滋賀県立大学でフードマイレージ買物ゲーム
2012年10月18日(木)13:10~16:20
毎年恒例の、政策形成・施設演習にてあおぞら財団の説明とフードマイレージ買物ゲーム・ダイヤモンドランキングを実施してきました。(香川雄一先生)
公害のことも、活動のことも、環境教育のことも説明しないといけないので、3時間あってもいつも時間が足りないくらいです。
今年も熱心に取り組んでもらいました。立っている人もお尻が浮いている人もいました。
それから、さすがスマートフォン世代?です。料理の写真を探してきて、それを基に絵を書いているチームが出てきました。
材料を使いまわししたり、野菜を意識的にとっていたり、なかなか彩り豊かな食事となりました。
食の能力が高いです。
現代の方が二酸化窒素が多いという結果になりました。
「デザートは?オレンジは?」なんて進めてしまったので
3チームがアメリカのオレンジを買ってしまったということも、フードマイレージが多くなった原因かも。
次の時間ではダイヤモンドランキングを実施しました。
農業と輸送、売り場改善と啓発、自転車道の整備とまちづくりといういろいろな政策から、
市長になったつもりで政策提言を考えてもらいました。
個人で考えた後は、チーム別にとある都市の政策提言をまとめるチームとなって、考えてもらいました。
香川先生が、地域別にチームを組んで下さったので、地域を決める事はスムーズに済んだようです。
彦根市1
彦根市2
守山市
大津市
京都市
大阪府
名古屋市
生駒市
みなさん、一生懸命プレゼンしてくれました。
同じ彦根市でも見方によって違う結果になったり、
コンパクトシティにするには、市民の説得が難しいので重要度を低く設定するチームがあったり、
逆に、商店街の活性化の為に、ショッピングセンターの出店を抑制しようと話しあったチームがあったり、
彩り豊かな結果となりました。
学生の皆さんは、レポートで環境教育の教材について考えてくれるそうなのですが、
個人の心がけだけではなく、社会の合意形成について考える教材についても考えてもらいたいものです。
皆さんが反応良くゲームを楽しんで下さったので、私も楽しくする事ができました。
みなさんありがとうございます。
(林)