2/8 のざと診療所で呼吸リハビリについて勉強しました!
2/8(金)のざと診療所で楽らく呼吸会を行いました。先月の千北診療所、姫島診療所と同じく、今回も西淀病院の理学療法士の廣野さんと田中さんを講師に迎え、呼吸リハビリについて教えていただきました。参加者は17名(スタッフ含む)でした。
はじめに、参加者にどんなときに息切れを起こすか聞きました。階段を上るとき、掃除をするときや、なかには唾を飲み込むだけで息切れを起こす場合もある方がいました。入院経験のある方、現在入院中の方もいて、「入院している時はうまくできるが、退院してからはなかなか(自分ではリハビリが)できない」といった声も聞かれました。そんな方はぜひこの楽らく呼吸会でリハビリを学んで、おうちで実践してほしいと思います。
まずは顔の少し前に紙を垂らして、口すぼめ呼吸などをして準備体操しました。その後、こちらでもお借りしたベッドを交代で利用し、資料に沿ってリハビリを実践しました。イスに座っている方は座った状態でできる動きで参加します。
写真の方は現在西淀病院に入院中の方で、酸素のチューブをつけています。そんな方でも、苦しくない範囲で運動をし、体力の低下を防ぐことはとても大切です。
最後に肩や首回りをほぐして終了です。
開催後のアンケートでは、5人中4人が「わかりやすかった」と答えています。また5人中2人が呼吸リハビリを「2・3日に一度ぐらい」、1人が「(全部ではないが)毎日している」と答えています。
のざと診療所でも楽らく呼吸会を定着させ、より多くの方が「日常生活の中で呼吸リハビリができる」ようになるためのお手伝いができればと思っています。
まだ楽らく呼吸会に来たことがない方でも気軽に参加できますので、ぜひ診療所に足を運んでください!
■次回予定 ~お問い合わせはあおぞら財団まで~
・千北診療所…3月21日(木) 14:00~15:30(お薬の話)※できれば日頃飲んでいるお薬をご持参下さい。
・姫島診療所…3月15日(金) 14:30~16:00(お薬の話)※できれば日頃飲んでいるお薬をご持参下さい。
・のざと診療所…4月12日(金) 14:00~15:30(内容未定)
本事業は独立行政法人環境再生保全機構の公害健康被害予防事業の一環として実施しています。
ぜん息・COPD予防等情報発信事業に係る「COPD患者等のQOLの向上のための呼吸リハビリテーションの普及及び地域ネットワークの構築事業(大阪ブロック)」
平田