あおぞら財団 財団ブログ
公害の歴史Q&A あおぞらイコバ
公害を伝えるための資料整理寄附募集
屋上広告募集
りべら広告募集
Don't go back to the 石炭

    キーワード検索

    アーカイブ

    カテゴリー

    最近の投稿

    最近のコメント

ブログカテゴリー » 環境学習

全国一斉ガン・カモ調査 今年も矢倉で実施しました。


全国一斉ガン・カモ調査 今年も矢倉でも実施しました。

日時:2009年1月16日(土)9:30-12:00
場所:矢倉海岸・神崎川沿い

全国一斉に行なわれている「ガン・カモ調査」が矢倉でも行なわれました。
参加者は、5名(うち、野鳥の会メンバーの方4名)
風が少なく、比較的暖かな中、福駅→矢倉海岸まで行ってきました。


矢倉海岸・神崎川沿いに出て、鳥をカウントしました。
私(藤江)はカウンターは持参しましたが、全く役に立ちませんでした。

【調査結果()内は昨年調査より】
◎カモ 計2432(4758)
・ホシハジロ  :2263(1920)
・スズガモ   :83(2736)
・オナガガモ  :37(45)
・ヒドリガモ  :26(31)
・キンクロハジロ:13(16)
・オカヨシガモ :8(6)
・ホオジロガモ :2(4)

◎その他
・カワウ    :2(10)

調査日の天気・気温・風の影響、船が通ったりすると数も大きく変動するそうで、
関西地域・日本全体で比較しながら、傾向を読み解くそうです。
後日、日本全体で取りまとめられた数が発表されると思います。


隣のグラウンドで野球練習している子達がボール探し?ゴミ拾い?に来てました。


捨てられた冷蔵庫。ワザワザここまで捨てに来た?ヒドイ話です。

参加された皆様、おつかれさまでした。

次回は2月6日(土)に開催されます(9:30福駅集合)

あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら

日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら

記:あおぞら財団・藤江




Filed under: 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2010年1月25日3:19 PM

エコ部読売新聞掲載


西淀川高校エコ・コミュニケーションクラブ
菜の花プロジェクトが読売新聞に取り上げられました

 1月19日火曜日の読売新聞朝刊に、西淀川高校エコ・コミュニケーションクラブの活動が掲載されました。記事はこちらからどうぞ(http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20100119-OYT8T00087.htm

 主題は「高校生の願い 路線バス採用」と題され、2007年より「菜の花プロジェクト」が始まったこと。エコ部が中心になって、校内で菜の花を育てていること。地域のイベントでBDFを使って発電機を回し、綿菓子を作る活動をしていることなどが記載され、西淀川高校の活躍が紹介されています。

 また、淀中学校、あおぞら財団、大阪経済大学など、西淀川ESDと力を合わせて、廃食用油700リットルの回収に成功したことが述べられ、精製された700リットルのBDFを阪急バスが、現在運行中のBDF専用バスに利用することが紹介されています。

 最後はエコ・コミュニケーションクラブ部長である前田君のコメントで締められています。「油を捨てるのはもったいないし、環境にも悪い。地域でそう訴えてきたおかげで多くの油が集まり、バスを動かすことができた」

エコ部の皆さん取材お疲れさまです。

森井 隆二
あおぞら財団スタッフ




Filed under: 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2010年1月21日3:19 PM

第8回 緑陰道路サロン


元庄屋さん宅に残る「中島大水道の古文書」から
◆日時:2月14日(日)
    10時00分〜12時00分ごろ
◆場所:あおぞら財団会議室
    〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1‐1‐1あおぞらビル3階
                   (JR東西線 御幣島駅11番出口すぐ)

◆講師:小田康徳氏(大阪電気通信大学教授/西淀川・公害と環境資料館 エコミューズ館長)
     「一柳家の古文書 解読と解説」 
◆参加者の自由な交流
 「これからの緑道サロンの展開」 

◆参加費 500円(資料代)

*終了後、喫茶サザンカで昼食会*
<人気のランチ680円 料金別>

◆申し込み方法
  ①お名前、②電話番号を、事前に事務局の「あおぞら財団」までご連絡下さい。
  TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885

◆主催
 緑陰道路サロン(旧大野川緑陰道路の教材づくり研究会)

◆申し込み・問い合わせ 
 事務局:(財)公害地域再生センター(あおぞら財団)
 TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885 
 webmaster@aozora.or.jp
 〒555-0013大阪市西淀川区千舟1‐1‐1あおぞらビル4階




Filed under: 中島水道サロン(事務局) — aozorafoundation 公開日 2010年1月18日5:00 PM

空気の汚れ調べ


あおぞら財団インターン実習生 兵庫県立大学3回生 井上 紗希

2009年12月26日(土)、西淀川区民会館で空気の汚れ調べを開催し、こども30人、指導者や保護者11人、スタッフ9人、合計50人が参加しました。


空気の汚れしらべでは、大気の汚染の一因にもなっている
二酸化窒素の量を測定します。
こどもたちに前もって二酸化窒素を吸収するカプセルを配布し、家や学校などに24時間設置してもらいました。
前日にあおぞら財団で、カプセルの中にザルツマン試薬(二酸化窒素に反応して、液の色が変わる)を入れて、デジタルアナライザーという機械で、二酸化窒素の濃度を測定しまし、空気の汚れ調べの日にこどもたちに結果を報告しました。
当日、子どもたちにも手伝ってもらいながら、作業は進めました。


朝から会場の準備をしてくれ、受付を担当してくれたガールスカウトのみんな。
いるか学童の子たちがおりがみで会場の飾りつけをしてくれました。


みんなが集まり、まずはあおぞら財団のサンタさんのお話を聞きつつ、プレゼントをもらいました。
そして西淀川公害患者と家族の会 事務局長の永野 千代子さんから、以前の西淀川地区の様子、病気の症状などを聞ました。永野さんの左腕にはぜんそくの治療で打った注射針の穴がいくつも開いていて、それを見せてもらいに子どもたちが集まっています。
永野さんの辛さ、大変さを子ども達は感じ取ったのでしょうか、みんな話しを聞く顔が真剣でした。

次に、実際にカプセルで測定した結果ごとにシールで色分けし、そのシールを西淀川区の地図に子ども達の手で貼り付けていってもらいました。
シールは青が数値20ppb以下でめちゃめちゃキレイ
緑は数値が20〜40ppbで普通(環境基準値以下)
黄は数値が40〜60ppbでまだまだ注意(環境基準値内)
赤は数値が60ppb以上で汚れている(環境基準オーバー)
で色分けしています。
みんな、ここ私の家〜!など言いながら、わいわい楽しみながら作業をしてくれました。

結果としては、今回は赤と黄のシールはなく、緑69個、青28個でした。
危険信号である、赤・黄が1つもなかったというのは驚きでした。
ちなみに去年は赤・黄のシールが10個ほどあったので、去年の結果と比べると数値は良かったです。


結果をうけて、次に未来の地球さんへということで子どもたちに手紙を書いてもらいました。何を書けばいいのか悩みに悩んで書いてくれました。

「未来のみて島のくうきはきれいになっていますように」 御幣島小学校6年
「空気をもっときれいにして、みんながもっと病気にならないようにしたい」 
                                  野里小学校 3年
「みんなが病気にならないように、がんばりたいです」 佃西小学校 2年
空気をきれいにしたいと願いをこめてくれたり、

「なるべく歩いて買い物にいく!」 あおぞらグループ
「自転車やバスを使ってお出かけをする」 佃小学校 3年
など、決意を表してくれた子もいました。


そして、5グループに分かれ、1人1人の手紙を大きなはがきに貼り付け、グループごとにまとめてもらい、最後に子どもたち自身で、みんなに向けて感じたことを発表してもらいました。

この日を機会に、空気をきれいにすること、環境に興味をもってくれたらいいなと思いました。
子どもの元気さにとても癒された1日でした。




Filed under: インターン生,にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 3:13 PM

紙芝居づくり


紙芝居づくりワークショップ

 12月26日、あおぞら財団で紙芝居をつくるためのワークショップが開かれました。
 西淀川ESDの取り組みをたくさんの人に知ってもらうために、小さな子どもから大人まで、誰もが分かりやすく勉強できる教材として、紙芝居を制作することが目的です。
 テーマは、「子どもたちの自然な声をそのままに」。
 当日は、小学生、中学生、高校生、大学生がそれぞれ約5人から7人ほど集まってくれ、それを見守る大人達も含め、35人ほど集まってくれました。

               会場いっぱいに人が集まってくれました
 まず、紙芝居とはどういったものなのか、読み聞かせサークルの、うくもりさんに実演してもらいます。
 やはり、実際に読んで聞かせてもらうと、広告や活字を目にするだけでは伝わらない、大切なこと、一番伝えたいことが、すんなり入ってくる不思議な感覚を覚えました。
                  紙芝居の読み聞かせ
 さあ、さっそくワークショップに入りたいところですが、初めて会った年齢がばらばらな子どもたちは緊張してしまっています。まずは仲良くゲームで楽しんでもらい、緊張をほぐしてもらいましょう。
 大学生が用意してくれていたゲームで会場中がワイワイ賑やかになりました。

 お互いに打ち解けあえたところでワークショップ開始です。
 それぞれのテーブルに、小中高大と均等に座ってもらい、身の回りの環境で気になっていることや、ESDでの取り組みについて、また、自分たちにできることや、将来どんな未来であってほしいかなど、ひとりひとりに意見を書き出してもらい、みんなで話し合いました。




 長時間の話し合いとなってしまいましたが、途中、ケーキを食べてリラックスしてもらうなどの工夫により、みんな最後まで頑張ってくれました。

 最後に、テーブルごとにまとめたことを発表してもらいました。
 本当にたくさんの意見を出してくれました。最も身近なゴミの問題、公害問題、環境破壊による動植物の減少、温暖化に対するエネルギー問題など、世代によって関心の高い環境問題に幅があるようです。




                 簡単なオリジナルストーリーを披露
 今後、子どもたちの発表をもとに、脚本担当の米田先生(西淀川高校)、イラスト担当の増田さん(菜の子ちゃんデザイン)を交え、ESDのメンバーが紙芝居の全体像を構成していきます。

米田先生                             増田さん
 

 子どもたちの自然な声をいっぱい吸収した素敵な紙芝居ができることでしょう。
 完成は、来年2月頃を予定しています。お楽しみに。

あおぞら財団スタッフ
森井 隆二




Filed under: 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2010年1月14日12:00 PM
« 次のページ前のページ »