あおぞら財団 2010年度 西淀川交通まちづくりプロジェクト「西淀川の交通・移動について考えてみよう!」
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2010年度 西淀川交通まちづくりプロジェクト「西淀川の交通・移動について考えてみよう!」

プロジェクトの目的

あおぞら財団では、西淀川地区沿道環境に関する連絡会、
西淀川交通まちづくり意見交換会・討論会などに関わり、
西淀川区内の交通・移動環境に対する様々な提言を行ってきました。

行政に対して提言を続けていくことは重要ですが、
市民自らが提言した内容を実現化し、
移動環境を少しでもよりよいものに変えていくという行動も重要です。

このプロジェクトは、市民が行動をおこすきっかけにしたいと考え、取り組みました。

取り組みの内容

2010年度の交通まちづくりプロジェクトでは、7回の会議を重ねて、
「自転車を活かしたまちづくり」「誰もが移動しやすいまちづくり」
に関する提案を考えました。

参加メンバーは西淀川区在住者の有志の方々で、
毎回10名程度の参加がありました。

自転車を活かしたまちづくり

西淀川地区の中でも最も放置自転車が多いJR塚本駅周辺で
放置駐輪がどのように行われているのかをみんなで調べた上で、
どのようにすれば「自転車を活かしたまちづくり」を実現できるのかを考えました。
●提案内容
・JR塚本駅前を「西淀川の顔」としてモデル的に整備
・駅周辺の低未利用地を活用した駐輪場の整備
・駐輪場の料金の弾力化
・利用者目線のわかりやすい案内看板の設置
・JR塚本駅周辺の自転車対策協議会の設置

誰もが移動しやすいまちづくり

誰もが移動しやすいまちづくりを実現するために、
私たち市民が取り組めることを話し合いました。
●提案内容
・障害者の模擬体験会の実施
西淀川バリアフリーマップの作成

区役所と意見交換会を行いました

2011年2月28日に区役所の区民企画担当の方3名をお招きして、
上記の内容の提案を行いました(西淀川交通まちづくりプロジェクト提案書)

特に、JR塚本駅周辺を「西淀川の顔」として
自転車を活かしたまちづくりのモデル地域として整備していくことを強く提案し、
早急にJR塚本駅周辺の自転車対策協議会の設置を求めました。

その後、
今年度の区長施策要望の中に、交通まちづくりプロジェクトで提案した
「JR塚本駅周辺の放置自転車対策にかかる駐輪場の整備」について
明記されていました(第2回西淀川区区政会議 資料9)。

現在、JR塚本駅の部会立ち上げに向けた準備会が開催されています。

各回で用いた資料

  • 1回目資料 (バリアフリー、車いすに関して)
  • 2回目資料 (視覚障害に関して)
  • 3回目資料 (西淀川の現状)
  • 4回目資料 (市民の交通まちづくりの取り組み事例)
  • 5回目資料 (JR塚本駅付近の駐輪対策)
  • 6回目資料 (JR塚本駅周辺の駐輪調査のまとめ、自転車等の駐輪対策に関する法律・条例)

各回の様子

車いす体験をしています。

1回目は、車いすの疑似体験と車いすユーザの栂さんからお話をうかがいました。

2回目は、視覚障害者と高齢者の疑似体験と、視覚障害者の山本美恵子さんからお話をうかがいました。

2回目は、視覚障害者と高齢者の疑似体験と、視覚障害者の山本美恵子さんからお話をうかがいました。

交通まちづくりプロジェクトで何を取り組むかについて話しあいました。

交通まちづくりプロジェクトで何を取り組むかについて話しあいました。

JR塚本駅周辺の放置駐輪の状況について調べました。

JR塚本駅周辺の放置駐輪の状況について調べました。

今までの調査や議論を元に、どのように提案していくかについて話し合いました。

今までの調査や議論を元に、どのように提案していくかについて話し合いました。

行政にどのように提案していくのかについて話し合いました。

行政にどのように提案していくのかについて話し合いました。

区役所の方をお招きして、プロジェクトの参加メンバーと意見交換を行いました。

区役所の方をお招きして、プロジェクトの参加メンバーと意見交換を行いました。