あおぞら財団 財団ブログ
公害の歴史Q&A あおぞらイコバ
公害を伝えるための資料整理寄附募集
屋上広告募集
りべら広告募集
Don't go back to the 石炭

全ての記事を表示

    キーワード検索

    アーカイブ

    カテゴリー

    最近の投稿

    最近のコメント

エコミューズ館長日記No.21

 今日はひたすら機械(コンピュータ)を操作した一日となった。先週の金曜日から続いていた課題であったが、原告三名の臨床尋問の実現に関わる史料で若干の混乱があり、書類の時系列に合わせた並べ方を発見するのに随分と時間を費やすことになった。しかしこの問題は先週の金曜日に解決していた。
 全体が活字に組んだ時に何ページになるかを確定するため完成を急いだのであるが、急いでいる時こそポカがあるものだと思い知らされた。せっかく並べ方を整えた文章のデータを収容したUSBメモリを、あおぞら財団に忘れて意気揚々と帰って、家でちょっと確認しようとしたところ、そのUSBがカバンの中にないことがわかった。いろいろと考えて、きっと忘れて帰ったんだと想像はついたが、見たいものが見れないというのは、イラつくものである。
 土日はほかにも関西フィルハーモニーと川西市民合唱団の合同演奏で立派なホールでのコンサートを聴きに行くことが出来た。私のようなシニアが中心の市民合唱団であったが、プロの演奏集団に負けずに一時間半に及ぶ第九交響曲を演奏しきっていたのには感動した。大した文化力だとおもった。今度の西淀川公害資料集も、そういった全体としての知的・文化的水準を前提に考えると、大いに受け入れられる可能性をもっているのではないかと改めて感じた次第。で、今日は改めてUSBメモリを点検し、先週の金曜日に見られなかった作業の進展ぶりを確認して最後の追い込みに対応するための作業に取り掛かった。第5章はほぼ完成し、第6章もほぼ見込みが立っている。
 昼食を食べにいったときに、緑陰道路を歩いた時、足元に紫色の可愛らしい花がたくさん咲いているのを見た。桜の花はどうか、これはまだつぼみだがなんとなく開く日も近いことをうかがわせてくれた。気温から考えると、もう咲いてもいいのだがなぁ。来週は満開の桜を見ることが出来るかもしれない。

2025.3.24小田康徳

—————————

あおぞら財団付属 西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)では、西淀川公害がわかる資料集を作成しようと、ほぼ毎週、小田康徳館長が来館し、調査作業を進めています。そのようすを「エコミューズ館長日記」にてお届けします。

【ご寄附のお願い】「西淀川公害がわかる資料集」のための寄附を募集しています。どうぞみなさまの寄附でこの活動を支えていただきますようお願いいたします。
■寄附の方法はこちら https://www.aozora.or.jp/ecomuse/contibution_doner

※資料集のウェブ版作成には、(独法)環境再生保全機構地球環境基金助成金を活用しています。

#おもろいわ西淀川
#にしよど
#魅力発信サポーター
#エコミューズ
#西淀川公害がわかる資料集

コメントはまだありません »

No comments yet.

RSS feed for comments on this post.

Leave a comment