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佃コーポまつりで廃油回収PR
6/22夏至・廃油キャンドルナイトを開催しました
6月22日(金)にあおぞらイコバにて夏至の廃油キャンドルナイトを開催しました。
参加者・来場者は38人でした。
その他にもイベントの様子を道路からのぞく子どもや、仕事帰りの方も多く見られました。
学生実行委員会が企画したもので、今回は16時から使用する廃油キャンドルを作り、19時から点灯という流れでした。
16時からの廃油キャンドルづくりには、西淀川で家庭から出る廃油を回収している浜田化学さんや、学校給食の調理を行っていて、廃油キャンドルづくりに興味を持ってくれている魚国総本社さん(西淀川に会社があります)、たまたま通りかかった地域の人も参加しました。
多くの方から使用するビンを提供いただき、今回は200個のキャンドルを作成しました。
ご協力いただいたみなさまに御礼申し上げます。
会場設営を終え、19時に点灯。夏至で外がまだ明るかったものの、キャンドルが灯り、きれいでした。
今回大阪市立大のボランティアサークルがフェアトレードのアクセサリーの販売ブースを出展してくれました。下の写真は商品について説明をする様子。
西淀川高校美術部の生徒さんの作品の展示も行いました。
キャンドルナイト学生実行委員会の活動紹介を行い、その後西淀川在住のアーティスト、ユメコロモさんによるアコースティックライブ。キャンドルを見ながら、ゆったりとした時間が流れました。
学生実行委員会からは、冬至に毎年行っているキャンドルナイトでは地域の人に来てもらえるように、企画、広報を工夫したいという声も出ました。
今後の活動が楽しみです。
記:相澤
優雅な暮らし!?廃食油で走るイイから号のいとけんさん
廃油回収拠点のあおぞら財団には、未開封の天ぷら油も集まります。
お歳暮などでもらったものの使わないうちに賞味期限が切れてしまったものがほとんどです。
未開封のものは、とっておき、イイから号の運転手、伊藤賢一郎さんに渡しています。
6/20(水)いとけんさんがあおぞら財団に立ち寄りました。一番右が伊藤さんです。
この日はざっと35リットル以上!です。
使用済みの油でも走るのですが、濾す手間がないため未使用の廃油は喜ばれます。
たまたま、22日(金)に行われる廃油キャンドルナイトの準備で西淀川高校生(6人)や大学生(1人)の実行委員のメンバーが来ていたので伊藤さんに車の説明をしてもらいました。
廃油で走る車の仕組み、伊藤さんのキャンピングカーでの生活にみんな興味津々。
伊藤さんの廃油キャンドルも見せてもらいました。
景色が良い所に車をとめワインをのみながら夕日を眺める、夜は廃油キャンドルを炊いて「やまとかたり」を朗詠、なんとも優雅な生活です。
手作りの大人の飲み物も頂きました。ありがとうございます。
ちなみに伊藤さんの服、ずぼんはいらない布で縫った手作りとか。なんでもつくってすごいです。
伊藤さんのご自宅は神奈川県ですが、今日は六甲にいるとのことです。
伊藤さん、道中お気をつけて。
*伊藤さんブログはこちら
小平
西淀川高校の菜の花プロジェクトが紹介されました(6/2毎日新聞)
6月2日(金)に、西淀川高校ですすめる菜の花プロジェクトが紹介されました。
西淀川公害の授業などについても書かれています。
◆以下、毎日新聞記事より転載(詳しくはこちら)====================
まなびやの宝:府立西淀川高校 菜の花プロジェクト /大阪
毎日新聞 2012年06月02日 地方版
◇資源循環の仕組み体験
大気汚染や水質汚濁など、かつて「日本一の公害地域」と呼ばれた大阪市西淀川区。そんな区内にある府立西淀川高校(重田明彦校長)では、環境に対する意識を高めようと、07年度から「菜の花プロジェクト」を実施している。
校内で菜の花を栽培し、地域から回収した廃食油でバイオディーゼル燃料(BDF)を作るなど、資源循環の仕組みを実体験を通して学んでいる。
同校では公害訴訟を踏まえ、90年代から社会科で大気汚染を中心とした公害問題を学習してきた。それらをベースに、05年度からは3年生必修の独自科目「環境」を新設。区内の大気汚染状況を調べるマップ作り、西淀川公害病の患者からの聞き取りを通して自分の生き方を考える「私の環境宣言」作りなどを行っている。
その中の一つとして生まれたのが、菜の花プロジェクトだ。「大気汚染で苦しんだ地域から明るいイメージを発信したい」。府教委からBDFの精製機や肥料の購入費などの助成を受け、校内の荒れ地を耕して菜の花栽培をスタート。廃食油からBDFを精製し、実際に発電機を動かして綿菓子を作るなど効果を体験してきた。
現在はBDF精製はしていないが、地域と連携して廃食油を回収し、ハンドソープの原料などに充てている。
08年には「授業以外でも活動したい」との声が上がり、同好会が発足。積極的に地域のイベントなどに参加して活動をPRしている。担当する辻幸二郎教諭は「自分自身が行動することで地域とつながり、社会とかかわることの大切さを学んでほしい」と期待している。【三上健太郎】
被災地で活躍!遠野NPOに寄贈したBDF車『あおぞら号』
◆皆様の寄付で被災地に送った『あおぞら号』の活躍◆
利用回数 177回
利用人数 526人
走行距離 11,146km
(2011.5~2012.4)
●被災地でのボランティアの送迎
●見学者の案内
●避難所や仮設に住む被災者を、休息できる施設(地域センターなど)へ送迎
●物資の運搬
等に使われています。
『あおぞら号』の購入代、100万円を集めています。
1年間で614752円(2012.4末現在)の寄付を頂きました。残りは、約40万円です。
引き続き、寄付へのご協力をお願いします。
◆寄付のお願い◆
引き続き、寄付を集めています。被災地支援に使われているBDF車の購入代金に充てます。
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あおぞら財団では2011年4月、被災地で何ができるか探るため訪問しました。
その時に『遠野・山・里暮らしネットワーク』の菊池新一マネージャー(写真右)より、「人を運ぶための車が早急に必要、BDFか廃油で動くワゴンがよい」ということで、寄贈を決めました。
BDFでも走ることができる中古ワゴンを購入、2011年5月に購入先の千葉から遠野まで、藤江事務局長が運転して届けました。
*ブログ 岩手訪問第二弾「車を届けるの巻」その一 その二
寄贈後、購入代100万円の寄付を募り、614,752円の寄付(2012年4月末現在)を頂いています。ありがとうございます。
「遠野・山・里暮らしネットワーク」はもともとは遠野のグリーンツーリズムをすすめるNPOです。
震災直後より「隣の火事をほおっておくわけにはいかない」とのことで、津波で被害を受けた沿岸部の被災地支援をすすめています。
仮設に住む被災者を、休息してもらうために遠野の地域センターや民家へ送迎したり、ボランティアさんを送迎するなどに使われています。
あおぞら号を運転する遠野・山・里暮らしネットワークの田村さん。
田村さんにはあおぞら財団機関紙りべらに、1年間、遠野からの被災地支援について連載をして頂きました。ありがとうございます。
あおぞら号は、バイオディーゼル(BDF)燃料で動いています。
同じ遠野市内にある『社会福祉法人 睦会』が運営する障害者支援施設でつくられたものです。
つくったBDFは一般に販売されており、燃料不足になった震災直後は問い合わせも多かったそうです。
被災地支援をする車を優先に供給したとのことです。
先日(2012.5)、ツアーの下見で被災地を訪問しました。その時、津波を受けたの被災地の方の「防災や環境を考えるまちとして復興したい!」という前向きなお話にとても勇気をもらいました。
このBDF車「あおぞら号」も、『環境と防災を考えるまちの復興』の一つとして、活躍することを、願っています。
◆寄付のお願い◆
引き続き、寄付を集めています。被災地支援に使われているBDF車の購入代金に充てます。
(小平)