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ブログカテゴリー » 西淀川公害がわかる資料集をつくろう

福島区患者会資料の受入(9/28)

9/19、福島区公害患者と家族の会の事務所閉鎖にともないいただいた資料を、9/28に整理しました。機関誌「あおぞら」や総会の議案書などを中心に、福島区患者会が長年活動してきたことを示す様々な資料が多く含まれていました。中には各種運動のときに使ったと思われる鉢巻なども見受けられました。(是澤)

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エコミューズ所蔵資料の勉強会(9/21)

9月21日に、資料集作成のための勉強会が開催されました。今回取り上げられたのは、井上善雄弁護士資料から、「公害対策委員会事務引継書(資料番号:201-006)」、「〔昭和四九年公害対策委員会〕会議録(資料番号:201-046)」、「西淀川問題小委員会議事録(資料番号:201-085)」です。

西淀川公害についての訴えを起こす前に、青年法律家協会や大阪弁護士会などが、「西淀川公害訴訟には何が必要か」を検討していたことが分かる資料で、弁護団側が裁判に向けて持っていた認識や法廷での戦い方の構想を読み解くことが出来ます。特に、四日市公害裁判で取り上げられた「共同不法行為」の概念について詳細な検討が重ねられていたことは、弁護団の当初の狙いを示すものであるといえます。(是澤)

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エコミューズ所蔵資料の勉強会(8/17)

8月17日に、資料集作成のための勉強会が開催されました。今回取り上げられたのは、西淀川公害訴訟弁護団資料から、「西淀川公害被害者実態調査(個人)報告(資料番号:208-911)」、「症例 (担当)早川・牧・黒岩 (Aさん)(資料番号:208-182)」、「原告調査・陳述書作成の手引き(資料番号:208-2378)」「原告家庭訪問カード(資料番号:208-36)」です。

一つ目の資料は5月22日の勉強会でも検討しましたが、今回は、弁護士によってどのように原告の被害実態の調査が行われたのか、という観点から資料を見ていきました。公害被害者と共に戦った弁護団が、裁判に向けてどのような準備をしていたのか、という点もまた、裁判についての理解を深めるために重要な問題点だと感じられました。(是澤)

 

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【動画】公害資料館バザール:あおぞら財団付属 西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)

あおぞら財団では「公害資料館ネットワーク」という、各地で実践されている「公害を伝える」取り組みを共有したり、情報発信したりする活動に参加しています。

そのネットワークの事業として、2022年度に「公害資料館バザール」という企画で当財団付属の西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)の紹介動画が制作されました。

同企画は全国にある公害資料館の魅力を伝えることを目的としてます。

制作にあたっては、同ネットワーク幹事の清水万由子氏、事務局の白神加奈子氏が取材や撮影・編集を行いました。おかげさまで、館の設立経緯、所蔵資料の紹介、研修の受入、現在取り組んでいる資料集づくりのことなど、盛りだくさんの内容に仕上げていただきました。
どうぞご覧いただければ幸いです。
動画は短いバージョンと長いバージョンがあります。

ショートバージョン(約14分)

ロングバージョン(約32分)

公害資料館ネットワークでの投稿
https://kougai.info/news/1178

エコミューズ所蔵資料の勉強会(5/22)

5月22日に資料集作成のための勉強会が開催されました。今回は、西淀川公害訴訟弁護団資料から「西淀川公害被害者実態調査(個人)報告」および「西淀川の公害被害―実態調査活動を終えて―」を取り上げました。本資料には、ケースワーカーによる公害被害者個人のライフヒストリー・現在置かれている状況・被害者が感じた公害状況の聞きとりなどがまとめられていました。また、調査の目的の記載もありました。本資料を出発点に裁判までの被害患者の意識がどのように変わっていったかを見ていく必要があるとの意見が出され、今後の資料集掲載に向けて、更に検討を深めて行かなければならないことがわかりました。

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