平成25年2月3日(日)、佃会館1階の座敷にて、エコでつながる西淀川 まとめの報告会を開催しました。トヨタ財団の2カ年の助成(2010年度地域社会プログラム活動助成)をうけ、とりくんできたことのふりかえりと、今後についてみんなで語ろうというものです。地域の方や関連団体、高校生など27名が参加しました。
■開会
■佃南小廃油回収ポスターコンテスト 入賞作品決定
■やってきたこと ふりかえり
■今後やってみたいこと
■開会
はじめに、事務局のあおぞら財団の小平から本日の流れの説明があり、続いて佃連合振興町会の平田会長より乾杯の挨拶がありました。
本日の昼食は十三にあるカフェスロー大阪さんのバイキングです(カフェスロー大阪でも廃油回収をしています)。お肉を使っていない大豆ミートボールや自家製みそ入りおにぎりが並びます。
■佃南小廃油回収ポスターコンテスト 入賞作品決定
食事の合間に、佃南小学校の5、6年生が描いた、廃油回収啓発ポスターにポストイットで投票しました(ブログのリンクはこちら→5年生、6年生)。そしてみんなで投票した票数を参考に、入賞作品を決めました。入賞作品は、図書館で展示します。またこのブログでも後日、改めて紹介しますので、お楽しみに。
■やってきたこと ふりかえり
各団体からさまざまな発表がありました。
はじめに、ガールスカウト大阪26団の子どもたちが、廃油回収の紙芝居を発表しました。紙芝居は今までも別の機会に披露してきましたが、とてもよくできているので、今後もっと披露する機会が増えるといいなぁと思いました。
次に、西淀川高校からは先生2人と生徒3人から、パワーポイントを使っての報告がありました。西淀川高校では「環境」という必修科目があり、西淀川大気汚染公害を軸に地域の課題やそれに向けての地域の努力や生き方を通じて環境を多面的に学ぶようにしています。
今回報告をしてくれたエコ・コミュニケーションクラブの生徒たちは、毎朝学校の掃除をしていますす。早朝の清掃活動に参加する為に、毎朝5時に起きている子もいて、頭が下がります。ユネスコスクールへも加入し、1月には日中韓の高校生による国際会議に参加した様子の報告もありました。
そしてあおぞら財団から、パワーポイントを使って2011年度と2012年度の活動をふりかえりました。
2009年は7月~12月の半年分ですが、年々回収量が増加していることがわかります。佃連合振興町会の回収率は昨年10%だったのが16%に伸びています。
また回収量が多い回収拠点10箇所をランキング形式で発表しました。
西淀川高校とプラザ歌島(マンション)の400ℓ超えもさることながら、佃連合振興町会環境衛生部副部長の阿南さん宅の800ℓは群を抜いていますね!阿南さんの日頃のまめな活動の賜物だと思います。
■今後やってみたいこと
続けてあおぞら財団より、配布資料に基づきながら今後の活動について説明しました。今後の体制としては、今参加している地域や団体に加えて、西淀川区役所や大阪市環境局、地域活動協議会、商店会や小中学校、回収・リサイクル事業者を巻き込みながら、次の3つの活動を重点的に行っていこうと思います。
①廃油回収推進チーム
②菜の花でまちづくりチーム
③廃油キャンドルナイト実行委員会
最後の感想・意見交換の場では、「参加の幅を広げるため、お互いの年間行事予定をあらかじめ教え合う場ができれば」「区役所がより地域(連合)に働きかけてくれれば、各連合もエコ部署を設けるなどして、より地域の学校や団体と共催しやすくなる」などの意見がありました。
今後もみなさんと一緒に考えながら、エコでつながる西淀川の活動を広げていければと思います。
平田