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ブログカテゴリー » 地域づくり

地域を元気にする「持続可能な交通」


ESTの未来をひらくパネルディスカッションが2月6日、大阪市立生涯学習センターで開かれ54人が参加しました。近畿地方環境事務所が主催したもので、あおぞら財団が協力しました。

神戸国際大学の土井勉教授が、「地域を元気にする『持続可能な交通』NPOの役割」と題してパネルディスカッションの基調講演。交通が変われば地域が元気になる、と自身が関わった具体的な事例を紹介しながら話題提供しました。

パネルディスカッションのコーディネーターは、大阪大学大学院の松村暢彦准教授。NPO、交通事業者、行政とそれぞれの立場から地域での取り組みを紹介し、地域交通への熱い思いを語りました。

ひらかた環境ネットワーク会議の末岡妙子氏〜バスマップと四季折々に展開してきたバスイベントについて〜

京(みやこ)のアジェンダ21フォーラムの長谷川吉典氏〜京都市で展開するMMの取り組みについて〜

京阪バス株式会社の北西進太朗氏〜NPOとの協同ですすめるバスイベント、バスマップづくり。地域交通を支えるバス事業者の仕事〜

兵庫県宝塚土木事務所の山内有紀氏〜県北部の広域バスマップづくり、小学生による駅周辺調査〜

また、会場からは、KOBE地球おもてなし倶楽部の村上恵子氏〜KOBEST、まち歩きマップの取り組み〜

MMやESTを地域で「広げる・続ける」ためのネットワークづくりの大切さ、後継者づくりなど地域とNPOがかかえる課題についても率直に語り合いました。




Filed under: 環境再生・まちづくり — aozorafoundation 公開日 2009年2月19日11:20 AM

岡山アセスの現場・訪問記


アセス現場 岡山市御津町虎倉地区 
産業廃棄物処理施設計画の現場を行く

1月17日(土)、岡山市御津町虎倉地区の産業廃棄物処理施設計画の現場へ見学へ行きました。24.5haもの大規模な産業廃棄物の最終処分場が予定されています。

虎倉地区は谷間の小さな集落。ホタルが飛び交う美しい川、大野川も流れています。大野川は岡山三大河川、旭川の源流です。

処理施設には丈夫なシートが張られるので廃棄しても浸透の危険がないというのが事業者側の言い分。未来永劫保障はできるものではないし、運搬するトラックを通すための道路建設による環境破壊も懸念されます。


この山の先の谷が産廃施設計画地

計画地の他にも、既に産業廃棄物の処理場が周辺にはたくさんあります。処理場と言っても、谷へゴミを捨てているだけ。捨てても安全なゴミだと説明されても、心配は尽きません。

見学の後は、虎倉地区の集会場で住民約40人の方と昼食をとりながらの意見交換会。猪汁とおにぎりを準備してくださいました。

このままでは「産廃銀座」となってしまう、何とか未来に美しい環境を残したい・・・住民の方々の思いは切実です。


交流会の第2回 石井亨さんに
わが国最大の不法投棄事件、豊島事件の話を聞く

夜は、岡山開催に向けての実行委員(?)的な交流会の第2回が開催され、10人が集まりました。会場となった「喫茶ラグリマ」のおいしいコーヒーを頂きながらの交流会です。まず他己紹介をしてお互いに打ち解けた後、スペシャルゲストの石井亨さんに「わが国最大の不法投棄事件」豊島事件についてお話をしていただきました。

参加された方は、各地でアセスメントに関する仕事や活動をされている方が多く、それぞれが感じている、アセスの現状や課題について意見を出し合いました。環境教育、国の施策、歴史を伝える必要性、戦略的アセス・・・様々なキーワードが出されましたが、アセスメント講座を通じて学習し、議論を深めていきたいです。




Filed under: 環境アセスメント — aozorafoundation 公開日 2009年1月30日6:41 PM

「市民活動のためのアセスメント講座」岡山開催に向けての実行委員会(?)的な交流会


11月29日、岡山市の喫茶店ラグリマで開かれた「市民活動のためのアセスメント講座」岡山開催に向けての実行委員会(?)的な交流会には、NPOで活動する人、行政関係者、市会議員、環境問題に関心を持つ市民ら11人が参加。

2009年2月、岡山県で初の開催となる「市民活動のための環境アセスメント講座」(環境再生保全機構主催)に向けて交流しました。

ワークショップでは、環境への関心を自己紹介したあと、あおぞら財団の上田から、環境アセスメントとは、身近な環境をマップにする活動紹介などの話題提供。

「こんなマップを作ってみたい」を出し合い交流しました。

ワークショップの感想を紹介します。

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環境アセスの実行委員会的交流会に参加して

「アセスメントの会・・・どんな会なんだろう?」とマリンライナーの中で不安半分、興味半分でしたが、いざ会場に着いてみると和気あいあいとした雰囲気でほっとしました。

自己紹介ではいろいろな立場の方がそれぞれの思いを持って参加されており、まず最初に思ったのは「アセスメントは様々な主体が関わるものなんだなぁ。」ということでした。

続いて行われたワークショップではアセスメントをとても分かり易く、身近に感じることができました。
「アセスメントをテーマにワークショップ」というと難解に聞こえますが、上田さんの進行に参加者の気持ちがどんどん引き出され、多くの意見を聞くことができました。

「アセスメント」は難しくてなかなか理解しずらいもののように思えます。
けれども今回参加して、アセスは私たちが社会生活を営んでいく上で避けては通れないもの、住民参加があって初めて生かされるものだということを痛感しました。
参加者の1人が「アセスメントはみんなが主役」とお話されていましたが、まさにその通りだと思います。(実は勢いで2月の講座に申し込みました!)

まだまだアセスメント初心者ですが、「もっと知りたい」と思える、そんな会に参加できたことに感謝しています。

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Filed under: 環境アセスメント — aozorafoundation 公開日 2008年12月9日5:24 PM

市民活動のための「環境アセスメント講座」


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岡山初開催!
市民活動のための「環境アセスメント講座」
 〜アセスメント制度と市民の役割を考える〜
  2009年2月14日(土)、15日(日)、21日(土)、22日(日)
   ■チラシ(PDF版) http://www.erca.go.jp/jfge/col/pdf/assh20_o.pdf
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 環境アセスメント制度とは、道路建設や発電所など大規模開発事業による
環境への影響を事前に調査、予測、評価をするとともに、市民とのコミュニケーションを
通じ、環境保全の観点からよりよい事業計画をつくり上げようとするしくみです。

この講座では、次の6点を大切にしています。
 ①制度のそもそも、市民の役割がわかる
 ②アセスの「いま」がわかる
 ③アセスの「実際」から学ぶ
 ④アセスの「現場」に立つ
 ⑤アセスを「体験」するワークショップ
 ⑥市民団体、NGO・NPO、参加者が元気になる

アセス制度が生まれて10年。市民の制度への理解と参加を広げるための連続講座です。

皆様ぜひご参加下さい。

■スケジュールとプログラム
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2月14日(土)開催 【会場】ピュアリティまきび2階会議室
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講義① 環境アセスメントと市民の役割
 【時間】13:00〜15:00
 【講師】浅野 直人 氏 (福岡大学法学部教授)
 【報告】岡山県生活環境部環境政策課
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講義② 風力発電所計画とアセス
 【時間】15:10〜16:40
 【講師】馬場 健司 氏 (財団法人電力中央研究所社会経済研究所主任研究員)

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2月15日(日)開催 【会場】岡山国際交流センター研修室
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ワークショップ 市民意見の形成
 【時間】13:00〜16:30
 【講師】傘木 宏夫 氏 (NPO地域づくり工房代表理事)

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2月21日(土)開催 【集合・解散】林原モータープール
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現地見学 海から見学アセスの現場
 【時間】集合13:00〜解散17:00
 【案内】みずしま財団

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2月22日(日)開催 【会場】岡山国際交流センター会議室(1)
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講義③ 廃棄物処理場とアセス
 【時間】13:00〜14:30
 【講師】田中 勝 氏 (岡山大学大学院教授、株式会社廃棄物工学研究所代表)
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講義④ 都市再開発とアセス
 【時間】14:40〜16:20
 【講師】梶谷 修 氏 (株式会社ポリテック・エイディディ)

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■受講料 1000円(全回通して)

■定員 30人(定員になり次第、締切)

■対象 NPO・NGO関係者、一般市民、学生、行政、企業関係者など

■問合せ・申込方法
 環瀬戸内海会議 (松本 宣嵩 宛て)
  TEL:090-3638-0187  FAX:086-243-2927
  〒700-0973 岡山市下中野318−114
  Eメール: webmaster@aozora.or.jp

次の事項を、ご連絡下さい。
  (個人に関する情報は、本講座開催の目的以外には使用いたしません。)
〈1〉氏名(ふりがな)
〈2〉住所 〒
〈3〉電話
〈4〉所属(職場、学校名等)
〈5〉参加する日程(原則全回参加。全日参加できる方を優先。)
  *【 】に○印をつけてください。
   ・2/14土 講座①【  】、講座②【  】
   ・2/15日 ワークショップ【  】
   ・2/21土 現地見学
   ・2/22日 講座③【 】、講座④【 】

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■主催 
 独立行政法人 環境再生保全機構 地球環境基金
    http://www.erca.go.jp/jfge/
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■協力 
 みずしま財団 (財団法人 水島地域環境再生財団)
    http://www.mizushima-f.or.jp/ 
環瀬戸内海会議
 あおぞら財団 (財団法人 公害地域再生センター)
    http://www.aozora.or.jp/
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Filed under: 環境アセスメント — aozorafoundation 公開日 2008年11月28日4:02 PM

「エコ・安全ドライブ講習会」を開催しました


10月8日(水)に大阪府トラック総合会館で「エコ・安全ドライブ講習会」を開催しました(主催:河北地域エコドライブ推進研究会)。

講師としてお迎えしたのは堀内武徳氏。大手物流会社で安全管理の業務に長年従事され、安全運転研修所「クレフィール湖東」の専務取締役としても活躍されていた方です。ドライバーが主体となって安全運転に取り組むことによって、事故防止・コスト削減・燃費向上などを達成できるということ、またいかにそういった取り組みを経営者や運行管理者がサポートすべきかということを、データや動画などを用いて非常に具体的に説明して頂きました。講義の構成は次のとおりです。

Ⅰ 企業をとりまく環境の厳しさを読む
Ⅱ エコドライブで収益改善
Ⅲ エコドライブ実践指導ポイント
Ⅳ エコドライブ(安全)ステップアップ計画の策定と目標設定


参加者は運行管理者の方などおよそ40名。日々の業務に直結するお話とあって、熱心に耳を傾けていました。終了後に記入して頂いたアンケートでは、「エコドライブのことだけに限定するのではなく、安全面や運行管理者の管理面とも結びつけて時間かけてわかりやすくお話しして下さったので、すごく勉強になりました」、「エコ運転が、いかに会社および本人らに目に見えぬ相乗効果を出しているのかが、講義の中で解りました」、「ミーティング等、業務に活かしていきます」など、肯定的な感想を多くいただきました。堀尾先生、参加者の皆さま、どうもありがとうございました。




Filed under: エコドライブ — aozorafoundation 公開日 2008年10月15日12:29 PM
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