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ブログカテゴリー » 防災教育・にしよど親子防災部

【防災部】春の陽気の中、防災さんぽ(4/6)

※あおぞら財団は、にしよど親子防災部の事務局をしています。

4月6日に、にしよど親子防災部で防災散歩を行いました。今回の防災散歩はお試しとして親子防災部メンバー中心で行いました。

防災士の大学院生である多田さんに、防災に関して解説してもらいながら、あおぞらビルから矢倉緑地まで2時間歩きました。

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Let’s たださんぽ!

矢倉緑地を目的にしたことは、いくつか理由があります。1つは大災害が起こった時に二次避難として長距離を徒歩で移動する必要が生じる可能性があること、次に、矢倉緑地は室戸台風で水没した田畑を埋め立てた土地で淀川や神崎川が氾濫した場合にも水没しない想定となっていることです(参考:西淀川区ハザードマップ)。

桜並木の中、防災散歩

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淀の大放水路(大雨が降ったときに雨水を一時的に貯め、水害を防いでいます)

海抜0m

海抜0mの表示

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街中は海抜0m以下がほとんどですが、堤防は高い!

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堤防に桜が多いのは、花見で多くの人が訪れて、土手を踏み固めることを効果を狙ったと言われています。

矢倉緑地にあるベンチでお昼ご飯を食べる様子

矢倉緑地でアルファ米のお昼ご飯。あおぞらビルでお湯を入れていきました

天気が良く、桜やお花が咲いている中、防災の視点から街を見て、みんなで楽しく学べました。
今回、お試しでやってみたことで、反省点が見つかったほか、いろんな広がりの可能性も感じました。

にしよど親子防災部facebookページ いいね!をお願いします。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2022年4月20日5:01 PM

【防災部】みてアートにて「にしよどおやこぼうさいかるた展」(11/6-7)

※あおぞら財団はにしよど親子防災部の事務局をしています。

11月6日(土)、7日(日)は「にしよどおやこぼうさいかるた展」として、みてアートに出展しました。
2日間で264人の方が来訪してくださりました。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。

たくさんの方ににしよど親子防災部の活動を知ってもらえるよい機会になったと思います。中には、「学童保育で防災かるたに応募した」「小学校で防災かるたをみた」という人もいて、少しずつ活動が広がっているのを実感できました。
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防災時に役立つパラコードブレスレットワークショップに参加してくれた方は13人。丈夫な長い紐、バックルの笛は必ず役に立つので、普段からカバンなどに身につけておいてもらえたらと思います。編むのにコツをつかむまでは大変なのですが、「こういう作業、楽しい」と言いながら編んでくれる人もいました。

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また、防災クイズには223人が回答が回答してくれました。クイズでは防災で一番大事なものを探してもらいましたが、その答えは「人と人のつながり」です。いざという時にはふだんの人と人とのつながりが大きな力になります。

にしよど親子防災部は、そういうつながりを作る活動をしていきたいと思っています。これを機会ににしよど親子防災部に興味をもった方は、ぜひfacebookやメールなどでお気軽にメッセージをください。

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にしよど親子防災部
facebookページ:https://www.facebook.com/NishiyodoOyakoBousai
事務局 あおぞら財団(担当:谷内)
協力:NPO法人にしよどにこネット、NPO法人西淀川子どもセンター、にしよどおやこ劇場、NPO法人くるる
電話:06-6475-8885
メール::webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2021年11月8日11:48 AM

【防災部】「にしよどおやこぼうさいかるた」のインタビューを受けました

※あおぞら財団はにしよど親子防災部の事務局をしています。

にしよどおやこぼうさいかるたについて、西淀川区のお隣にある此花区のこのはなまちセンさんにインタビューを受けました。
(このはなまちセンとは、此花区の地域活動協議会をはじめとする地域活動の課題解決の支援や区職員が地域支援を行うための支援をするための組織です)

インタビューでは、にしよど親子防災部の活動を始めたきっかけから、にしよどおやこぼうさいかるたを作る経緯などをお話しました。
ぜひお読みください。
楽しく遊びながら「防災」を学ぶ|このはなまちセンのブログ
楽しく遊びながら「防災」を学ぶ|このはなまちセンのブログ

にしよどおやこぼうさいかるたは、作って楽しい、遊ぶのも楽しい、その上に防災について学べる! 伝えることができるという優れものです。
かるたは、西淀川区内の子ども・子育て支援施設や団体には無償で配布しているほか、30セットまで貸し出しもしていますので、事務局のあおぞら財団まで気軽にお問合せください。また、ネットからダウンロードもできますので、是非遊んでみてください。

事務局:あおぞら財団(担当 谷内)
Tel: 06-6475-8885
電子メール:webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)

【インターン】かるたで防災学習会!防災勉強会の参加報告(8/31)

8月31日(火)に淀協友の会姫島支部の防災学習会が行われ、あおぞら財団の谷内が講師として招かれました。参加者は10人(講師等含む)です。
最初に西淀川の災害や災害の基礎知識、生活の中に防災を取り入れるコツについてお話した後、にしよど親子防災部で作成した「にしよどおやこぼうさいかるた」体験とマイかるたづくりを行いました。
一緒に参加したインターン生のレポートです。

—–
インターン生の田中です。
8月31日(火)に、淀協友の会姫島支部の防災学習会に私も参加しました。
西淀川が向き合わなければならない災害問題や、だれでも行うことが出来る災害に向けた対策について学びました。

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学習会の様子。みなさん真剣に話を聞いていました。

学習会では、この数年で日本が数多くの災害に見舞われたこと、地球温暖化によってかつてなかったような大規模な災害が発生していることを学びました。

そのうえで、今後自分たちの地域で災害が発生した際どのように行動するのか、災害は生活の一部にあるものとして日頃から考えていく必要があるものだということを知ることが出来ました。防災については大学で少しばかり勉強する機会があり、多少の知識を持っているつもりでしたが、今回の話を聞いて、防災に関する知識を得るだけではなく実際にアウトプットして、自分の住んでいる地域に照らし合わせていく必要があると痛感しました…!

また、「にしよどおやこぼうさいかるた」で実際に遊んでみたり、自分でかるたを作ったりすることによって、今まで知らなかった防災に関する知識を楽しく学ぶことが出来ました。
「楽しく学ぶ」ことによって普段防災にあまり関心がない方でも、防災を身近なものとして捉えることができるのではないでしょうか。

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にしよどおやこぼうさいかるたで遊んでいる様子。皆さん楽しく遊んでいました!

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私もひとつ作ってみました!絵が上手くないのは目をつぶってください…!

新型コロナウイルスの感染が拡大している日本において、今までのような災害対策、避難所生活が通用しなくなってきています。災害時にすぐ避難所に行くのではなく、家で安全確保ができる場合は在宅避難を検討するということを学びました。
そして、次に来る災害に向けて一度家庭内で話し合いを行い、地域でどのような災害が起こり得るのかということや、災害時にどのように連絡を取り合うのかといったことを決める必要があると感じました。
(記・あおぞら財団インターン生 田中)

参考

「にしよどおやこぼうさいかるた」はにしよど親子防災部が作成したものです。
子ども・子育て支援施設などには無償で配布をしているほか、30セットまでは貸し出しをしています。子どもだけでなく大人も楽しく防災を学べますので、あおぞら財団までお気軽にお声がけください。
こちら↓のページからダウンロードできます。
https://aozora.or.jp/archives/36301

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,インターン生,防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2021年9月3日2:59 PM

【防災部】ポリ袋を使った防災クッキング!

※あおぞら財団はにしよど親子防災部の事務局をしています。

あおぞら財団に研究のために見学に来ている王子常さん(龍谷大学大学院)が、にしよど親子防災部の防災クッキングに参加し、その報告を書いてくれました。
王さんによると、中国では、個人で行う防災活動はあまり活発ではなく、防災は国が行うべきものという意識が強いそうです。王さんは今回の防災クッキングをとても興味深く感じてくれたようです。

—-
2021.08.05(木)、相変わらず平和かつ賑やかな日に、災害など非常時でも温かい料理を食べられるようにするために、あおぞらイコバで防災クッキングが行われました。新型コロナ感染症の非常事態宣言が発令されたため、今回の防災クッキングはZOOMを通して開催することになりました。あおぞらイコバの現場にいる5人のほか、にしよど親子防災部+αの9人はZOOMの向こうで参加してもらいました。
今回の講師は、防災料理の達人であり、あべの親子防災部の益田紗希子親子です。益田さんは自分が作った防災レシピやコツをシェアしてくださり、防災料理を一緒に作りました。

防災クッキング講師の益田さん親子

講師の益田さん親子。zoomを使って防災クッキング勉強会をしました!

まずは料理する必要な道具、カセットコンロ、ポリ袋及び深い鍋を紹介してくれました。特に、食品を入れるポリ袋は、長時間ゆでるに堪えられる高密度ポリエチレン袋でなければならないと、益田さんが注意してくれました。

防災クッキングの準備物

防災クッキングの準備物。アイラップは耐熱性のポリ袋です。

ポリ袋に入れたお米と水

ポリ袋にお米と水を入れます。空気を入れないようにして、袋をねじって結ぶのが上手に作るコツです。

 

お米を水に30分浸透させる間、潰した寒天とジュースを一緒に耐熱袋でゆでました。災害時には野菜がうまくとれないので、胃腸の状態が良くない可能性が高い。寒天は便秘改善の効果があり、寒天ジュースゼリーは胃腸に良いものと、益田さんが紹介してくれました。今回は固形の寒天を使いましたが、粒状になっているものを使えばもっと簡単に溶けるとのことです。

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手前にあるのが寒天ジュースゼリー。ガスボンベ1本の燃焼時間は強火で約1時間だそうです。

寒天ジュースゼリーの準備ができたら、コップに入れて凝固を待つだけ。お米をお鍋に入れ、次は食事の主役、野菜ミックスカレーの番です。冷凍野菜ミックス、ツナ缶およびカレーのかたまりを一緒に袋に入れて、空気を抜いたら、一生懸命シェークするのが上手に作るコツです。うまく混ざったらゆでます。その後、益田さんの娘さんのこまっすーさんが区役所HPで記載されるガスボンベの廃棄方法を読み上げてくれました。各自治体によって廃棄方法は違いますが、穴をあけずに透明・半透明袋に入れる廃棄するのは共通かもしれません。

ポリ袋に入れたご飯とカレーの材料をお湯をはった鍋にいれます

お鍋の底にはアルミホイルを敷き、その上にポリ袋に入れたお米とカレーを置いて茹でていきます

 

30分弱火で湯煎すると、ご飯と料理ができました。現代的なキッチンで作られた料理と比べればやや不足しているように感じますが、災害で電気、ガスや水の供給不足の状況を想像して、このような温かい料理を食べられるのは、体にのみならず精神にも安らげることではないでしょうか。

ポリ袋カレー

ポリ袋カレーができました!

 

経済や技術の発展とともに、我々の生活は想像以上豊かになりました。その技術がもたらした便利を享受する一方、地球温暖化など近現代技術によって顕在化した環境問題を直面しなければなりません。地球温暖化が起こした気候変動の影響で、台風や豪雨の頻度は昔より高まりました。このような背景で、防災に関する事業はさらに重視しないといけません。

自分は自分の命をちゃんと守ったら、大切な人を守ることができます。これが防災クッキングの核だと思いました。

王子常さん(龍谷大学大学院)

関連ページ
ミラクルウィッシュ:今回の講師の益田紗希子が代表を務めています。
youtube ミラクルウィッシュ:ポリ袋クッキングをはじめたくさんの防災動画が掲載されています。
cookpad あべの親子防災部のキッチン:たくさんのポリ袋クッキングレシピが掲載。益田さんのおすすめは「西京焼き」とのこと。にしよど親子防災部のメンバーも家で試しています。

※この活動は公益財団法人JR西日本あんしん社会財団の助成でおこなっています。

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