08年12月26日「まちのお医者さんになろう2008 空気の汚れを調べてみよう!」をエルモ西淀川で行いました。毎年恒例となったイベントです。
西淀川区内の子どもたちへ参加をよびかけたところ、子ども67人、学童保育所やガールスカウトの指導者10人、スタッフ5人と、今年もたくさんの人が集まってくれました。
今年は、西淀川公害の患者、岡崎久女さんに語り部をしてもらいました。
ぜん息の苦しい体験や、未来のために青い空をつくりつなげていくことへの思いなどを
語る岡崎さんの話に、みな真剣に耳を傾けていました。
測定や運営は、大学生や西淀川高校のECC(エコ・コミュニケーションクラブ)の生徒が手伝ってくれました。
スタッフの大学生のお兄さんに試薬を入れてもらっています。
測定結果を大きな西淀川区の地図にはります。
今年の結果は、60ppb以上の環境基準値をオーバーしているところは
西淀川区内の測定箇所にはありませんでしたが、40〜60ppbの環境基準値ゾーン内の箇所は7箇所ありました。
まだまだ注意が必要です。
参加した子どもたちの感想を読むと、一番感想に多かったのは公害患者の岡崎久女さんの話に対する感想です。
岡崎さんの訴えにより、空気の汚れ調べの意味が子どもたちにしっかり届いたようです。
■参加者の感想(一部)
・岡崎さんがそんなめにあっていたとは思いませんでした。今からでもいいから、空気をきれいにしようと思いました。岡崎さんが元気になるのをねがっています。(大和田小、4年、女子)
・たくさんの人がしんでしまってかわいそうでした。おかざきさんの子どもがびょうきになってかわいそうでした。(つか本小、1年、女子)
・いろいろなばしょの空気がしらべれておもしろかったです。おかざきさんの話しをきいてかわいそうでした。(野里小、2年、女子)
・どうろの近くはくうきがきたないことがわかった(みて島小、4年、男子)