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2013年参議院選挙に関する公開質問状と回答

2013年参議院選挙に関する公開質問状と回答
―「わが国の環境再生まちづくり」に関する公開質問状と回答―

わが国における公害問題は、古くは明治時代の工場からのばい煙問題にはじまり、第二次世界大戦後から高度経済成長期にかけての大気汚染、水質汚染、騒音・振動、地盤沈下、土壌汚染、アスベストなどの発生に際し、多くの市民、企業、行政、専門家等の知恵と技術と努力を結集し、その対策が行なわれてきました。 現在も続く、こうした取り組みは、世界中で、開発に伴う様々な公害の発生や地球温暖化をはじめとした環境問題が声高に叫ばれる中、わが国が世界に誇るべき経験・歴史であり、今後に活かしていくべき財産だといえます。そこで、この度の参議院選挙にあたって、各政党の方々の「わが国の環境再生まちづくり」に関する政策・理念をお聞かせいただきました。 2013年7月21日投開票で実施される参議院議員選挙の投票における参考にしていただければと思います。

・当質問状は、7月2日現在の主な政党(自由民主党、民主党、公明党、日本共産党、社会民主党、日本維新の会、みんなの党、生活の党、みどりの風)に送付し、民主党、日本共産党、みんなの党、社会民主党、日本維新の会、公明党、生活の党、自由民主党から回答を得ました(締めきり:2013年7月12日)。
・各政党のみなさま、選挙期間中のお忙しいところご回答いただき誠にありがとうございました。
・掲載にあたっては、回答文の到着順に掲載しています。
・発表にあたっては、いただいた回答原文のまま掲載しています。

各党の回答文
質問票

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,地域づくり — aozorafoundation 公開日 2013年7月16日3:58 PM

開催報告!自転車事故~訴訟事例と報道の視点から学ぶ(7/5)

7月5日(金)午後6時30分~9時、連続講座『交通まちづくりイロイロ』の第3回講座が行われました。
今回は「自転車編」で「自転車事故~訴訟事例と報道の視点から学ぶ」というテーマです。14名が集まりました。

1西村

まずは、毎日新聞編集委員の西村浩一さんより「報道から学ぶ~自転車事故の現状」の報告がありました。
西村さんは、自転車通勤をしています。鈴鹿サーキットで行われる自転車レースにも出場する程とか。毎日新聞の「記者の目」という欄には、サイクリングヘルメットをかぶった顔写真をいれて自転車通勤者の立場から歩道に自転車があげる危険性と自転車専用道の整備についてレポートしています(2007.2.8毎日新聞)。

2記者の目

自転車通勤のブームによりスポーツ車の販売が増えていること、その一方でマナーを守らないスポーツ車が増えているそうです。
自転車道は、統計上は増えていますが、その内容を見ると歩行者と自転車用の道路、つまり自転車専用の道路ではないということでした。自転車道の定義について、会場からも意見が様々出ました。
また新聞記事より自転車が歩行者に対しておこした死亡事故の例を紹介。前日の7月4日に神戸地裁が、小学生が乗った自転車が高齢の女性に衝突した事故で、監督責任として子どもの母親に9500万円の賠償を命じたニュースの紹介もありました。 神戸新聞の記事 
自転車マナーの説明として三鷹市で自転車利用のマナー講習会に参加した人には駐輪場を良い場所に提供するといった自転車教育促進する事例紹介もありました。

3中川

次に、弁護士の中川元氏にお話頂きました。中川さんは、「(財)交通事故紛争処理センター」の業務に携わり、自動車事故の紛争処理を行ってきました。
具体的な事故判定の結果事例と判断、その差配の理由をお話頂きました。中川弁護士からは、道路法に関して規則の変更がよくあるといった問題提起がされました。なかなか聞けない現場の話に、参加者は真剣に耳を傾けていました。

話の後は、会場の意見交換。実際に自転車に乗っている時にバスターミナルで事故にあった事例など自転車道の整備の問題、片手をあげて右折や左折を示す自転車ルールに対する安全性の問題提起、小学校現場での交通安全の授業も、加害者になるという視点の教育はしていないという報告もありました。

4全体

会場の意見交換の結果、自転車事故に対して、①マナー教育、②自転車関係の規則の整備、③自転車道の整備(ハード面、この3つのキーワードをすすめていくことが重要ということで一致しました。

また、最後に西村記者からは、こういう場に来る人は一定興味が高い人であり、一般の人々にこの問題をどう認識してもらうかが課題という提起があり閉会しました。

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次回のご案内

■第4回 8月24日(土) 午後2時~5時を予定
【LRT(低床型路面電車)編】
市民はLRTをつかってまちをどう変えてゆくのか
講師:松原光也氏(京都大学大学院都市社会工学専攻特定助教)
内容:欧米では、LRT(新型路面電車)を、人と環境に優しいまちをつくるためのツールとして、住民参加でつくられています。本講座では、LRTによってまちを良く出来ること、住民がLRT導入に主体的に参加することで住みよいまちをつくることができる、ということを学びます。前半では、国内外の住民参加のLRTを使ったまちづくりの事例を紹介、後半で実際のまちづくりの参加の体験ワークショップを行います。
<場所>
あおぞらビル3階 会議室 JR東西線「御幣島(みてじま)」駅 ⑪出口よりスグ https://aozora.or.jp/accesscontact
<参加費> 各回500円
<申込方法>①お名前、②連絡先メールアドレス(あれば)、③電話番号、④所属(あれば)、⑤参加希望回を書いて事務局あおぞら財団まで事前にご連絡下さい。
各回とも参加の受付は前日の正午とさせて頂きます。
連絡先:あおぞら財団(担当:藤江、小平)

(小平)

「大阪府内でのタンデム自転車の走行に関する意見書・質問票」を大阪府会議員各会派に提出(7/3)

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

このたび「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」では、大阪府道路交通規則を改正して、大阪府内で二輪のタンデム自転車が走行できるようにしてほしいとの願いの下、大阪府議会の7会派に「大阪府内でのタンデム自転車の走行に関する意見書・質問票」を提出しました。いただいた回答は、当会のホームページにてお知らせいたします。

(写真)大阪府庁正面入り口スグの階段前で意見書を持つ鈴木会長

大阪府庁正面入り口スグの階段前で意見書を持つ鈴木会長

まずは、提出のご報告と質問、意見書の内容をお知らせします。

大阪府内でのタンデム自転車の公道走行実現に向けての一歩になればと思います。
みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

(写真)淀川河川敷を走るタンデム自転車

■提出日:2013年7月3日

■提出先:
大阪維新の会大阪府議会議員団
公明党大阪府議会議員団
自由民主党大阪府議会議員団
民主党・無所属ネット大阪府議会議員団
日本共産党大阪府議会議員団
みんなの党府民会議
府民クラブ

■質問内容:
【質問1】大阪府内のタンデム自転車走行について
1.大阪府内でのタンデム(2人乗り)自転車の走行に賛成である
2.大阪府内でのタンデム(2人乗り)自転車の走行については、条件付で賛成である
→条件についてご記入ください(                       )
3.大阪府内でのタンデム(2人乗り)自転車の走行に反対である

【質問2】タンデム自転車走行についての疑問・ご意見など
タンデム(2人乗り)自転車の走行について疑問・ご意見などありましたら、ご記入ください。

■意見書内容:
1)背景
•タンデム自転車は、複数のサドルとペダルを装備し、複数人が前後に並んで乗り同時に駆動することができる自転車のことです。通常2 人乗りですが、3 人乗り、4 人乗り等の車種もあります。
•後ろに乗る人はハンドルを操作する必要がなく、視覚障がい者や足腰の弱い高齢者、子どもなども乗ることができます。パラリンピックでは、視覚障がい者がタンデムの後席に乗って行う自転車競技も開催されています。
•全国では、2013年6月末現在、長野県・山形県・兵庫県・広島県・愛媛県・宮崎県で一般公道走行が可能であり、順次増加してきています。

2)タンデム自転車に乗りたい理由/普及を望む理由
•当会で、タンデム自転車の普及を望む理由は、以下2点です。
•一つ目は「視覚障がい者の健康増進・交通手段として活用したい」からです。視覚障がい者の移動は、徒歩以外は、バスや電車、タクシーしかないのですが、タンデム自転車を使用することができれば、身近な買い物・仕事・通学等に活用できます。また、野外でのスポーツ・観光の手段として活用できれば、新たな可能性が広がります。
•二つ目は、「誰もが、楽しめる乗り物として活用したい」ということです。視覚障がい者に限らず、二人で楽しめるタンデム自転車は、子どもからお年寄りまで誰もが楽しめるエコでユニバーサルな乗り物です。大阪から新たな自転車文化を創出するため、タンデム自転車の活用・普及を望みます。

3)タンデム自転車の安全性について
•タンデム自転車は、交通ルールにもとづいて使用すれば安全な乗り物です。これまで、公道走行が可能となっている6都道府県においても事故の報告はありませんし、当会が実施している体験会や貸し出し(2012年度は約1,000名が乗車)においても、事故は起きていません。

◎希望すること
1.大阪府内の公道でのタンデム自転車走行が可能となるように規則改正を望みます。
2.誰もがタンデム自転車を安全に楽しめるよう府内全体の自転車交通マナー向上を望みます。

以上です。

※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,タンデム自転車 — aozorafoundation 公開日 2013年7月3日5:39 PM

交通まちづくりイロイロ開講!1日目は『路線バス編』

『連続講座 交通まちづくりイロイロ』が、6月29日開講しました。
この講座は、道路環境市民塾運営委員会の企画協力で、2013年度のあおぞら財団環境フロンティア講座として行われたものです。

コピー ~ IMG_1227

第1回目は『【総論編】交通まちづくりイロイロ』、第2回は『【路線バス編】路線バスから生まれる様々な物語と仕掛けづくり』と題し
大阪大学大学院工学研究科ビジネスエンジニアリング専攻 都市再生マネジメント領域 准教授の松村暢彦先生にお話をして頂きました。(参加者:14名)

コピー ~ IMG_1229

この路線バス編は、再編・廃止は財政問題だけで判断して本当に良いのかという道路環境市民塾運営委員からの提起によるものです。

バスの統廃合の問題が生じた時、『バスをなくさないでほしい』という市民意見が集まる一方で、実は使っていない人がという事が少なくありません。

松村先生からは、バスの情報を得たことでどう利用者の行動が変化するかという研究についてや、バスは最初にサービスが準備され利用者がそれを使うので者なく、まずは利用者がバスを使う中でサービスを充実させていくという、発想の転換についての提案ありました。

その実践例として、箕面のコミュニティバス『箕面オレンジゆずるバス』の取り組みや、ひらかた環境ネットワーク会議が主催し、松村先生も監修として協力している『バスのってスタンプラリー』などの報告がありました。

研究室の学生がとりくんでいる、バスの車内のエピソード(例えば、車いす利用者と運転手さん、親子連れや乗客との温かいふれあいの様子など)を拾い集めるという研究についての報告もありました。

また大阪市の市バスの民営化について大阪市交通局が作成した『バス事業民営化基本方針(素案) 平成24年12月』より、大阪市バスの今後についてお話をして頂きました。

後半はワークショップです。

コピー ~ IMG_1233

グループに分かれてバスの社会的価値について皆で意見交換をしました。

各グループからは、バスに乗ることで自家用車よりもまちの風景を楽しめるといったバスの魅力についてや、バスの定時性や料金体系についての意見が出されました。

バスは生活を豊かにするツールという気づき(活用方法)を拡げることで、バス利用者を増やしていきたいですね。

さて、次回は今週末、7月5日(金)

自転車編『自転車事故~訴訟事例と報道の視点から学ぶ~』を予定しています。

まだ席に空きがありますので、ぜひご参加下さい。お待ちしています。

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第3回 7月5日(金) 午後6時30分~9時
【自転車編】 自転車事故~訴訟事例と報道の視点から学ぶ~

講師:西村浩一氏(毎日新聞編集委員)
    中川元氏(弁護士)・針原祥次氏(弁護士)
    
内容:自転車による重大事故が相次ぎ、自転車のマナーやルールが注目されています。
講座の前半は、西村記者より「報道から学ぶ~自転車事故の現状」について、中川弁護士・針原弁護士より「判例から学ぶ~自転車事故訴訟の実態」についてご報告頂きます。
後半はワークショップ「そこが知りたい!防ぎたい!自転車事故」により、会場の皆さんで意見交換します。

★詳しくはコチラ

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(小平)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境フロンティア講座,道路環境市民塾 — aozorafoundation 公開日 2013年7月2日3:18 PM

園芸講座「ペットボトルを再利用したミニミニ家庭菜園」開催(6/12)

ガーデニング・デザイン
~工夫とアイディアで楽しむグリーンライフ~
第3回「ペットボトルを再利用したミニミニ家庭菜園」
日時=2013年6月12日(水)10:00~12:00
場所=あおぞらイコバ
参加者=6人
講師=エノキアツシ氏(造園・庭園管理・樹木医/p.o.t.plants)
主催=西淀川から住まいと暮らしを考える環境住宅研究会

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1.5リットル用のペットボトルを利用して、お庭がなくてもできる家庭菜園づくりをしました。今回は、バジル、マイクロトマト、ミントを使いました。

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前半は、野菜をつくるときの土や酸素のお話を聞きました。

後半は、まずは、容器づくり。
スリットを入れたり、空気穴をつくるなど、随所に工夫があります。

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思い思いに植えつけて、完成。
見た目が涼しげで、今の季節、ちょうどいいですね。

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以上
記・鎗山(あおぞら財団スタッフ)

「西淀川から住まいと暮らしを考える環境住宅研究会(Green)」は
大阪市西淀川区に環境住宅を建てることをめざして活動しています。
住まいづくり、緑づくりに関心のある人、ぜひ、ご参加ください。
フェイスブック「ぐりとすまのにしよど暮らし」
http://www.facebook.com/nishiyodogawa.green
活動ブログ
https://aozora.or.jp/archives/category/chiiki/green

Filed under: Green(環境住宅研究会),あおぞらイコバ,イベント報告・ホームページ更新 — aozorafoundation 公開日 2013年6月13日8:39 PM
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