火)・5日(水)・6日(木)の3日間
●事前勉強会  半日程度(日程・会場は後ほど連絡いたします)
【定員】15名
【参加費】約8,000円(予定)(食費相当分の負担をお願います)
【対象者】公害・環境問題に関心をもち、
     持続可能な地域づくりに取り組む意欲のある人
     参加記録の執筆をしてもらいます。
     それらの情報を元に新しい公害教育の教材および冊子を作成します。
【主催】あおぞら財団(財団法人公害地域再生センター)

【スタディツアーでのおもな訪問・ヒアリング先】(予定)
●訪問先=清流会館、土壌復元現場、神岡鉱業など
●ヒアリング先=被害者家族、活動支援者、医師・弁護士関係者、企業関係者など
【集合】
1.大阪
2.関東(未定 候補先:大月インターチェンジ)
にて集合後、バスで現地へ移動。

【申込み方法・締め切り】
・氏名、連絡先(住所・電話番号・メールアドレス)、所属を記入の上、
 あおぞら財団に連絡をお願いします。
・締め切り=6月30日(火)定員になり次第しめきります

【協力専門家・スタッフ】(五十音順)
井上有一・京都精華大学教授
大滝あや・Tao舎代表
小田康徳・大阪電気通信大学、西淀川・公害と環境資料館館長
高田研・都留文科大学教授、あおぞら財団理事
西村仁志・同志社大学准教授
あおぞら財団事務局(林、藤江、鎗山)

【連絡・問い合わせ先】
〒555-0013大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4F
あおぞら財団(財団法人公害地域再生センター)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885  
http://www.aozora.or.jp/ webmaster@aozora.or.jp
※本事業は(独法)環境再生保全機構地球環境基金助成事業の一環です。
※いただいた個人情報は本事業の目的以外には使用しません。

=======以下、申込事項=======
公害地域のいまを伝えるスタディツアー2009
〜富山・イタイイタイ病の地を訪ねて〜

氏名

住所 〒

電話番号

緊急時/帰省先等

メールアドレス

所属  

参加動機、問題意識など

その他、要望、ご質問など

======================




Filed under: 資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2009/06/16(火) 09:58

第96回矢倉海岸定例探鳥会


2009年6月6日(土) 9:30〜12:30

晴天の中、16名が参加しました。
シギチドリが見えるかどうか、微妙な季節ですが
淀川および矢倉干潟で見ることができました。
コアジサシがたくさんとんでいました。
とんでる姿がかっこいい!


淀川で見たキアシシギ。
写真が悪いですが、足が黄色です。


ダイサギとカワウが福漁港にいました。
ダイサギの飾り羽がきれいです。
一羽だけホシハジロがいました。
一生懸命フジツボを食べていました。


矢倉干潟では、蚊が大発生。
かゆいかゆいといいながら、みなさん必死でチドリやシギを探していました。

カワウ、ササゴイ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、ホシハジロ、スズガモ、ミサゴ、トビ、コチドリ、シロチドリ、アオアシシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、コアジサシ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、セッカ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハソボソガラス、ハシブトガラス、メダイチドリ、ドバト

次回(7月4日)は、ゴミ拾いをやります。
ヒバサミと軍手を持参してください。
(林)





Filed under: 環境学習 | 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2009/06/08(月) 11:58

第6回緑陰道路サロン


5月23日 「第6回緑陰道路サロン」
—水郷の村跡・野里の街歩き— 開催

32人の参加者が集まりました。

明治末、大阪の町を洪水から守るため淀川がつくられました。中津川はその時に埋め立てられました。過去に流れていた中津川の流路を思いながら、歩きます。

◆今日のコース

◆明治18年の地図。上図「今日のコース」の地図と比べてみてください。このころ淀川はまだ開削されていません。


 

<ア>中津川が流れていた場所。

<イ>槲の橋・野里の渡し跡(中津川右岸)

<ウ>池永家見学
     ・ご主人の池永悦治さん(郷土史家)にお話をしていただきました。


 
<ウ>池永家
    ・野里の渡しに近く、江戸時代の都市近郊農家のひとつです。長屋門(江戸時代)など3件が国の登録文化財に指定されています。
 

<ウ>池永家の資料館
     ・かつての野里地区の模型です。寺子屋の教科書なども展示してあり、当時の農民たちの勉強への熱意がしのばれます。


 

<エ>住吉神社、中津川右岸。
    ・人身供養の一夜官女祭は大阪府の指定文化財になっています。


 

<オ>鼻川神社、中津川左岸。


 

<4>最後に大野川緑陰道路で記念撮影。


 

■参加者の感想
「大阪は水の街、商人の街として、ええところやなと思っていたけど、西淀川にひきつけて考えることがあまりなかったので、自分の住んでいる街に愛着をもちたい。」
「以前からぜひ見学したいと思っていた池永邸を見学できて、ほんとによかったと思います。こんなに身近にある文化財、地域の財産を、もっともっと地域の方や子ども達にも知ってほしいと思います。」
「今日まわった以外の所でも行きたいと思います。佃方面、浜参り方面等。」




Filed under: 環境学習 | 中島水道サロン(事務局) — aozorafoundation 公開日 2009/05/25(月) 15:48

四日市公害市民塾のみなさんがエコミューズに来訪


5月15日(金)に四日市公害市民塾のみなさんが「西淀川・公害と環境資料館・エコミューズ」に来訪されました。(6名)
はじめに財団スタッフの鎗山がパワーポイントを使いながら財団について説明。
西淀川公害のDVDも観ました。

その後語り部の豊田鈴子さんからのお話がありました。

豊田さんは西淀川でカーテン屋さんを営んでいます。
せっかくだからお客さんには手にとって確かめてもらいたいけど、排気ガスや粉塵でカーテンが黒く汚れてしまうので商品はビニールに入れて陳列していたそうです。
お客さんと話している時にぜん息の発作が出て大変な時もありました。
また、ぜん息の発作がよく起こるのは夜中。
夜寝ることもできないのに昼間は店を開けなければいけない。
ろくに睡眠もとれないつらい日が続きました。
今でも週に2回は診察に通います。

この日もあまり体調はよくなかった豊田さんですが、公害の被害を伝えるため、頑張ってお話してくださいました。

同じく公害を経験してきた四日市のみなさんは、豊田さんの話に大きくうなずいたり、四日市での被害を話したりと熱心に聞いていました。

今回四日市公害市民塾のみなさんがエコミューズ見学にきたのは、四日市で資料館をどうするか検討するためで、資料館運営についても色んな質問が出されました。
例えば裁判資料が被告側(国、企業)のものがあるかどうかと質問されました。
西淀川は被告と原告の双方の裁判資料はありますが、四日市には被告の資料がないそうです。

今回他の公害地域の方々とふれあって、
時々このように交流するのは大切だなと感じました。
今度はぜひこちらが四日市まで足を運びたいです。

遠路はるばる四日市からお疲れ様でした。

(記:眞鍋麻衣子)





Filed under: 資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2009/05/20(水) 13:30

事業所訪問


エコ・安全ドライブの「現場」39社を訪問
〜NEDO事業おつかれさまでした〜
*NEDO事業
2005年に大阪トラック協会河北北支部傘下の39事業所にご協力をいただいてすすめてきた、「中小運送事業者へのデジタルタコグラフの組織導入によるエコドライブ推進事業」
地球温暖化防止活動環境大臣表彰(2006年)、朝日新聞社「明日への環境賞」(2007年)、全国トラック協会「鈴木賞」(2007年)を受賞するなど大きな評価を得る

<事業所訪問参加者>
あおぞら財団:上田敏幸
森井隆二(大阪経済大学経済学部4年)
矢崎総業   :高田瞳
浅羽計器   :浅羽信宏

訪問日程
■5月1日
株式会社イシダカーゴ
昭和運輸株式会社
平成運輸倉庫株式会社
シンヨウ倉庫運輸株式会社
近畿いずみ運輸株式会社
株式会社高槻小型運送
大阪高速乳配株式会社
株式会社シンワアクティブ
佃運輸
■5月8日
大阪航空燃料運輸株式会社
関西郵便逓送株式会社
田中運送店株式会社
豊能運送株式会社・(豊能梱包株式会社合併)
シンハン株式会社
株式会社エヌティロジスティクス
阪神石油運送株式会社・有限会社阪神商事
テック物流株式会社
中越テック
■5月11日
株式会社つばめ急便
■5月14日
大和運送株式会社
西元運輸株式会社
西村梱包倉庫株式会社
大阪第一作業株式会社
株式会社エルライン
株式会社北部市場運送
千里運輸株式会社
豊新運輸株式会社
近畿運送株式会社
東豊運輸株式会社
城南産業株式会社
共同運輸倉庫株式会社
■5月15日
東光サービス株式会社
吉田運送株式会社
松川運輸株式会社
山佐運送株式会社
ジャパントラック大阪株式会社
三協運輸株式会社

事業者さんの声
「エコドライブのシステム、デジタルタコグラフの性能が、どれだけ優れていても、それを利用するのは人、ドライバーだ。これからは、人の育成が重要視される。」
「10台デジタコを導入しているが、みんなほぼ100点を取るのが習慣となった。おかげで燃費が明らかに向上しているし、何より、小さな接触も5年間1件もない。」
「燃料費が高い時期に本当に助かった。」
「取引先との関係づくりも大事だ。」
「取引先の環境報告義務に必要なデータ収集にデジタコは役に立つ。」
「ドライバーに自分で日報を出してもらい、データを張り出し、見せることで、意識を維持させている。」
「今までの取り組みをわかりやすくまとめて、取引先にアピールしたい。」
「年始から荷物が無い。荷物が動かない。」
「基幹産業の元がしんどい、先が見えない。」
「こういった取り組みをしていない事業所を、変えないと本当の意味での成果は出ないだろう。」


ジャパントラックにて


山佐運送株式会社の寺田社長


安全運転日報を打ち出すパソコン

 


事務所の壁には安全運転ランキングが張り出されています

「苦労を重ねエコドライブ」
39か所すべて周らせて頂きました。
事業所の皆さん、突然の訪問にも関わらず、丁寧なご対応を頂き、有難うございました。
実際に、デジタコを導入された事業所の生の声を聞いて、感じたことを少し挙げたいと思います。
やはり、デジタコ導入の成果は、燃費の向上という面で大きく表れるようです。しかし、デジタコが燃費を直接コントロールしている訳ではありません。燃費の向上を実際に成し遂げたのは、各事業所のドライバーです。大きな成果を残している事業所の多くは、デジタコでの管理に加え、ドライバーと親密な関係を築く努力をされていたように思います。
また、事業所にとって、最も回避したいのが事故です。これも燃費と同じく、デジタコでの管理に加え、無事故キャンペーンを定期的に行うなど、それぞれの状況に見合った努力が実を結んでいるように思われました。トラックの安全は、取引先の安心にも繋がります。エコドライブが生み出すものには、様々な形があるようです。
さて、各事業所とも、苦労を重ね、エコドライブを実現されている訳ですが、この取り組みを、取引先、あるいは、社会全体に情報発信していかなければ、ならないのではないでしょうか。
私は、このエコドライブ推進事業に関わって、まだ日が浅いのですが、デジタコ普及による、エコドライブの推進に、少しでも協力できたらと思っています。
森井隆二(大阪経済大学経済学部4年)

>> エコドラ ホームページ


Filed under: 地域づくり | エコドライブ — aozorafoundation 公開日 2009/05/18(月) 15:03
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